朝倉摂の反骨 | 猫とバラ、演劇、美術、ガーデン、動物園のブログ

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練馬区立美術館「生誕100年 朝倉摂展」

 

日本を代表する舞台美術家・朝倉摂(1922-2014)。 その死後、アトリエの物置から大量の日本画が見つかった。 それは朝倉が若き日に情熱のすべてを注いだ作品たち。 高名な彫刻家・朝倉文夫の長女として生まれ、日本画家・伊藤深水に学び、絵画の道を歩み始める。 しかし40代で日本画から舞台美術の世界へ活動を移してからは、生涯画家時代のことを語りたがらなかった。 朝倉を慕う演劇人・渡辺えりが、残された作品に迫る。日曜美術館より

 

 

 

 

東京府東京市下谷区谷中(現在の東京都台東区谷中)に生まれる。父は彫刻家朝倉文夫。妹は彫刻家の朝倉響子。娘は文学座所属の女優の富沢亜古。声優の大塚周夫は従弟。同じく声優の大塚明夫は従弟の長男にあたる。

画家の伊東深水に師事し、初めは日本画を学ぶ。1941年、第4回新文展に「小憩」が初入選となるが、翌年より福田豊四郎吉岡堅二らによる在野の新美術人協会に参加、その流れから戦後は創造美術に参加。

1970年アメリカ合衆国ニューヨークロックフェラー財団で舞台美術を学ぶ。小説や絵本の挿絵も手がけ、1972年講談社出版文化賞絵本賞を受賞する。

この間、多数の舞台美術を手がける。主なものとしては、蜷川幸雄演出・秋元松代作『近松心中物語』、市川猿之助演出・梅原猛作『ヤマトタケル』、蜷川演出・唐十郎作『下町万年町物語』など。

 

 

 

 

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