少し前になりますが、札幌へ、ミシュランが認めた味を
堪能してきました。
世界的にすごいと言われた、3人のシェフの共演という事で
知り合いの方に予約をして貰ったんだよね。
値段的にも、共演的にも、今後まずないと言われてるので、
少しドキドキしてたよ。
場所は、札幌のピエトラ･セレーナ
普段は教会式の結婚式場になってる場所に、この日だけ
特別集合。
結婚式以外でこんな場所行かないもんな
たま～～の贅沢も、こういう時のためにとっておけばいい。
さて、どんな料理が出るのかめちゃくちゃ楽しみ！！
この3人の共演。
京都 祇園にあるレストラン『よねむら』のオーナーシェフの米村 昌泰氏
パリ中心部マドレーヌ寺院そばにある『サンドランス』のシェフ
ジェローム・バンクテル氏
オーナーであるアラン・サンドランス氏は
28年間維持し続けたミシュラン3つ星を2005年春
自ら返上するという大胆かつ斬新な改革をしたらしい。
以前より両のシェフと交流のあった『ピエトラ･セレーナ』
グランシェフ征矢正浩氏の呼びかけによりこの夢のような共演が
実現するに至りました
ウエルカムドリンクも綺麗
結婚式で入場を待ってる時の感じがするよ。
ワインと、オーガニックジュース
ワインの方は、正直味は、良くわからなかったけど、ピンクの
ジュースは、酸味があって、アセロラジュースのきつくないの
みたいな感じで、美味しかったよ
ロウソクの炎上がってるけどオブジェじゃない。
これも、ひとつひとつ食べられる。
お菓子になってて、チーズを焼いたもの。
少し苦味があって、大人の味って感じがしたな。
この方々もやや緊張気味
小滝さんと、富川さんと、一緒に行ったんだけど、いつもの表情は
みせず、やや緊張気味。
おふざけして、ガヤガヤやる雰囲気も、最初はなかったな。
このセットはもろ結婚式
フランス料理なんてまず食べにいかないもの。
このセットをみるのは、友人の結婚式くらいなもんだ。
やや背筋がビシッっとなるよね。
お二人からのメッセージ。
スマホからアップにすると読めるので、もし読みたい方は読んでみて！
簡単に言うと、ようこそ・・・・お楽しみくださいって。
席についてまず最初のシャンパン。
ワインの味はどれがいいか悪いかはよく分からない。
美味しく感じるか感じないか、その料理と一緒にいただいて、
合うか合わないかくらい。
最初は、シャンパンだから、これは普通に美味しいね。
シャンパンとスパークリングは違うものだって、小滝さんが
30分説明してくれた。
2分聞いた。
今日のワインリストです。
ワイン好きの方、お～～あれが出たのかぁと、感心してください。
ワイン分から無い方、ほほぅあれが出たのかぁと、口に出して
あたかも知ってるふりをしてください。
私は、勿論、後者です。
うにとコーヒーのエスプーマ
エスプーマ（ESPUMA）とは、スペインの料理店「エル・ブジ」の
料理長フェラン・アドリア によって開発された料理。またはその調理法を
言うらしい。
ムースと、泡と間くらいのものかな。
これがメチャクチャうまいっ！！
まず、コーヒーとうにを一緒にする発想が凄い。
そして、それがまた、エスプーマと、一緒になることで、
双方の味を最高に引き出して、更に口の中で調和するんだ。
これは、今まで食べたことなく、感動したね。
いやぁ、華から度肝抜かされた。
毛蟹ミョウガの冷製パスタ
トマトとクレソンと柚子こしょう和え
十勝産マッシュの昆布締めと一緒に
次に出たこれがまた驚いたんだよね。
マッシュルームは噛んでると、ほんのりコブの味がしみ出てくるの。
で、それがメインのパスタの味を引き出してくれんだ。
このポスタは参った。
冷製でしょ、毛蟹でしょ、それにミョウガでしょ・・・なんて気持ちで
食べたからとてつもなくビックリ。
カニの身は物凄く、ホグしてあって、そこに、千切りのミョウガが
絶妙なタイミングでやってくる。
冷製パスタってサラダくらいしかちゃんとしたのを
食べたことなかったんだけど、参ったわ。
私自身もパスタをよく作るんだけど、これはどうしたらこうなるか、
一口一口じっくりいただいたわ。
いやぁ、うまい。
パンは、蒸して欲しかったかな。
パンはまぁパンなんだけど、少しだけ、食感をぱさつかせた感じ
だったから、これだったら蒸してしっとりした方が個人的には好き。
それより、一緒に出たバターがうまかったんだよね。
椎茸とマッシュルームトッリュフのバーガー
バーガーってのはハンバーガーだけじゃないんだね。
ってか、しっかり調理すれば椎茸も食べられるんだって思った。
椎茸は大嫌いなの、何が嫌いって、まず乾燥の戻した奴の匂い。
生も、食べろって言われれば食べる程度でほとんど食わない。
トリュフ自体がきのこだから、椎茸の臭みを消してくれたのか、
ペロッといただけたよ。
周りにある、飾りを兼ねたソースが濃厚で、クリーミーで
こちらの味が上だったので、すんなり食べられたんだろうな。
サーモンマリネのソテー
パションフルーツの皮と、グレープフルーツを乗せたセロリ
セロリもまた苦手な食べ物なんだけど、今回初めて知った。
グレープフルーツと一緒に食べると、あのセロリ独特の苦味と言うか、
味が、全くと言っていいほどなくなるの。
セロリ好きにはそれはダメって言われるかもだけど、こうする事に
よって、セロリと感じず、あの独特の食感だけを堪能できるの。
これがまたうまかったなぁ。。。
サーモンはマリネだけど、軽く焼いてある。
北海道にいると、結構な頻度でサーモンをいただく事があるんだけど、
そうだねぇ、サーモンはサーモンだったかな。
私のこの時の舌としては、少し塩が欲しいかなってのと、
ルール違反かもだけど、醤油を数滴垂らしたかったかな。
穴子とフォアグラのポワレ
五穀米リゾットホワイトアスパラ
この料理がまた圧巻だったんだよね。
穴子は凄く柔らかく、且つダイナミックに主張してるんだ。
そこに、下のリゾットが少し顔を出す様に口に運ぶ。
フォアグラがローストしてあって、米と一緒に食べると、少しくどさが
出るんだけど、私は各々で味わったら、それは格別。
ソースが若干甘めのソースなので、これがそれぞれと、一緒になると、
素材の味を引き出すんだよね。
ホワイトアスパラをがしっかりした食感だったので、
筍かと間違っちゃったよ。
ちなみに、リゾットはクリーム系を使ってるみたいで、ボーイさんに
聞いたら、作ってる段階を覗いたら確に使っていそうですが、
確実ではありませんって言われたわ。
クリーミーなリゾットとソースが絶妙だったな。
鳩のロースト
鳩なんてめったに食べないでしょ！！
食べましたよ、ポッポ。
中国で頂いた以来かな。
周りに振ってあるのは、ココアパウダー。
鳩をこんな風に食べたのは初めてだった。
臭みはなく、弾力がものすごい。
筋みたいなものも無くて食べやすい。
きっとしっかりとした仕込みをしてるんだろうけど。
それより、周りのココアパウダーと、ローストを一緒に出すことに
驚いたわ。
とにかく、筋肉が鶏より発達してんだなって思ったよ。
いやぁ、肩こっちゃった。
ひと通り食べ終わって、小滝さんもブレイクタイム。
料理が出てるときは殆ど会話しなかったな。
何でかって言うとボーイのチーフさんと仲良くなって、料理の
ひとつひとつ、調理場の様子をこっそり聞いてたから。
普段食べたことない料理だから、すごく興味湧いて、いちいち
聞いてたんだよね。
最初はお姉さんに聞いてたんだけど、途中から聞かずとも、
この料理は何何ですって言いに来てくれた。
デザートルームに移動
これは個人的には、申し訳ないけど、あまり興味なし。
甘いものだけは少々苦手。
でも、来てた女性はかなり興奮してたよ。
あ、食べないわけではにので、少しだけいただいた。
カヌレの山
一時流行ったね、カヌレ。
カヌレを食べて、お～～すごいとは流石に思わず、あ～～カヌレだと、
思った男性は多いだろう。
ここは、マカロンの城。
マカロンって食べたことなかったんだ。
だから、一口いただいた。
速攻でなくなってたんだけど、私は今後買って食べることはないかな。
ケーキの森
もう、本当にデザートの森に迷い込んだかのように、
数々のデザートに囲まれてたんだ。
見てると、女性は本当にみんな笑顔になってたね。
誰しも、一度は夢見ることじゃないかな。
これ、一回やってみたかった！！
チョコレートフォンデュ！！！
感想・・・・・甘かったァ・・・・・。
でも、コーヒーがとてもよく合う。
そりゃそうでしょうね、この共演自体、今後あるかないかわからない、
もっと言うと、このシェフたちに個別にお会いできたとしても、
いっぺんに合うことはないから。。。。
いた、ミーハー。
え～～、小滝シェフを囲んでみたいになっちゃってますが。。。。。
もっと言うと、小滝オーナー今回の演出見事でしたみたいに、
なっちゃってますが・・・・。
私は知ってるんですよ・・・・・ただただうまいって連呼してた人だって。
もう一度食べたい料理、いつかお会いして、もう一度、作って
貰えたら嬉しいな。
業務連絡・・・田中さん、ありがとうございました。
⇒★恐らく旅費をかけていったら10万以上でしょうね☆