20160809 #とと姉ちゃん | 徒然森沢屋

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思ったこと・感じたこと・日々の出来事などをゆるゆるまったりと。

今朝のとと姉ちゃん。

鞠子、大活躍。
担当編集者の元に日参して、粘りに粘って、最後は雨に濡れて待ち伏せて上目遣いという必殺技。
これはねぇ、陥落させられちゃうよねぇ(^^;
珍しく花山氏が素直に労いの言葉をかけたのは、本当に偏屈な編集者だという噂が聞こえていたのと、おっとりお嬢さんの鞠子がそれに粘り勝ったということに心底感心したからなんだろうな。

憧れの平塚らいてうとの対面。目をいっぱいに見開く様子が、鞠子の喜びと驚きと緊張を端的に表しているよう。
それにしても、「あさが来た」の終盤に出てきた平塚嬢の印象が強くて、あのナイフみたいに尖ってた子がこんなに丸くなるのかー年月って偉大だわーと(^^;

担当編集者には「あなたの暮し」に執筆したいと伝えてあったのに、という平塚女史。
「あなたの暮し」への嫉妬みたいなものがあって取り合わなかったのか、それとも平塚女史が書きたいと思っているものと鞠子が求めているであろう物がマッチしていないことが分かったから諦めるように促していたのか。
後者なら、偏屈とはいえ敏腕編集者であることに間違いない。

夏でもおいしく食べられるお汁粉のつくり方と、それにまつわる随筆。
おいしいお汁粉が食べられる平和があってこそ、女性の生き方を考えられる。
衣食が足りた状態でないと自立だ社会進出だと言っていられない。
…若い頃なら、きっとそんな風には言わなかったんだろうな。
人は変わる。考えは変わる。それは悪いことではない。
鞠子が憧れ続けた平塚らいてうは過去の存在。
さて、「今」の平塚女史を、鞠子はどう受け止めるんだろう?



暑いので、今日の写真はかき氷。
そして今日は長崎の原爆の日です。11時2分。