歳取ったからやれる事を探す | テンポス森下 商狂老人 百姓経営者 蒲田のドラッカー

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商売道を求めて、さまよい続け、77歳やっと面白くなってきた。
今に見てろと激流に身を投じ50年!
故郷の村は寂れ、田畑荒れ、茶摘み、草刈りに帰るのみ。

膝が痛くなり山登り出来なくなった。

耳が遠くなった

物覚えが悪くなった。

ああ言い出したらキリがない

逆に歳取ったから出来る事は何かと考えてみた。

膝が痛くなりびっこになって、身体をゆすって歩くようになった。

びっこの人を見ると可哀想だと思っていたが、自分がびっこになってみて、何にも可哀想じゃないと分かった

びっこで山登り出来なくなったが、山登りしてない人の方が多い。

出来なくなったって、別に不幸になった訳でもない。

びっこの人を見て可哀想だと思うのは、思い違いだと分かった。

歳取ったからと席を譲ってくれるのはありがたいが、優先席は年寄りのものだと思うのは年寄りをかさにきた思い上がり、

びっこがことさら身障者ぶるのと同じ。びっこで年寄りの俺が言うのだから、文句はないだろう。

歳取って分かったこと。

80歳やそこらになったが、労ってもらうほど衰えてはいない。

衰えた年寄りの気持ちは分かるようになった

そんなことより、歳取ったから出来る事を見つけてないのに、新幹線はまもなく名古屋に着いてしまう。

そうだひとつ見つかった。

畑仕事をするのに、休み休みやるようになった。