名古屋で勘九郎、七之助らお練り、玉三郎篠山紀信」 | 猫とバラ、演劇、美術、ガーデン、動物園のブログ

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体育館が歌舞伎小屋に?!高校で平成中村座公演 生徒はお茶子見習い

 歌舞伎役者の初代中村勘三郎出生の地とされる名古屋市中村区。同区にある同朋高校で、中村勘九郎さん、七之助さんらによる歌舞伎興行「名古屋平成中村座」が6日から始まる。高校が「芝居小屋」になるのは全国でもここだけ。本物の文化を見せ、社会との接点を持ってほしいと開かれ、生徒たちは裏方としても興行を支える。

 同校によると、全国の学校で歌舞伎興行が行われるのは、同校が唯一という。体育館が歌舞伎小屋へと変わり、生徒らは観覧だけでなく、出迎えから見送りまで観客をおもてなしする「お茶子」の見習いとして参加し、学校をあげて歌舞伎興行をつくりあげる。

 「勘三郎さん十三回忌追善の平成中村座の皮切りとなる公演。ここ(同朋高)を選んだということはすごいことだと思ってください。心から中村屋一門が演技に全力を懸けてもらえるよう皆さんの元気とエネルギーを送りましょう」。2月22日、各地の平成中村座を支えるお茶子の木村計美(かずみ)さんは志願した生徒らに熱く語りかけた。

 実は同校での開催は18年ぶり2度目になる。2006年、おもしろがりだったという故・18代目中村勘三郎さんが、襲名披露興行を中村屋ゆかりの地の学校でやろうと発案し、公演が決まった。

 同校によると、当時けがで出演できなかった息子の勘九郎さんは「高校生がもぎりをやってくれただとか、古典歌舞伎を受け入れてくれただとか、とても楽しかっただとか、あとからいろんな話を聞いてすごく悔しい思いをした」と話していたという。

 今回、12日間の歌舞伎興行で生徒や保護者、卒業生約300人がボランティアで参加する。1回の公演にやってくる約1100人の観客を相手に、駅での交通誘導や劇場内外での案内をする。

生徒発案の会場オリジナルキャラクターグッズも木村さんは「ボランティアで…

 
 

 

 

 

 
 

 

坂東玉三郎が出演した「《シネマ歌舞伎》沓手鳥孤城落月/楊貴妃」が2月15日に衛星劇場でテレビ初放送される。