前田美波里・ちあきなおみ・頭痛肩こり樋口一葉 | 猫とバラ、演劇、美術、ガーデン、動物園のブログ

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闘病中、18才、16才の母娘猫と暮らし美術や動物、演劇、旅、ガーデンが好きです

 

昔は鑑賞し、感銘受ければパンフも買っていたので探したら

 

前にご紹介した「奇妙な果実」のパンフもありました。

 

同じ題材です。

ビリーホリデー伝の舞台

 

二人とも好きですが、ちあきなおみは一人舞台でインパクトありました。

前田美波里は父がアメリカ人

 

ビリーホリディはアイルランド人の血も入ってるので黒人としては白すぎ、美貌で有名

 

美波里は語る 地人会パンフより  94年

 

ミュージカルをやってきて父と母の血が私のなかで争っているようなところがあった。

父の血を恥ているような。

 

母を恨んでみたり、口に出せば母を責めることになるから口に出せず耐えているのがつらかった

 

 

 

奇妙な果実に出会ってからは生きているのがすごく楽になったびっくりマーク

 

父親がアメリカ人で、母親が日本人[3][4][5]。遠縁に冨士眞奈美がいる[注釈 1][6]。また岸惠子も遠縁にあたる[注釈 2][6]

 

 

 

 

 

「私たちの心は穴だらけの入れ物」悲しい

 

こまつ座の「the座」1991年7月発行900円ですがすごく充実しています。

 

今回見たのは22年の舞台

 

平塚雷鳥も言ってましたが

 

日本は世界史的にも母系制が長く残りました、

 

財産は母から娘へ伝わっていた。

 

その名残がひな人形は実家が購入する、

 

平安時代の婿取り婚などに残っています。

 

農耕牧畜が始まり確実に自分の子に財産を伝えたい男は父系制度取り、女性を貶めることになりました。

 

室町時代やそのあとも女性が働けば地位が高く、からっ風とかかあ天下などの言葉に残っています。

 

北条政子も源政子でなく、

足利将軍夫人も日野富子びっくりマーク

 

自民党議員は知ってますかね

 

 

 

 

ハンサムな半井桃水

 

一葉が好きになっても当たり前かも。

 

ところが桃水は「まあ一葉と言う人は普通の人より暗く、あわれぽい感じの女性で華やかな恋愛と縁の薄い感じの人でした。

どちらかというと偏屈な感じの人で実際の歳に比べすごく老けた感じがしていました」

 

と中央公論で語っています。

 

ああ、お気の毒な一葉。悲しい

 

漱石や鴎外からは小説を絶賛されましたが。

 

一葉は簡単に喜ぶことができないほどでした。

 

 

苦労が大きかった。

両親は駆け落ち

 

兄たちがなくなり、戸主にされてしまう。

 

一葉は真面目過ぎ、恋愛も貫けず

 

身を売る悲惨な女性を助けたい

 

社会運動の夢を語っただけで母親に罵倒されるガーンガーン

 

いいかっこしたい母親はせっかく一葉が借金してきた金も近所にやる。

 

なぜこういう女性なのか。

 

妹邦子はどうなったのか。

 

 

女に学問はいらないと母に小学校をやめされられた、そのため女学校の教師にもなれず

 

歌の塾の跡継ぎにもなれず、

生活のために小説を書きあっとう間に亡くなった人。

 

一葉の小説のヒロインたちは色あせることなく何回も映画ドラマ、舞台化されています。

 

 

この舞台はミュージカルか、歌舞伎のような面白いところもあり笑わせてもくれます。

特に架空の人物の花蛍が明るい幽霊として出現びっくりマーク

 

若村 麻由美無名塾の舞台で最初観ました、うまいラブラブ

 

一葉の生涯を描いただけでなく妹邦子を除いて全員の女性が明るく幸せそうな幽霊になるびっくりマーク

 

庶民への井上の応援歌。

 

生きていかねばならないびっくりマーク

エピローグで邦子の姿に観客はそう思うでしょう。

 

八重と稲葉こうのアッと驚く変貌ぶり滝汗

 

稲葉こうは元宝塚の香寿たつきラブラブ歌が優しく大好き、彼女のルドルフと一路のトート、忘れません、日本初演

 

忘れていました。

私が昔観たのは三田和代(劇団四季で有名でした)、原田美枝子、新橋耐子、佐々木すみ江(日本女子大出)だったかと思います。

 

新橋の花蛍役は絶賛された

 

 

 

 

あんなに狭い室内で悲しい