2人で自転車で向かっている時に、
「あのさー。私、
プロポーズされてないんだけど?」
「えっ?いる?それ」
「普通女子なら誰でもプロポーズされるの憧れるでしょ!」
「へー。
じゃあ、(結婚)しない?帰る?」
「はぁ!?するでしょ!
ここまで来といて何言ってんだ!」
「じゃあそれでいいじゃん(笑)」
これが元旦那からのプロポーズでした。
区役所に着いて、婚姻届を提出して、
役場の方から「おめでとうございます」
と言われ、ジワジワと嬉しく、
ふふふっと
笑ってしまったことを覚えています。
夜景の綺麗なレストランで指輪を出されて、「結婚してください」と言われたり、
何でもない日にプレゼントと言って花を買ってきてそこに指輪が挟まってたり、
ケーキを食べたら中から指輪が出てきたり…
そんなサプライズなロマンティックなプロポーズに憧れていたし、
そういう事をされたかったけど、
されなかったけど…。
でも小さな頃からの憧れの“お嫁さん”になれた。
結婚が出来た。
その事が凄く嬉しかったです。
こんな結婚の仕方、なんだか彼(元旦那)らしいなぁと、ふふっとしてしまいました