ヨーガを伝える活動を始めて今年で16年になりますが、
今まで一度も。
自分のことを、
「体操やエクササイズ、運動の先生」と思ったことはない。
「ヨガの先生なら、体柔らかいんでしょう」と今まで何度言われたかわかりませんが、
今、これを言われると少し戸惑います。
まだまだ、
ヨガ=フィジカル・エクササイズのイメージが強力です。
これから変えていかないといけないですね。
15年半のヨーガの仕事の中で、
「体操のおねえちゃん」というような扱いされたことがほんの数回ありますが、
そういう方から仕事のご依頼を頂いてもお断りしてきました。
期待に応えられないのでね。
もうさすがに「おねえちゃん」扱いされる年齢ではないので安心ですが、
駆け出しの頃は「早く年取りたい」と思ったものです。
仕事しやすくなると思って。
もちろん内容が伴っていないと話にならないですが、
私の仕事は、70歳ぐらいからいよいよ面白くなると思っています。
これからどんどん経験を重ねるごとに、
ヨーガの先生としての奥深さや迫力が増すということです。
70、80、100歳の自分を鮮明にイメージできます。
これからが楽しみで仕方ありません。
最近、今ある仕事の多くはAIに置き換えらえる的な話もよく耳にしますが、
ヨーガの先生はAIには絶対にできません。
「人間とは何か」の定義が根本から変わったら、
ヨーガのあり方も変わるのでしょうけど、
それでもやはり、
「人間が存在する限り」ヨーガは存在します。
これから先、数千年先も変わらずです。
これから先も、
「健康」や「幸せになるため」の様々なメソッドが登場しては消えていくでしょう。
カリスマもしかり。
それでも、ヨーガはずっと変わらずあるでしょう。
ヨーガも、
○○ヨガのようなものが登場しては消えるでしょう。
ただ、ヨーガの「教え」は変わらずずっとあるでしょう。
私の興味は、「変わらずずっとあるもの」のみ。
不変のものです。
それはプルシャ(魂)に寄り添うものだからです。
プルシャは不変です。
ヨーガは、時間に縛られることなく、
変化に対しても揺るぎなく、
国や時代に関係なく、
ずっとあった存在です。
ヨーガはこれから先も、揺るぎなくあります。
派手さはありませんが、
ずっと人を支え続けるでしょう。
これから、認定講師養成講座を開催しますが、
ヨーガの先生というのは、
自分自身が健康で幸せになり、
周りが幸せになり、
人の健康や幸せに関わることができる仕事です。
変化の大きい時代だからこそ、必要とされる仕事であり、
変化の著しい時代に不変のものを扱うという責任と誇りをもてる仕事です。
そして、
女性の人生は、結婚や妊娠、出産、子育てとさらに変化が大きいですが、
人生のステージに合わせて働くことができますし、
男女関係なく、自分らしく働くことができます。
ダブルワークにも向いていて、時間、場所を問いません。
世界のどこにいても仕事できます。
世界に光と闇があるとしたら、
ヨーガは完全に光のサイドで、
良い環境(場所、人)で過ごすことができます。
あと。
ヨーガ業界はレッドオーシャンだから、これから参入するのは難しいとか、
ヨーガの先生は増えすぎてて飽和状態で、生徒をどうやって集客するかとか。
見ている世界が狭すぎる。
今も世界で、苦しみを感じている人はどのぐらいいるか。
戦争(紛争)も差別もある。
病気もある。
日本でも苦しみは多い。
自ら命を落とす人はどれだけいるか。
心療内科は今どこも混雑をしていると聞く。
人間関係のストレスも尽きない。
自分が何者で、何のために生きてるのかわからない。
この状態のどこがレッドオーシャン、飽和状態なのでしょうか。
ヨーガの先生は、全然足りていません。
というより、ヨーガの本質はまだ全然伝わっていない。
ブルーオーシャンもいいところです。
深刻なのは得意ではないですが、
私はこのぐらいの気持ちを持って仕事をしています。
これから始める養成講座ももちろんそのつもりです。
本気で仕事をするプロフェッショナルと一緒に活動したい。
何をするにも、本気じゃなきゃつまらないよね。
大きなことを言いましたが、
まずは、自分自身と向き合うことから。
自分を幸せにできない人が、
人の幸せに関わることはできません。
思い切り、
自分らしく、健康で、幸せでありましょう。
養成講座は、明後日1月11日から募集スタートです。
お申し込み前にZOOM(またはスカイプ)でミーティングがあります。
お話しできるのを楽しみにしています。
森田尚子
※メルマガにて最新の情報をお届けしています。
HPから登録できます。ご興味のある方はぜひ。