電子書籍化で人気上昇中 「立読みコーナー」
「日本の森林を考える」のホームページの中で、『立読みコーナー』が人気上昇中である。アクセス解析によると、『ホーム』も『森田のブログ』をも抜いて直接『立読みコーナー』を訪れる人が50%を超えている。それは、つい4・5日前に『立読みコーナー』で紹介している4冊全ての『電子書籍化』〈アクティ・ブック〉に成功したからである。
『電子書籍化』とはどんなものかについては、後に編集室の國武さん〈私のパソコンの先生〉に説明してもらうことにして、私は、実際にアクティ・ブックでつくり出した特別な世界へご案内しよう。
先ず、ホームの最上段の項目にある『立読みコーナー』をクリックして欲しい。
すると『立読みコーナー』が現れる。
電子書籍として見たいものの表紙をクリック。
すると、画面は『電子ブック』の説明ページに変わる。
画面が青いモノトーンで、場違いな感じがするので、一瞬何だろうと思われるかもしれないが、ひるまずに『電子ブックを開く』と書かれた枠内をクリックして欲しい。そして3秒ほど待つと・・・
ほら、現れたでしょう。目の前に、おそらく想像していたより、ずっと大きく美しい表紙が。
本の下隅にカーソルをあててクリックしていくと、まるで指で本をめくっているかのようにページが進んでいく。だが、10ページほど進んだところでパタッと本は閉じられ、裏表紙だけの画面になる。
なぜ10ページしか見れないのか?という疑問について・・・
既に、「日本の森林を考える」と「森よ、よみがえれ」のアクティ・ブックをご覧になった方は両者の媒体的な違いにお気づきになったでしょう。
「日本の森林を考える」と「森よ、よみがえれ」の画像的なデータ量ははるかに異なっている事は一目瞭然である。
そこで、今後「日本の森林を考える」全巻(現時点全32巻)をホームページ内の「立読みコーナー」に掲載するには、それなりに軽いデータ量で掲載していかなければならない。
そこで、アクティ・ブックのプログラミング・ソフトを開発した技術者との話し合いの結果、各書籍に対して、10ページずつの掲載が妥当ではないかという結論に達した。
その結果私たちが決めたのは、4冊の本を10ページ使って、どのような内容を紹介しようということであった。それぞれの本もしくは冊子が持っている既成の素材だけで、どうやって“それらしさ”を出していくか。これは編集者にとって腕の鳴る仕事でもあった。
アクティ・ブックの最大の威力は、見にくい所や細部をアイコンの虫眼鏡を使って拡大して見る事が出来るという点もある。
その力を得て成功したのは、「森よ、よみがえれ」である。
「目を凝らすと岩の壁の上に、緑のすじがみえる。
緑のすじは草の帯だ。その帯の間に、1本ずつ苗木を植える。
そこで働く人たちがいる。」
(「森よ、よみがえれ」より)
本文の描く光景が、アクティ・ブックによって 感動的にリアルに明らかになっていく。圧巻である。
まさしく、「日本の森林を考える」シリーズ⑧の第2号で太田猛彦氏が語っておられる、禿山に緑を取り戻していった日本人の努力の証拠が、そこにある。
「立読みコーナー」は、その名の通り何時間かけていただいても、無料である。是非ゆっくりとご閲覧いただきたい。
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さて、編集室の國武です
上記の森田女史文中でもありました、アクティ・ブックについてご説明いたします
まず、「立読みコーナー」「電子書籍」とは何か?といった疑問にお答えいたします。
「立読みコーナー」とは、ホームページ内で、自由に弊社発行の電子書籍を閲覧できるページのことを言います。
「電子書籍」とは、古くから存在する印刷物ではなく、パソコン、携帯端末等のディスプレイを利用した機器で読むことができる出版物です。
主に以下の形式が存在します。
1.パソコンや携帯電話などにページをダウンロードして閲覧するタイプ
2. インターネットに接続した情報機器で閲覧するストリーミング形式のタイプ(こちらは主に動画や音楽配信で使われている)
1995年以降、データ読み込み式電子書籍端末「リブリエ」等は、幅広い年代に高い評判を得てきましたが、一方、画像データ中心の電子書籍は、思ったより認知度が低く、比較的、出版書籍そのものを手にとって購入したい層が多いからだと思えます。
そこで「日本の森林を考える」ホームページ内、「立読みコーナー」では、活版・グラビア両者どちらをも活かした書籍・冊子等を「電子書籍化」しました。
と御託を並べても一向に何のことだか分からない、というのは書いている私自身も同じことだ。
そこで、我ら編集部、選りすぐりの「電子書籍」4冊を是非ご覧頂けるよう、今回は「日本の森林を考える」内「立読みコーナー」のURLのリンクを貼ってみた。下記URLにジャンプして電子書籍を、是非楽しんで下さい。
リンク先:「日本の森林を考える」H.P内「立読みコーナー」
注意:上記の電子ブックはAdobe Frash Playerで閲覧するPDF形式になっています。
少なくとも、パソコンがPDFをダウンロード可能な状態にしておく必要があります。
未だの方は下記リンク先から無料ダウンロードできます。
Flash Player無料ダウンロードサイト