来年から、森田尚子認定という形で、

 

 

ヨーガ講師を育成する講座をスタートしますがニコニコ

 

 

 

お問い合わせをいただく中で、

 

アツいメッセージを送ってくださったり、

 

 

すでにインストラクターをされている方で、

 

ヨーガを伝える時に不安に思っていることを伝えてくださったり。

 

 

本気であるほど、思いが強いほど、真剣であるほど、

 

悩んでしまうのだと思います。

 

 

 

その中で、

 

多くの方がぶつかる壁だったり、

 

共通する悩みがあると感じたので、

 

タイトルに【for Yoga Teacher】と付けて、

 

これから少しずつつお伝えしていこうと思います。

 

 

すでにヨーガを伝える活動をされている方や、

 

これからヨーガの先生になりたいと思っている方にも。

 

すこしでも参考になれば嬉しいですニコニコ

 

 

グリーンハート

 

 

よくいただくご質問。

 

 

「ヨーガを教える自信が持てない」です。

 

 

 

 

人それぞれの理由があるかと思いますが、

 

 

お話を伺う中で、はっきりとした原因がいくつかあります。

 

 

 

 

まず。

 

 

「ヨーガ・プラクティス(練習)をしていない」

 

 

練習は毎日するものです(大事な理由があるのです)。

 

毎日練習せずにヨーガを伝える、ということはありえないことです。

無免許で車の運転を教えるようなものです。

 

 

「週に2〜3回練習をしている」というのは、

「ヨーガをしている」とは言えません。

 

ヨーガを深く理解することはできません。

 

知らないものを人に伝えることはできないのです。

 

自信が持てなくて当たり前です。

 

 

それから、毎日練習していたとしても、

 

「自分の好きなポーズを、その時の気分でやってる」というのも残念ながら壁にぶつかってしまうでしょう。

 

これでは、体が伸びて気持ちいい!というレベルで終わり。

これはエクササイズ・体操です。

体操が悪いと言っているわけではないですよ!

 

 

これでは変容や成長はありません。

ヨーガは「生き方」なのです。

 

 

 

「自分の現在地」を知り、

 

「ヨーガのゴール」を知り、

 

自分に合った、適切な練習をする。

 

毎日。

 

 

 

体と心を落ち着かせ、良い状態にし、

 

見える世界があるのです。

 

この気づきが「ヨーガの知識」になります。

 

 

自分の感じたリアルな気づきを、

 

自分の言葉で「心から」伝える。

 

この言葉には力があり、

 

 

生徒は心で受け取ってくれますし、

 

生徒の力になっていきます。

 

 

その循環が、生徒と先生の繋がりであり、

 

それがヨーガを伝える楽しさ、喜びとなります。

 

 

「自信がある」とか「ない」とか、

 

そんなことはどうでもよくなるのです。

 

本当にどうでもいいことです。

 

 

 

「伝えたい!」「共有したい!」

 

「クラスがしたい!」

 

「早く生徒に伝えたい!」

 

「生徒の力になりたい!」

 

そんなことで頭がいっぱいになるからです。

 

 

 

なんかすごい資格を持ってるとか、

 

知識をたくさん持っているからとか、

 

インドへ行って修行したとか、

 

そんな理由で、自信を持てるようになるわけではないのです。

 

持てたとしたら、それはハリボテで、

 

自分より「すごい人」がいたら、途端に自信を失います。

 

 

 

日々、ヨーガを実践して、感じる。

 

感動して、心が震える。

 

 

そして、

生徒さんを思う気持ち。

 

これが何よりパワフルなのですよ。

 

 

 

練習もせず、行動が伴わず、

ヨーガが何かもよくわからず、

「自信がない」と思いながら教える先生より、

 

ヨーガが大好きで、毎日喜びを持って練習し、

その感動を嬉しそうに伝えてくれる先生からヨーガを学びたい。

 

と感じる人は、私だけではないはずです。

 

 

 

yoga sutra1-1

 

"atha yoga anusasanan"

 

ヨーガとは実践哲学である。

経験を通じて得た知識のみ、生徒に伝えなさい。

 

byパタンジャリ