グループクラス(先生1人に対して生徒多数)をやめてしばらく経って、
今は生徒さんとマンツーマンでのクラスをメインにしています。
ヨーガは毎日練習するのが基本なのですが、
「どんな練習をしたらいいのかわからない、
どんなポーズをしたらいいのかわからない」という方のために、
一人一人に合った練習をその場でオーダーメイドでお作りしています。
一人一人に合った、というのは、
体質(アーユルヴェーダの知識も使います)、
ライフスタイル(仕事、人間関係、食事、睡眠、運動、趣味など)、
生徒さんが感じている問題や課題、
「こうなりたい」という夢や目標などなど、
さまざまなことを総合して、
脈診や呼吸、動きから、
またカウンセリングの中から、
多方面から、生徒さんを見ていきます。
(ヨーガは”クライアント”という呼びか方はせず、”生徒”と呼ぶんですね)
そして、必要なポーズ、呼吸法、瞑想、マントラなどツールを選んでいきます。
ですから、その方のために作った練習は「その方にしか効かない」ということになります。
生徒さんは、毎日練習することによって変化が現れます。
変化も人によって違います。
体に現れることもあれば(例えば腰痛がとれた、とか)
仕事の質(集中力など)に現れることもあれば、
人間関係(会社での人間関係や、親子、パートナーなどの家族)もあれば、
行動(ずっとやりたかったことに挑戦するようになる)など。
いろいろあります。
そこから練習もどんどんレベルアップしていき(ポーズが複雑になるということではありません)、パワフルなものになっていきます。
そうやって、生徒さんもどんどん「その人らしさ」が出てくるようになり、
「悩む」ということがどんどん減っていって、
生きるのが楽になり、
その人らしさ、魅力が輝き出し、
その人にとって「魅力的な世界」を生きれるようになってくるのです。
私が好きで大切にしている言葉、
ヨーガはメスを使わない手術である。
これは、クリシュナ・マチャリア先生の言葉です。
ヨーガというのは、人間そのものを変えてしまう非常にパワフルなもの。
という意味です。
もちろん肉体レベルだけの話ではありません。
(それだけヨーガは慎重に扱いなさい、ということでもあります)
一人の執刀医が、一度に何十人の患者の手術ができないように、
一人の先生が、一度に何十人の生徒にヨーガを教えることはできない、
ということです。
これはクリシュナマチャリア先生のご子息、デシカチャー先生の言葉です。
マンツーマンのヨーガクラスは、ずっと続いてきた伝統的なスタイルです。
私も先生とマンツーマンでクラスを受け、
私に合った練習を作ってもらい、
それを自宅で毎日練習しています。
そして自分の変化(状況の変化)と共に、
練習を新しくしています。
ずっとずっと続けていますよ。
でもこれは、
グループクラスがダメと言っているわけではありません。
グループクラスにも大きな役割があります。
ヨーガを始めるきっかけになったり、
そして何より仲間がいるって本当に素晴らしいことで、
ヨーガでつながった人間関係は宝なんですね。
だから私はグループクラスも大好きで、とても大切にしています。
今日は、
マンツーマンのヨーガクラスがイメージできない、
先生と一対一が緊張する、敷居高い、など。
時々コメントをいただくので、
マンツーマンのクラス「個人セッション」について、
お話させていただきました。
「毎日ヨーガの練習をしたいな、でもどんな練習をしていいのかわからない」
とか、
「ヨーガをすると、何がいいの?」という方のご参考になれば嬉しいです。
個人セッションの写真を撮ることはしないので、
これまたイメージしにくいですよね。。
(生徒さんの希望がない限り写真は撮りませんし、プライバシーを尊重しています)
こーんなイラスト入りの練習シートをお渡ししています。
お家でマイペースで練習できます