飲食店は5年で58%がつぶれている。
70%の飲食店のオープン予定客に、無料でオープンのお知らせのポスターを配ろうとしたが、30%の人しか受け取らないと言う事は、昨日の投稿で分かった。
何故だを考えるのは社会経済学者。
実業家はその人相手にどうやって仕事をするかだ。
普通の人達の「行動経済学的考察」
インセンティブ、報奨金の効果は有るか?
テンポスで「もっと給」制度を実行した。
こうすればもっと良くなる提案をすれば、一件800円、
白いポスターに書くよりも、赤いポスターに書いた方が目につきやすい、はい800円
食器は、ガラスと陶器を分けて並べたらどうか、はい800円
なんでもいいから、提案すれば、はい800円
なかなか良い提案があるから審査して1〜5万出すことにした。
審査員4人が、週一集まって報奨金をばら撒いた。
この制度半年で辞めた。
提案が少なくなって審査員4人集まって4〜5位しか提案がこなくなった。
パートにも社員にも、残業で1000円稼ぐのに1時間かかる、何でも良いから提案してくれと催促しても「ふぁーい」なんて気のない返事。
止めだやめだ!
似たような事は幾らでもある。
あさくまでは毎月全店の推奨販売実績のデータを取っていた。
調べてみるとその月の上位20人は、毎月入れ替わりながらいつも40〜50人の人達で占めている。
報奨金も無くて頑張ってくれているのだから、1位3万 2~5位2万 6位~20位5000円払うことにした。
20万/月の経費
50人に報奨金を話をしたら、大喜び!やる気満々。
それまで毎月1000個売れていた。
さあどうでるか楽しみだ。
やってみた7月の実績は1006個、報奨金の効果は無いのかよ。
6増えたなんて誤差だよ誤差。
翌8月は、毎週目標を発表させた、その結果678個
お盆で客が多くてそんな推奨品の話なんてしてられません!だって。
効果なしだが決めたから払うものは払った。
9月は、成績の良い100人に、毎週目標と実績を報告させた。結果987個
色んなことをやって10月以降1000〜1100を、行ったり来たり。
一年240万払ったが、効果なし!
こんな例は枚挙にいとまがない。
この人達は金に無頓着かと言うとそうでもない、ある月2〜5位の人に二万払うところを間違えて1万払ったら、
即日1人もかけずに4人からクレームが入った。
目標に向かって努力しないが貰えるはずの物が足りないと、直ぐにクレーム!
そうかと言ってこの人達は常時実績を上げてくれている。挑戦しないが、働き者たちだって事。
お礼金であって、刺激策にはならない。
自分の周りを見てみれば分かる
人生の成功者になろうと挑戦している人が何人いる?
この1ヶ月挑戦した事はなんですか?と聞いてみなさい。
経営者に聞いても同じ事。
なになにをしたと答えたら、その事を続けていると成功に近づきますか?と聞いてみてください。
みんな真面目に働いていて、怠け者は少ない。
ただ目標がないか、有っても目標に向かっての挑戦をやったりやらなかったりで、10年経っても現状維持してれば良い方で、下手をすると、誠実にやっていて衰退に向かっている。
飲食店を救う方法がないのか!ある!ある!