今回も「うつは体から治せる」の勝手にまとめも10回目になりました。
前回はフリーズの話でした。
強大なストレスによる防御反応です。人の身体は不思議ですね。
では今回はここから↓
怒りを出さないとウツになる理由
そもそもストレスを受けると
交感神経系の対処法
と
副交感神経系の対処法
の
どちらかを選ぶんです。
小ストレスの場合は副交感神経で対処
笑ってごまかしたり、そこまで感情を強く出す必要なし。
中ストレス
ここになると「戦うかか逃げるか」という選択に様られる。
もちろん交感神経系の管轄。
怒って対処したり、怒られて委縮したり
強大ストレス
交感神経を飛び越して副交感神経の対処範囲で、フリーズします。
感情を出さずに飲み込んでいると、
それに関する自律神経も働きにくくなります。
つまり
怒りを出さないと交感神経が働きにくくなるという事。
つまり
ストレスに対して交感神経が働ける範囲が狭まるということ。
すると
今まで交感神経で対処で来ていた中くらいのストレスでも
フリーズしやすくなる。
その結果
大体において
自己評価が下がり自己否定が始まりやすくなる。
それから目をそらそうとして更に交換神経の働ける場所が減る。
↓
更にちょっとしたことでもフリーズ。
(考えられなくなる・決断できなくなる)
これは何故起こるのでしょうか?
それは、交感神経の感情を出さないからです。
その結果、
交感神経の管轄である、やる気や意欲、決断力や断る力等
が使えなくなる。
つまり
ストレスに弱い人には
交感神経の働ける範囲が狭くなっている人がいる。
そして交感神経が働けなくなると
「やる気、意欲、決断、断る力、継続力」
も使えなくなってくる。
その結果、
流されやすく、ストレスを受けやすく、
自分で振り払うこともできなくなる。
この状態がさらに悪化していくと狭くなった交感神経の働く範囲がさらに狭くなり、普通の人にはストレスにはならない出来事(人とすれ違う、人に見られる、大きな音、傷つく言葉)でさえ強大なストレスとして捉えてしまい、フリーズしてしまうようになります。
今日はここまで↑
怒り等の交感神経の感情をしっかり出す。
或いは
認めることせずにいると、
交感神経で対処できる範囲が減ってすぐにフリーズしてしまう。
そうなることでさらにストレスにさらされる。
という事ですね。
こんな感じでしょうか?