夜、3歳のお姉ちゃんに絵本を読んであげ、
もう寝るよ、と部屋の電気を消して、
お姉ちゃんに布団をかけました。

「はい、寝るから、おしゃべり止めて目を閉じましょう。」

と私が言うと、

「目を閉じるとさあ、掃除機さんが見えるんだよねえ。」

一瞬、


と思いましたが、目を閉じた時の残像みたいなやつが、そう見えるのでしょう。

「ほらね。パパも見えるでしょ。」

と、一方的に決めつけられてしまいましたが、
私もつい、
「そうだねえ。」

と、同調してしまいました。
(本当は見えないのに。)

直前に掃除機を見たわけではないので、たまたまお姉ちゃんにはそう見えたのでしょう。

そういえば、私が子供の頃、目を閉じて見える、あのグジャグジャとしたよく分からないもの
を何かに見立てて楽しんでいた気がします。

一人遊びですね。

そう、お姉ちゃん、目を閉じても見えるものがあるんだよ。