真っ赤な、夜の・・・
夜の、ビブラートトトトトトト。
雨の夜のドアを叩く、私は惨めな濡れ猫・・・。
ドアの向こうから漏れ聴こえてくる、
それは、貴方の甘いビブラート・・・
エコーが気持ちいいんでしょ?
ごきげんそうにね 貴方。
・・・だけど趣味の悪い歌だわ
その女の趣味なんでしょ?
貴方は酷い男・・
歌なんて歌ってる場合じゃないわ!
貴方はきづかないのね、あたしの心の渇きなんて・・・
まるでおかまいなしに次の曲?騙されないでね。
あんな女にやられちゃってさ 仔犬すぎるわ・・・全くね。
この安っぽい街の角、
思い出も腐ってく
へんな匂いをプンプンさせながら、街が解けて腐っていくわ・・・
崩れてしまえ!消えてしまえ!! この酸性の雨に溶けてしまえっ!
ドアを叩く私は惨めな濡れ猫・・・
扉の向こうで
嗚呼 あん♪ 嗚呼 あぁーーーっ!
それは真っ赤な真っ赤な 真っ赤な夜の、夜の、夜のビブラート・・・
おしぼりで顔拭いて、赤ちゃんみたいにね。
甘える口元見てたら、ね、罪が無さすぎでわらっちゃうわよ。
いっそ・・、このまま・・・
いっそこのまま放置して帰ることができたら・・・
本当どんなに楽でしょ・・・
ダメなアナタ、一生このままこの店のママにさ、面倒見てもらいなよ。
熨斗つけてさしあげるわ!
アナタは酷い男ぉ!
歌なんて歌ってる場合じゃないわぁー!
アタシの心の渇きなんて、
まるでおかまいなしに、次の曲ぅ!?
騙されないでねっ!!
あんなオンナにイカれちゃってさ、幼すぎるよ全くね・・・
雨の夜のぉドアを叩くぅーーーーーーーーーー
アタシはぁー 惨めなぁ濡れ猫ぉーーーーーっ!
ドアの向こうぉからぁー 漏れ聴こえてくるっ、
それはぁ、アナタの甘いビブラートぉーーーー!
エコーがぁ気持ちいいんでしょ!
ごきげんそうにね、あん・なん・たぁーーーー!
・・・だけど趣味の悪い歌だわっ!
そのオンナの所為なのね!?
と、気持ちよく歌っていたら、
信号待ちで隣に並んだ車の運転手にがん見されましたとさ。
もちろん、そんなの「おかまいなしに」です。
はいじゃどうも!!
さよならぁーーーーーーーーーーーーっ!!!!