紅鮭屋総本店  紅鮭はかく語りき・・・ -13ページ目

紅鮭屋総本店  紅鮭はかく語りき・・・

元yahooブログの「紅鮭はかく語りき・・・」です。
あっちのグサービス中止に伴い、恥ずかしながらこっちに移ってまいりました。
相変わらずの不定期、独り言徒然です。



「将来の夢は?」

と聞かれ、その年齢ごとに俺は様々なことを言ってきた。

獣医になりたい、
お医者になりたい、
警察官になりたい、
株屋(←ただし兜町勤務のバリバリの場立。変なサインする人)になりたい、
設計士に、作家に、イラストレーターに、
音楽専門雑誌の編集者、デザイナー、ニート・・・

若いころの俺は、「自分の行先」ついて色々夢見てきたわけだが、
「絶対なるんだ!」という気構えに欠けていたし、
それに向かっての「努力」を怠ってきたので、結局どれにもならなかった。
ま、だからこそ、その都度いろんなものに影響を受けまくっては、違うことを言ってきたわけで・・・。
中には多少の勉強とかアプローチをしたのもあるけれど、
夢を叶えた奴のそれには到底及ばない。

昔、会社の同期がプロの棋士と付き合っていた。
プロ棋士って、小学生のうちから師匠に弟子入りする人もいるんだってさ。
その人は、10歳そこそこで親元を離れて内弟子生活。
中学を出てすぐにプロになり、試合だけで生計を立てていた。
子供のころの夢を違えず実現できた人としては尊敬するが、
性格的に、イヤ、人間的に少し破綻しているところがあったので、
それに振り回される彼女に少し同情したもんだ。

この年になって振り返れば、俺なんてただの「流され侍」。
目標もあいまいでただ浮かんでいるような生き方で、
しがないサービス業に流れ着いたわけだが、
それなりに毎日楽しい?ので、「それもまたヨシ!」と思うことにしてる。

ま、負け惜しみに近いけどねw

さて、
ある程度の歳になると、「将来の夢」はなりたい職業ではなく「やりたいこと」にかわるようで、大体はその頭に「老後は・・・」とか「定年後は・・・」とかいう単語を戴いた「動詞」になるようだ。

先日、元上司が、
「定年したらカミさんと2人で旅行がしたいなぁ。」とつぶやいた。
今現在、単身赴任中でバッリバリ働いて、出世街道爆進中の元上司。
ゆっくりしたいの意だろうが、昔はそんなこと言わない人だった気がする。
あー、等々アンタもそんなことを言いだしたか。
チーム組んで毎日ガッツリ働いてた頃はもう遠い思い出になったね。
確実時間が流れたのだと妙に実感がわいて、ちょっとおセンチな気分になった。

定年。
だんだんと、確実に、「射程距離」に入ってきた。

前にあるお客様がこういった。

会社にお勤めの方にとって、定年は人生の一つの区切りで、
山のようなものだと。
その山は人によって低かったり高かったりするが、
登れば必ず下る。
平均寿命がどんどん延びてる昨今、下りは意外に長く続く。
でも、長いようでいて、降りる速度はスピードは格段に違うのだと。

「いいかい、シャケモ君。
衰えってのはね、転がるようにどんどん進むもんなんだよ。
山頂からコロコロ転がり落ちるカンジでどんどん早くなる。
でもね、実は山頂ってのは60じゃないんだ。
人によって違うもんなんだよ。」

散々語ったそのお客様が何を言いたかったかというと、

「俺の山頂はまだまだ先だっ!」

ということらしく、その方は再雇用であと5年延長した。

「ずっと仕事してきたんだ。体が動くうちは働くさ。
なくなったらすることがないよ。どーせ俺は無趣味だしw」

とオチをつけたところで、お待ち合わせのお仲間がご来店。
俺との会話はそれで終わった。

元上司にも熱く語るお客様にも、
いい「動詞(ゆめ)」が見つかるといいなと願ってみたりするw。

ちなみに、
俺の目下の「将来の動詞」は家を「建てる」こと。

プチ郊外のとある駅、その駅近住宅街(←目星は付けてるw)に
建売でも売立でもない完全注文住宅をおっ建てる。
木造でも鉄筋でもいいけど4LDKは必須。
外装にも内装にも、自分のこだわりと好き勝手な夢を全部盛り込むんだ。
真っ赤なバラも白いパンジーも咲いてないけど、
オリジナルでオンリーワンの家。
ひょっとしたら構造的におかしくて倒れるかもしんないけどw

が、この夢は叶えるには現実的に結構キビシイ。
ぶっちゃけ先立つものが足りなくて、
今の段階では土地代だけで予算オーバーww
東京の地代はやっぱ高いよね。
それでも夢を叶えようとするならば、
超長期ローンを組み、慎ましーい生活を送りながら
死ぬまで働くことになる。
イヤ、死んでも多分借金だけは残るww

だったらと、地域を変えてみたりもしたが、
東京では俺の家は建てさせてはくれないらしい。

死ぬまで働くか、夢をあきらめるか・・・
そんな二択、どっちにも決めかねるので、
とりあえず働きながら宝くじでも買ってみてる日々w

当たったら札束持ってお伺いしますので、
メーカー様、その時まで待っててね♪