私はヴェーディック・チャンティング(マントラ)といって、
声を使ったトレーニングもしています。
音のヨーガ、ですね。
声は、その人そのものをあらわす。
たくさんの人の声を聞いているけど、
その人本来の声が出ている人はほとんどいない。
その年代の、その時代の声の出し方があったり、
「こういう声の出し方が人に好まれる」という意図を持って声を出していることが多い。
若い人独特の声の出し方ってありますね。周りの環境に影響を受けています。
自分らしく、自分の本質のまま生きている人は、
自分が本来持っている声で、
とても魅力的な音だったりする。
声は、その人が「どのぐらい自分とつながっているか」のバロメーターで、
ヴェーディック・チャンティングのトレーニングを続けると、
その人本来の声が出るようになる。
そして、どんどんその人らしさが現れてくる。
マントラの音は、本来自分の中に流れている神聖な音。
自分の本質そのものを表す音。
ヴェーディック・チャンティングのトレーニングはその音とつながる作業で、
本来の音にチューニングを合わせることで、
自分の本質を思い出す。
私は昔、自分の声が嫌いだった。
自分本来の音じゃないから、
自分の中に不協和音が響いて不快だったんだろう。
自分の本質との繋がりもなかったから、
自分のことも、人生も好きになれなかった。
マントラの音を初めて聞いた時、
心が震えて、涙が出た。
初めて聞いた音なのに、とても「懐かしい」と感じた。
きっと、自分本来の音を思い出したんだろう。
夢中になって練習して、教えるようになって、
声が仕事になった。
今は自分の声を「心地よい」と思える。
以前よりずっと、自分らしく生きられるようになった。
私たちは音でできてる。
音を変えると、人は変わる。
ヴェーディック・チャンティングは、
とてもパワフルで、とても繊細な練習。
ヨーガの中で一番好きな練習です。
YouTubeにて「瞑想の実践を支える知識」についての
シリーズ動画をアップしています。
瞑想とは何か?
瞑想のゴール、目指しているものがわかります。
<6回目:マインドを落ち着かせるには?>
声だけの動画なので、
「ながら聞き」もできます
<7回目:瞑想のゴール>
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1期:2019年4月13、14、27、28・5月12、13日(土日の6日間)
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