あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
正月2日目、予定していたことが急きょキャンセルになってぽっかり予定が空いてしまった午後。
出先でどうしたものかと考えて、ここ最近の運動不足解消を思い立ちました。
つまり「時間と体力が許す範囲で歩いてみよう」です。
大塚を出発したのが15時ごろだったでしょうか。
巣鴨に出て、地蔵通り商店街の人波に揉まれながら大通りへ。駅に向かって線路沿いに駒込まで。
…案外歩ける。大した距離じゃない。西日暮里くらいまでなら行けちゃう?
途中で地図を確認しつつ、町や線路をチラチラ見つつ、ほてほて散歩。
田端に着いて、上野までの距離がそれほどでもないことを確認。
…よし、歩いちゃえ。で、時間的に問題なければ、予約してないけど当日券狙いで虎姫行っちゃえ。
腹を括って改めて周りを見回して、東京ってこういう街並みもあるんだよなって。テレビで見るようなビル街ばかりじゃなく、お屋敷町でもなく、ごくごく普通の家が立ち並ぶ街。
谷中を歩いたのは初めてで、噂に聞いた愛玉子のお店がことのほか小ぢんまりしてて可愛いなと思ったり。予約制の紅茶教室って何を教えてくれるんだろうとか、パッと見普通の家に見えるカフェとか、好奇心をくすぐられるものがいっぱい。
上野公園に差し掛かってちょっとホッとして、道なりに進んでたら駅からはちょっと離れた場所に出ました。
…あー、スカイツリーが正面に見える。てことは、このまま進んだら浅草だわ。しかもいつも行ってるあたり。時間は4時過ぎ。虎姫の開場は5時、6時に開演。間に合うな。
そのまま歩きました。思った通り、合羽橋の道。まっすぐ行けば、アミューズカフェシアター。
到着してから確認したところ、7.3キロ歩いたことになるようです。正月から何やってるんでしょうね(笑)
開場を待っていると、ちらほらと顔見知りがご到着。
開場してからも、やっぱりあちこちに顔見知り。ホッとする(笑)
なお、お正月の掲示はメンバーの書初めでした。「笑門福来」。
夜の部の演目はキャンディーズトリビュートの「微笑がえし」。
実は見るのは2回目です。自分が見に行けるタイミングにやってるの、VIVAが多いので…
前回とちょっとセトリが変わってました。「やさしい悪魔」がなくなってたのかな?ギリギリ世代ではないので、知らない曲が圧倒的に多いんですが、「あ、聞いたことある」っていうのがいくつかありますね。
YouTubeでキャンディーズの動画をいくつか見たんですが、演目で使用されてる衣装や振り付けが当時をすごく意識しているのが分かって、大切に作ってるんだなっていうのが伝わってきます。
虎姫のこれまでの演目は合間に小倉久寛さんの解説がMC替わりに入るんですけど、この演目はその辺もメンバーが全部やっていて、すごく大変そうだけど成長著しくて頼もしいと思ったり。
前半はキャンディーズがカバーした洋楽のコーナー。舞台を飛び出して客席に降りてきてくれるメンバー。
たまたま私の隣の席が空いてたので、まずあきらさんが座って歌って、次にあいみさんが座って歌って。
何このお年玉(≧∇≦)
後半はシングルメドレー。キャンディーズのファンクラブに入っていたという方が客席にいらして、今で言うところのオタ芸になるんですかね、当時の合いの手を絶妙なタイミングで入れてくださるのを真似したり。
そういえば最初に見た時はコールしてる人もいたよなー。「ランちゃーん!」とか。
その時も思ったけど、ひっきりなしにやるんじゃなくて、要所要所でやるのがいいですね。歌の邪魔にならない。
歌やパフォーマンスを見に行ってるので、ファンの声がそれを妨げるようなことはあってほしくないです。それも含めてライブだという意見もあるでしょうし、それが許容されたり推奨されたりする現場もあるでしょうけど。
あ、ご本人にもお伝えしたんですが、洋楽メドレーでは、まゆさんの歌のうまさを再認識できます。
可愛いとか綺麗って言葉より、美しいって言葉が似合う人。
今年もちょこちょこ見に行きたいな。応援したい。なにより、楽しみたい。
お正月限定のスイーツを食べてから劇場を後にして、空を見上げたらまん丸お月様。
今年も楽しいこといっぱい、幸せなこといっぱいの1年に出来たらいいな。
色んな物を見て聞いて体験して、五感フルに使って。そうやって生きていけたらいいな。
そんなことを考えながら帰途につきました。