1R目
残り30秒
セコンドに付いてた俺は手もとの作業をしていた。
不意に聞こえてきたアナウンサーの声
「ダウンー!」
リングを見てみると正史が倒れてやがる
残り10秒
相手が襲い掛かってくる。
それを辛くも凌いだ正史だが、
ダメージは残っている。
2R
回復しないまま相手ペースで試合は進む。
3R
立ち直りかけてきた正史。
中盤から終盤にかけて
ボディーも良く決まり、
顔面へのフックも良く入る。
終始正史ペース。
(相手選手ボディーは嫌がり、フックはグラついてる。)
8R
このラウンド採れば勝利は間違いない。
出だしから正史が圧倒してたが、
偶然のバッティングで相手が目の上をカット。
かなり浅く、続行かと思われたその時。
レフリーが試合を止めた
。。。腑に落ちねぇ~
判定は
一人が相手につけた
一人が正史に
最後の一人
ドロー
三者三様のドロー
判定は受け入れる。
けどょ。。。
勝ってたぜ!
言いてぇ~ことも山ほどある。
腑に落ちねぇ~ことも沢山ある。
ただょ。。。
勝ってたぜ!
まぁ~ 相手も9勝のうち6KOと、
パンチ力もあり、
前に前に出てきて、
一歩も下がらない良い選手であった。
今回の試合
判定はドローだったが、
1R目のダウンを撥ね返し、
後半逆転していった正史にとって、
大きな収穫になったはず。
日々勉強・日々精進