その2です。
そして美しい庭園を造りあげました。 このシシングハーストの庭園を世界に知らしめたのが、白い花と銀葉植物だけを 集めたホワイト・ガーデン。ホワイト・ガーデンの中央にある、白いレースを 思わせるランブラー・ ローズのアーチはシシングハーストの象徴的な存在です。
イギリスは気候が厳しいのでバラ園はウォールガーデンになっているところが多いです。
白いカラー好きなんですがうちでは埋没、行方不明です。
小さな色とりどりのカラーも販売されてますが。
このガーデンを作り上げた夫妻は同性愛者でヴィタは有名なヴォージニア・ウルフと愛人関係でした。
ウルフの事は演劇や映画になってるので又追記します。
ウルフは悲劇的な終幕を選びました。以下も上のサイトからの引用です。
★当時のヴィタ・サックヴィル=ウェストは、アリス・ケッペル夫人の長女ヴァイオレット・ケッペル・トレフューシスとの愛の世界に終止符を打ったばかりでしたから、同性愛の世界に少しの恐れを持っていましたし、ヴァージニアも初めての世界でしたから二人は最初から激しく愛し合うことはなく、お互いにためらいがちに付き合い始めました。
でも、後で考えればそれがより二人を強く引きつけ、いつしか性的な関係を持つようになっていった要因のひとつとされています。
★また、その経緯は二人の愛が現実を超越したものとしていることに気が付いたヴィタの息子のナイジェル・ニコルソンは、自著の中で当時の二人のことを下記のよう書いているのです。
“ヴィタのヴァージニアへの影響はすべて『オーランドー』に書かれている。文学史上最も長く、最も魅力的なラブレターである。この中でヴァージニアはヴィタを探求し、数世紀にわたる物語の中にヴィタを織りこみ、自在に操って両方の性を超えさせ、ヴィタと楽しみ、ヴィタに毛皮やレースやエメラルドを付けさせ、悩まし、翻弄し、そして、ヴィタのまわりに霧のヴェールを投げかけた”
《同性愛を超越した二人の恋愛関係は、終わった後も互いに敬い続け、友人であり続けました》
ホワイトガーデンへ
ヒドコートマナーガーデンに触発されただけあって部屋のように区切られてむこうに何があるか期待させます。
やはり今回もまだ早い有名な中心の白バラ、2,3輪しか咲いてません、7月がいいのでしょうが、飛行機代も跳ねあがり混みそうであきらめています。
下の方に満開の借物画像を入れました。
1エントランス
2シンボルタワー ここに登ればガーデンや付近が一望できます。
日本のような無粋な建物が一切見えません。
京都の東本願寺本山真宗本廟(東本願寺)渉成園や名古屋の徳川園のような…京都はもっと規制すべきですね。