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患者 糖尿病で医者から減量しなさいと言われていますが、結構きついです。

 医者が糖尿病患者に減量を求めるのは、減量によって体が小さくなれば、それだけインシュリンの必要量も少なくなるからです。たいがいの医者は、血糖値を下げることが糖尿病治療の最終目的だと思っています。

患者 え、違うんですか?

 血糖値のコントロールは糖尿病治療のひとつの手段です。他にも対抗手段はあります。

患者 それは何ですか。

 糖尿病の恐ろしいのは合併症があるからです。血糖値が下がらなくても、合併症を防ぐことができれば糖尿病を克服したのと同じことになります。

患者 そんなうまい方法があるのですか?

 まずブドウ糖について説明します。ブドウ糖は亀の甲のような六角形をしています。ふつうはそれが閉じていますが時々少し口の開いたものが混じります。悪さをするのは、この変形した方です。血糖値が高くなってブドウ糖の全体量が増えれば、変形したブドウ糖も増えます。この変形したブドウ糖はSODと呼ばれる活性酸素を除去する酵素にくっついて足を引っ張ります。いろいろな病気の原因になる活性酸素という「悪党」を除去するのがSODの仕事ですから、その働きが封じ込められると大変なことになります。体内で活性酸素が大暴れして、網膜症、腎症、神経障害といった合併症を引き起こしてしまいます。しかし、SOD以外にも活性酸素を除去する物質はたくさんあります。ビタミンCやEといったビタミン類をはじめとして、その多くは植物に含まれています。ですから運動と同時に、ぜひ野菜をたくさん食べるようにして下さい。これがもう一つの対抗手段です。