山村美紗サスペンス 地獄坂の復讐殺人 2006 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

京都夢見坂、観光で来ているOLの舞妓姿をレポートする広田由紀子(酒井美紀)


きたじま田岡医院、意識の無い広田信一郎(寺泉憲)を見舞う弁護士の林雄一(小野寺昭)


南禅寺疎水閣のレポート、長さ93m×幅4m×高さ8m
琵琶湖疎水は、琵琶湖から京都まで水をひくための全長20㎞、明治18年から9年かけた大工事


レポート後、病院へ向かう由紀子に声をかける中道企画社長の中道文絵(山村紅葉) 徳島での仕事を依頼する そこに電話
由紀子の父 信一郎、14時41分臨終


一か月後、広田家代々の墓、納骨式、由紀子、池田和男(鶴田忍)、中道文絵らがいる
池田は徳島からわざわざやってきた 染色家だった信一郎が、徳島で世話になっていた阿波藍染織工房の主だった
林が支払いを終え由紀子のところへ、話があると言う 遺言書

担当医の松本孝介立会いの下に作成されていた


《遺言書の概要》
全財産を娘の由紀子に贈る 但し、以下を実行してもらいたい
①徳島に住む植木静江を探し出し三千万円を贈って欲しい
②同じく徳島に住む三田村雅也に三千万円を贈って欲しい
上2点を実行するために自宅を処分して欲しい
③小川明夫を探し出し会ってほしい そして出来たら彼と結婚して欲しい


奇妙な遺言だった 全く知らない三人の名前、自分は父のことを何も知らなかった、と思う由紀子だった


父は1993年から1995年まで三年間徳島にいた
遺品のスケッチブック、藍染め関係、阿波踊り、風景
印象的な踊り子の顔、最後は1995年の8月16日、断崖の絵
由紀子は中道企画に行き、徳島での仕事を引き受ける


徳島駅、カメラマンの田沢次郎(髙嶋政宏)が迎えに来ていた
大鳴門橋、渦潮の船上レポート、阿波踊り会館でのレポート、

踊り子の顔、父が描いたスケッチに似ている

植木静江(那須佐代子)だった 関係を聞くが、“ただの知り合いです”、と言う 遺産の話には食いつかず、辞退すると言う

娘がやってきた 信江(松原味椰緋)9歳、由紀子は衝撃を受ける 父と静江の名からとっている 父の子供ではないのか
父から贈られた藍染めの帽子を投げ捨てようとする由紀子を止める田沢


由紀子は林に植田静江と会えたことを報告する 一方、林は三田村雅也を探し出していた 徳島日和佐で小学校の先生をしていると言う


ホテルに面会に来た池田、お土産を持ってきた 竹ちくわと和三盆
そこに三田村雅也からファックス、明日17時、地獄坂で待つ
ファックスを見た池田、そそくさと帰ってしまう


翌日、タクシーで地獄坂へ、霧が出ている 人っ子ひとりいない
■腹を押さえた男がフラフラと坂を上ってきて倒れる
三田村雅也だった


徳島中央署の湯浅刑事(でんでん)、“因縁やな”、と呟く
田沢がやってきて由紀子を労う


翌日、日和佐の三田村家へ、誰もいない
《隣人の話》

三田村は一人、母親は2年前病死、父親は10年前、地獄坂でひき逃げされた 8月16日だった ひき逃げ犯は捕まっていない


父が徳島で描いた最後のスケッチ、崖、8月16日、地獄坂の近くにあった “父が、三田村雅也の父親を轢き殺したのではないか”


由紀子は静江に話を聞こうとする ロープウェイに乗る
■静江が殺されている


“二人が殺されて得するのはあんたじゃ”、と湯浅刑事
林がやってきた 高松に来ていたと言う 由紀子は解放される


由紀子と田沢が食事している 

“父が徳島にいた3年間の空白を埋めたい”、と由紀子
そして、遺言のもう一つのことを明かす “小川明夫という人と結婚して欲しい” “変でしょ”、“それは変だ”、と田沢
“明日、池田さんを訪ねてみようと思っている”、と由紀子


阿波藍工房 池田、小川明夫のことを聞く “うちで働いていた小川定夫の息子だと思う”、と池田 “広田さんが丹後ちりめんで藍染めをする研究を手伝っていた”
“10年前に亡くなった、自殺した、奥さんは2年前病死した”
池田は、明夫の消息は知らないと言う


由紀子は林に会い、静江の娘 信江の力になりたい、と伝える


由紀子は田沢に会い、徳島中央署で聞いてきたことを伝える
三田村雅也の父が轢き逃げされた件、小川定夫は事情聴取されていた 小川の車が何かにぶつかったという情報が入り調べた 小川は、“荷物を運んでいた時につまづいて車にぶつけた”、と証言した あの日は土砂降りで証拠が残っていなかったためそれ以上追及できなかった しかし、翌日あの崖から飛び降りて自殺してしまった 8月18日のことだった 警察は、小川定夫が犯人だという心証を強くした


この話を聞いてから、由紀子は、父と植田静江は、小川定夫の車に同乗していただけなのかもしれない、と思うようになった


池田から連絡、小川明夫のことがわかった 明日15時、渡月橋で会うことになった 由紀子は田沢を誘う


■翌日、渡月橋、中道社長の姿、田沢がやってきた パトカー 近くで池田が死んでいた
桂川署、 “あなたと待ち合わせしていて近くまで来て自殺するのは奇妙だな”、と猪沢刑事(池田政典)、

コーヒーに毒薬を入れて飲んでいた
刑事が猪沢に耳打ち、徳島の事件のこと、“池田さんも遺産相続に関係しているのか”、と猪沢 田沢が由紀子を庇う


私が会おうとすると死んでゆく 誰かが先回りして殺しているとしか思えない、と田沢 “犯人は私の行動を知っている”


父の遺品、薬王寺のお守り


湯豆腐「奥丹」、林と、植木静江の姉 加菜子(朝加真由美)に会う 信江も来ている 二千万円の小切手を渡す そして静江が毎年、8月16日から18日、信江を預けてどこかへ行ったことを聞き出す 小川明夫のことは知らないと言う


由紀子は日和佐 薬王寺を訪ね、父と植木静江が、三田村英一と小川定夫を弔う経木を納めていたことを確認する


荒れ果てた小川家の墓、隣人だったと言う男性がきていた 由紀子は話を聞く
“2年前に病死した奥さんは、自殺ではない、夫は人を轢いていない、と言っていた 言い続けたため、冷たい目で見られるようになり一家離散した 明夫には姉 江梨子もいた 定夫が死んだのは、江梨子の結婚式の一週間前だった 奥さんは現場でネクタイピンを拾った その男と争って突き落とされた、と病室で明夫に語っているのを聞いた ネクタイピンにはSH のイニシャルがあった“


やはり父がやったのだろうか
由紀子は林に、“小川明夫による復讐劇ではないか”、と語る


父を信じたいが信じ切れない苦しみを田沢に打ち明ける由紀子
抱き合う二人


夜道、由紀子は車に追われ轢かれそうになる


家に脅迫電話、“余計な詮索は止めろ”


林の事務所、林もトラブルを抱えているようだ


田沢がネクタイピンを持っている 中道文絵がものすごい形相で、

“一人でも絶対やる”、と息巻いている


大垣書店前の看板、小川明夫著「彷徨える子供たち」

あるビデオジャーナリストの手記


本を探す由紀子 カバーに写真、田沢次郎=小川明夫だった 中道文絵は姉の江梨子 二人が私に近づいたのは復讐のため


由紀子は林事務所へ、事務員が胡散臭い男にお金を渡している 由紀子はその男に見覚えがあった 事務員に聞く 林が由紀子を心配して見守らせていた、と言う 

林は出かけている 行き先は分からない


帰宅、留守電が入っていた 田沢が、小川明夫であることを明かし、

“信じて欲しい、明日すべてが終わる”


父の引き出し、ネクタイピンがあった イニシャルを見る YH
学生時代、ラグビー部の仲間だった広田と林、伝統の所持品交換


林が小川定夫を突き落とした


10年前の8月16日、林が小川から借りた車を運転、広田と静江が同乗していた 三田村英一を撥ねてしまった林、広田は自首しようとするが、林は泣きついた
やっと手に入れた今の生活、広田は林が地獄のような生活を送っていたことを知っていた
遺言を握りつぶすことはできなかったが、その所為で由紀子が昔のことを調べ始めた
林には7歳の娘がいた 娘に10年前のことを知られたくなかった
中道文絵=江梨子は林を崖から突き落とそうとするが、弟の明夫と由紀子が止める