なかなか

自分の症状について

認める事が難しい病だという事は

専門家ではないものの

この10年間

1日たりとも

この病の事を

考えなかった日の無い

当事者の自分が

経験上

言える事だ


この病気の診断を受けた後

訪れた

フィンランドで

地元の

アルコール依存症者に

公衆の面前で

酔っ払って問題行動を

規定回数以上行った場合

アルコール依存症と見なされる

という話を聞いた



酔っ払いに対して寛容?と言われる

日本では

特に

病の自覚に時間がかかりやすい



周囲の人が苦しいのは勿論だが

病気の当事者の心は

常に罪悪感に苛まれ

結果

飲んで居直るしかなくなる…



自分だって

勿論

老後の晩酌を楽しみにしていたのだよ


ただ

結核の患者さんは

自分の為だけではなく

他者の為にも

結核の治療を受けるように

アルコール依存症者は

アルコール依存症の治療を受けるのが

自然だろう




この病気に

関心を持たれてる方

自分の飲酒が

常識的なレベルを超えてると

感じている方…


この病気は進行性で

治療が遅れれば

高い確率で死の可能性がある事を

是非心にとめていただきたいと思う


自分も今日も飲まずにすんだよ

ただ

ただ

ありがたいと思ってます




良い夜を