金曜日の朝、
出かける準備をしている私と
テーブルで牛乳を飲んでいる子供。

「パパ、今日も仕事行かないといけないんだよ。明日は休みだから遊ぼうね。」

と私が話しかけると、
子供はちょっとつまならそうな顔に。

まあ、そうだよね。

子供にも「遊び」という仕事があるのですから、
同じ「仕事」なのにパパと一緒にいられないのは
理不尽だと思っているのかもしれない。

などと考えていると、
もう行く時間になってしまい
私はそそくさと家の扉を出て行く。


夜、家に帰ってきて、
上さんから今日一日の事を聞いていたら
こんな話が出た。

「明日はパパと遊べて嬉しいね、と子供にはなしたら、子供は、「パパと約束したから」って言ってたよ。何か約束したの?」

私は、「約束」という言葉は出していなかったが、
そうかあ、子供としてはあれを約束と取ったか。

さらに、子供が「約束」という言葉を使ったのは初めてじゃないかな。

私が知る限りでは。

単に親の言っている真似ではなく、
自分の言葉で話している。

もちろん遊ぶつもりなので問題なかったけど、
「約束」って言葉を子供から突きつけられると、
意外とズシリとくるね。

子供によく、やってはいけない事を伝えるときに、
「約束だよ!」などと言うけど、

それがこっちに帰ってきたよう。

今後将来、何回か
「パパは約束破ってる~!」
などと言われる日が来るんだろうなあ。