今口の中に
親知らずは何本ありますか?
分からない方
是非一度早めに
かかりつけの歯科医院で
久しぶりに健診を
受けましょうね
親知らずが残ってる方
その親知らずは
そのままにしてても
大丈夫な親知らずですか?
そういう説明は
かかりつけの歯科医院で
受けてご自身で理解
できていますか?
今日のブログは
そんなお話
こんにちは
子供の歯並びを良くしたい
&
その保護者の身内の方々全員
入れ歯生活にさせたくない
扶桑町 歯医者 わだち歯科クリニック
院長 森俊輔(モリシュン)です
今日のキーワードは
《抜く? 》
今日は昨日の続き
(みたいな感じ)
です
昨日は親知らずについて
ブログで書きました
昨日のブログを
ご覧になられていない方は
先にそちらを
見てほしいな
で昨日のブログで使ったイラストが
こちら
昨日のブログで使った写真で
もう少し親知らずの抜歯について
書いてみたいと思います
早速本題
昨日使った
上の写真
この場合
もしも特に患者さん自身
痛みを感じてなかったとしても
抜いた方が良いかも
しれません
そう判断する理由が
①親知らずの周りの歯ぐきが
腫れているから
②親知らずとその手前の歯が
虫歯になっているから
まず①について
上の写真の場合
親知らずの向きが
真横に向いて
向きが悪いことは
分かってもらえると思いますが
そしてさらに
それだけではなく
よく見ると親知らずが
半分ぐらい出ているけど
半分ぐらいは隠れてますよね
頭隠して尻隠さず
じゃないけど
歯の頭の部分が
ある程度出てるけど
残りは歯ぐきに
隠れてます
とても向きが悪く
さらに親知らずは
奥にある関係で
磨きにくい場所になります
だから必然的に
磨き残しがたまりやすい
するとどうなるか
磨き残しが長期間
たまっている結果
その周りの歯ぐきは
腫れやすくなります
なので向きの悪い親知らずは
人によっては
頻繁に腫れたりしやすく
なってしまいます
そして次に
②について
上のような写真だと
1番奥の親知らずと
手前の歯との間は
どうしても磨けません
親知らずの
向きや角度によりますが
その親知らずと手前の歯の間
磨けない人は
本当に磨けないこともあります
向き角度によりますが
その歯と歯の間に
歯間ブラシやフロスなどすら通せない
ということもあります
となってしまうと
どうしても虫歯になってしまいます
ここからは当院では
という話になってしまいますが
親知らずの影響で
(親知らずがあるせいで)
手前の7番目の永久歯が
虫歯になっていたり
なっていきそうな気配があれば
その場合はたとえ
親知らずが今まで何も症状が
無かったとしても
早急にその親知らずを
抜くことを推奨します
患者さんが
何も痛みを感じていなくても
早めに抜いて
手前の大切な7番目の永久歯を
守りたいと考えています
そこで抜かなければ
結局虫歯が大きくなれば痛みが出て
そこから治療を始めるとなると
親知らずを抜いて終わりではなく
手前の7番目の永久歯の虫歯治療も
必要になります
痛みが出てからその治療をすると
多くの場合が
7番目の永久歯の歯の神経も
取らなくてはならない結果に
なってしまいます
よく親知らずの周りの
歯ぐきが腫れる人や
手前の永久歯に
悪い影響を及ぼしそうな
親知らずの場合は
親知らずに痛みが
あるなしに関わらず
抜くことを考えましょう
ちなみに親知らずの抜歯は
年齢が若いうちに
抜いてしまう方が楽ですよ
歳をとればとるほど
親知らずの周りの骨が
硬くなっていきます
その結果
若い時に抜くよりも
大変なことも多々あります
大変という事は
親知らずを抜く時だけの話ではなく
抜いた後の話にも関係してきます
抜いた後痛みが続いたり
歯ぐきだけでなく顔も
大きく腫れたりしやすい
かもしれません
そういうことも踏まえて
親知らずがある方は
抜いたほうがいいのか
そして抜くなら
どのタイミングで抜けばいいのか
抜いたほうがいいのか
かかりつけの歯科医院で
主治医の先生と
相談してみてください
今日はここまでにします
続きはまた明日書きますね
最後まで読んで下さって
ありがとうございました