尾上菊五郎、片岡仁左衛門、坂東玉三郎らが出演する「錦秋十月大歌舞伎」が2日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた。
菊五郎はこの日が82歳の誕生日。昼の部の新作舞踊「音菊曽我彩(おとにきくそがのいろどり)」では、菊五郎が演じる工藤祐経の長寿を祝うせりふがあり、場内は拍手につつまれた。
曽我兄弟のあだ討ちを描いた「曽我物」と呼ばれる作品の新作で、菊五郎は「新作ですので、どんなふうになるか楽しみです。工藤はアンサンブルをまとめてその場を締める、オーケストラでいうならば指揮者」と話している。孫の尾上眞秀も出演。
ほか昼の部は「平家女護島 俊寛」「権三と助十」 夜の部は、仁左衛門と玉三郎による男女の悲恋を描いた「婦系図」、「源氏物語 六条御息所の巻」。26日まで
片岡仁左衛門と坂東玉三郎、初共演の『婦系図』ほか、時代物の名作から新作まで 歌舞伎座「錦秋十月大歌舞伎」開幕 (msn.com)
片岡仁左衛門と坂東玉三郎、初共演の『婦系図』ほか、時代物の名作から新作まで 歌舞伎座「錦秋十月大歌舞伎」開幕© ぴあエンタメ情報
歌舞伎座10月公演「錦秋十月大歌舞伎(きんしゅうじゅうがつおおかぶき)」が、10月2日に初日の幕を開けた。芸術の秋に相応しく、時代物の名作から新たな趣向で描かれた新作まで多彩な演目が揃った。初日公演のオフィシャルレポートをお届けする。
昼の部『俊寛』 左より)平判官康頼:中村吉之丞、俊寛僧都:尾上菊之助、丹波少将成経:中村萬太郎、海女千鳥:上村吉太朗 ©松竹© ぴあエンタメ情報
昼の部は、『平家女護島 俊寛(へいけにょごのしま しゅんかん)』から。歿後三百年を迎えた名作者、近松門左衛門の時代物の名作だ。
昼の部『俊寛』 左より)平判官康頼:中村吉之丞、俊寛僧都:尾上菊之助、丹波少将成経:中村萬太郎、海女千鳥:上村吉太朗 ©松竹© ぴあエンタメ情報
幕が開くと、そこは絶海の孤島、鬼界ヶ島。俊寛僧都(尾上菊之助)は平家打倒の密議が露見し、丹波少将成経(中村萬太郎)、平判官康頼(中村吉之丞)と共に流罪となり、この島で3年の月日を過ごしている。今回が初役となる菊之助の俊寛は、事前に公開されたスチール撮影の際に「岳父(二世中村吉右衛門)の公演時の写真も拝見しつつ、共演させていただいた時のことも思い出しながら撮影に臨み、公演への思いが高まりました。近松門左衛門歿後三百年のこの年に、岳父の演じ方を目指し、初代吉右衛門さんにも敬意を払って勤めたいと思っております」と話している。幕開きの憔悴した俊寛の姿は、この孤島での暮らしぶりが窺え、観客を一気に物語世界に引き込む。島で出会った海女の千鳥(上村吉太朗)と成経が夫婦になるというので、皆でささやかな祝言を上げていると、そこへ水平線の彼方から船影が見えてくる。皆で揃って都に帰れると喜び合うが、その喜びも束の間、赦免船から瀬尾太郎兼康(中村又五郎)と丹左衛門尉基康(中村歌六)が出てくると、瀬尾が赦免状を読み上げる中に俊寛の名前がなく……。幸せの絶頂から一転、観客はハラハラドキドキしながら予期せぬ展開を見つめる。虚無感が漂うラスト、ただ鬼界ヶ島の海の波の音だけが聞こえる断崖絶壁での幕切れに、場内はいつのまにか絶海の一部となりながら静かに幕が引かれていった。
この海辺のシーン、どんどん変わり秀逸
歌舞伎は布で海を再現
感想はお時間あれば昨日の記事をご覧ください。
山本太郎氏の能登からの渾身のレポート。
— ラサール石井 (@bwkZhVxTlWNLSxd) October 3, 2024
選挙などしている場合か。国はすぐに補正予算を組まなければならない、石破総理大臣は9日までに、出来うる限りの事をしろ。 https://t.co/MYzaeTVAfo
前田日明氏
— Poppin Coco (@PoppinCoco) October 3, 2024
【馳浩知事と政腐の能登復興対策に超正論で喝!!】
「馳浩は裏金貰って何やってんだ?政治家になって年間3000〜4000万円もらって、先生と呼ばれて、どこがお前、先生なんだよ?国民の税金をくすねる先生か?… pic.twitter.com/DvIcSbwxcq
我々はもう一度初志に戻る必要がある。大石あきこ氏の行動はそれを思い出させてくれる。自民党はなぜ解散総選挙を急ぐのか? 裏金脱税事件や統一教会問題を一挙に消し去るためだ。石破は完全に初志を忘れ自民党伝来のゴマカシ解散に飛びついた。本物の政権交代しか日本政治、日本社会を救う道はない! https://t.co/FrtnLDrujy
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) October 3, 2024