「人に元気をだしてもらう仕事って、大変だけど素敵だね」
先日、教育講演会で会場から質問がありました。
「先生は、いろいろと大変なご経験をされましたが、
ご自分を支えてきたものは何ですか」
わたしを支えて、今のわたしを創ったものはなんだろう。
一つは、兄がいたこと。
優しくて、暖かくて、辛抱強い彼の存在があったからこそ、
今のわたしが生きている。
二つ目は、出会いがあったこと。
泣きたくなるくらい好い親友と出会ったのは、自分の暗い時代の一条の光だった。
そして、わたしと私の未来を信じてくれる先生がいたこと。
もちろん、困難との出会いも、私を大いに育ててくれたはず。
三つめは、大いなるものの力があったこと。
何かしら漠然としているものの
どこか遠く及ばない力の存在があって、
絶えず内なる心の声と対話をしているような。
それやこれやがあったから、
わたしは自分を諦めずに来られたのだと思う。
『人に元気を出してもらう仕事って素敵だよ』
『あなたと同じ川の畔をいつも歩いていることを忘れないで』
そう、言ってくれたのは、私の偉大なる親友です。