佐藤製麺所の匡さんと、久しぶりに、ラーメンのお勉強に。


雑誌に乗っていたお店 に車で行ってみた。



浅草開花楼の箱がこれ見よがしに外においてある。

そこで、麺の味はそれほど心配はないが、後はスープとの

バランスがどんな感じかが勝負だなと思った。




佐藤さん注文の中華そば(チャーシュートッピング)

業界で言う、16番というかなり太い麺。

少し貰ったのだが、スープは魚介系が全面に出ており、麺の太さと、

スープのバランスが好みでは無い。



また、玉ねぎが入っているのだが、スープには全く必要の無い

辛味と甘みが何とも味を壊しているようでならなかった。



そうそう、チャーシューを1枚何も言わず食べてやったのだが、

佐藤さんきっと、このブログを見るまで、気づいていないだろう。




つけ麺中(麺は300g)

以前大絶賛だった、六厘舎の様に、つけスープには、削り節が

大量に乗っていた。


しかしながら、味は全く違っており、良くある系の魚の節がガツンと

来る感じのしょうゆ味。



決してまずくは無いのだが、ここまで、遠方に来なくても

こういった系の味ならごんろく(両国)や、やすべぇ(高田馬場)で

も頂ける。





多分つけ麺の中でもかなり太い方でしょう

スープのガツンに負けないように太麺にしてあるのだろうが、

特にここまで、太くしなくても、もっと丁度のバランスがあると思う。



麺自体は決してまずくは無いので、食べ応えは有るのだが、

最後はチョッと飽きが来てしまう。


こうしてみると、つけ麺ってのは、個性を出すのは難しいんだなと思った。



麺自体は、水で〆るので、必ずと言っていいほどぷりぷりの食感に

なるし、こうすれば日本人の舌は大体おいしいと感じるからなぁ。。




失敗ではないが、成功ではない。行列ができているからって

好みの味とは限らないから、好みのお店探しは楽しいね。