20160720 #とと姉ちゃん | 徒然森沢屋

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思ったこと・感じたこと・日々の出来事などをゆるゆるまったりと。

今朝のとと姉ちゃん。

カフェーの女給さんに話を聞く常子たち。
庶民は庶民でも見ている物が全く違う。
常子たちだって決して恵まれてるわけじゃないけど、女給さんたちの方がより切実にいっぱいいっぱい。綺麗に着飾りたいと夢見ることがあっても、そのためのお金がない。技術もない。雑誌だって買えない。
「女性のための雑誌」と言われても、どうせ世の中は男が回してて男好みの女じゃないと駄目なんだから男に聞けと。
この反応は自然だし、仕方ない。悔しいけど。
今でも女性誌でそういう特集あるんじゃないですかね。男受けするファッションとかテクニックとか、そんな類の。それで男性にモテて女としての自信を持つ人もいるだろうから、一概に否定はできないです。
常子たちが目指す雑誌、常子たちが考える「女性の役に立つ」ことが、現実の女に、あるいは現実の男にどれだけ受け入れられるのか。その前に大きな壁があることがはっきりした回だったと思います。

問題は布と技術。
時代的に和裁はできるわけだから、和裁の技術で洋服が作れたらいいのよね。
これはもう、大阪から「カーネーション」の糸子さんを連れて来るしか(笑)
花山氏は娘の貫頭衣のような姿を見て何かひらめいた様子。思いついたら一気。

ととの記憶がないから、花山さんに認められたい・褒められたい。そう言ってはにかむ美子。
この子はととがいないこと、記憶がないことを、大きくなってからもずっと引きずるんだなぁ…