温泉若おかみの殺人推理27 四国香川 初夜に殺された瀬戸の花嫁 2014 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

海岸、夕暮れ、ランドセルを背負った女の子
■ダム、女の子が倒れている 傍らにランドセルとしおれた花
抱きしめて泣き叫ぶ女性


瀬戸内海に面した香川県、讃岐うどんで有名なうどん県、他にも源平の古戦場、屋島や風光明媚な島々、琴弾公園、お遍路さんで知られる善通寺など見どころが一杯、そして金毘羅さんの門前町に、私が若おかみを務める、ことひら温泉「琴参閣」


朝礼、大女将の中川政子(岡田茉莉子)が、一週間後、「大女将試験」を行う、と宣言する 若おかみの美奈(東ちづる)や若だんなの新太郎(羽場裕一)も例外なく受けてもらう


「琴参閣」で竹内家・工藤家結婚式


弁護士の工藤悦子(高橋ひとみ)がやってきた 花嫁 真子(大谷みつほ)の姉で、美奈の親友だった 妹の花嫁姿を見て感激する悦子、花婿の竹内祐輔(斉藤陽一郎)と言葉を交わす


結婚式、三々九度の盃 

披露宴開始前、ご祝儀を持ってきた女性、すぐに帰る
真子の小学校の時の担任の先生だった


披露宴、記帳する春日井淳一(西村和彦)


仲居の桃子(小林千晴)らが噂話、今日から特別室に一週間滞在する人がいる 通販会社社長 春日井のことだった


■夜、外出する真子 殺される


朝、一之橋公園、パトカー、殿山警部(若林豪)臨場
被害者は「琴参閣」のルームキーを持っている
“昨日うちで挙式を”、と新太郎 竹内真子だった


《竹内の話》二次会が22時半頃終わり部屋に戻ってそのまま寝てしまった 朝、警察からの電話で真子がいないことに気付いた


テーブルの上に、真子が常用している睡眠導入剤がある
竹内が語る、枕元の水差しの水を飲んだら急激に眠くなった


《工藤悦子の話》二人はこの10年、東京と香川で離れて暮らしていたが、頻繁に連絡を取り合っていた ストーカー等の話は聞いていない


「しおさいの里学園」で新聞を読む園長、花嫁が殺された


琴平中央署、「一之橋公園花嫁殺人事件捜査本部」
死因は頭部を腰かけ石に打ち付けられたことによる頭蓋内損傷、と殿山
死亡推定時刻は昨日の23時から1時、ホテル従業員が、被害者が23時前にホテルを出て行くところを目撃している、と新太郎

水差しの水から睡眠導入剤が検出され、錠剤シートから真子の指紋、部屋に侵入された形跡なし


目撃者が出た 春日井淳一が23時過ぎ、一之橋公園で真子と会っていた
春日井は会ったことを認めるが、真子に呼び出された、と言う
夫の祐輔が、春日井の誘いで転職し、東京に行くことに真子は反対で、話は無かったことにしてくれと言われた 23時15分に別れた 確かに春日井には真子を殺す動機がなさそうだ


夜、美奈と新太郎の時間、事件の話、姉の悦子は弁護士、恨まれることもあるだろう しかし悦子は東京で活動している いや、香川で弁護を担当したことがある
三年前、高松中央署管内で起きた事件、二階堂総合物産社長の孫娘が誘拐され、5000万円の身代金要求 指定通り、母親の弥生(遊井亮子)が庵治漁港の堤防のドラム缶に入れたが、娘のりさ(岩田陽菜)は戻らなかったため警察に通報
豊稔池ダムでりさの遺体が発見された


逮捕されたのは、二階堂総合物産の取引先の金属加工会社の元営業マン 太田聡(諒太郎)20歳 太田は無実を訴えたまま公判中に自殺 その太田聡の弁護を担当したのが工藤悦子だった


新太郎は殿山に報告し事情聴取に向かう ついて行く美奈
丸亀城に悦子、新太郎、そして美奈 弁護活動で記憶に残ること、半狂乱の母親が、何故犯人に味方する、と言ってきた しかし悦子は、太田は冤罪だと思っていた


太田逮捕の決め手になったのは、太田の車から検出された毛髪と花粉、りさの毛髪と遺体の傍らにあったコスモスと一致した
“車は誰かに勝手に使われた”、と太田は言った


弁護は太田の母親に頼まれた あのご祝儀を持ってきてくれた太田静江(かとうかず子)
今は坂出で不登校児のためのフリースクールを開いている


告別式、焼香する春日井、太田静江、そして二階堂弥生
竹内の働いている屋島流通は、二階堂総合物産の関連企業だったため、代表でやってきた 

弥生は悦子に、愛するものを殺された気持ちがわかったでしょ、と言い放つ
そのことを真子は気にしていた 竹内も覚悟はしていたと言う それで、元屋島流通にいた上司の春日井が誘ってくれた、と竹内は悦子に説明する その話を聞いていた太田静江は二人に泣いて謝る


二階堂弥生は事件後、夫と離婚し庵治の豪邸で暮らしている


春日井は元二階堂総合物産の社員、三年半前、派閥争いで子会社の屋島流通に飛ばされた その一年後、退職して東京で起業した


弥生の事情聴取、弥生は誘拐犯の声を二回聞いている 若くて訛りもある 太田聡で間違いない、と言う


春日井は屋島流通で経理部長をやっていた 当時、2000万円の横領があり、誘拐事件後補填されたということがあった しかし春日井は東京生まれ、訛りはない


弥生は春日井に連絡を取り確認しようとして、連絡先を聞くために竹内に電話する
その声、語り口、犯人の声に似ていることに気付く


春日井の事情聴取、横領したのは竹内だ、と証言する


りさの命日、毎年花を手向ける者がいる 太田静江だった 弥生は、“息子さんは無実かもしれない”、と呟く


静江は悦子に会い、弥生の言動を伝える そして竹内のことを聞かれたことも


《春日井の供述》結婚式の二次会で竹内に聞いた 補填した金、身代金ではないのか、と
それを真子に聞かれた 二次会の後、真子から外で会いたいと電話があった あの話は本当か、竹内が誘拐犯なのか、と聞いてきたのであれは冗談だ、と言って別れた その後、竹内がやってきて、真子と口論になり竹内が真子を殺した


「琴参閣」で「二階堂総合物産関連企業懇親会」開催
14時40分、弥生が出ていく
■豊稔池ダムで、竹内が刺殺される
15時13分、弥生が警察に通報する


《弥生の話》竹内は、私とは違う誰かと豊稔池ダムで会う約束をしていて、私が電話をしたらその人と間違った 行ったら死んでいた 殺したいと思っていたが先を越されてしまった


竹内宅から札束、500万円、帯封から竹内と弥生の指紋が出た
竹内の死因は腹部を刃物で刺されたことによる失血死、死亡推定時刻は昨日14-16時
14時45分、弥生と通話の記録、弥生からの通報は15時13分、従って14:45から15:13の間に絞られる


善通寺に美奈と悦子がいる 悦子は反省している 名声が欲しかったので、静江から息子の弁護を頼まれた時チャンスだと思った 自殺に対する配慮が欠けていた
そこに新太郎、14時38分に公衆電話から竹内に着信、ここ善通寺付近の公衆電話、悦子は14時15分に琴参閣を出ている 署で話を聞くことになった
仲居の桃子は悦子と静江の話を聞いていた 美奈に伝える


《悦子の事情聴取》14:15、琴参閣を出た後どこに行ったのか、と殿山 「しおさいの里学園」を訪ねた、と悦子 静江さんのことが心配になった でも留守だった 16時まで待ったが帰ってこなかった


美奈が「しおさいの里学園」で静江から話を聞く
聡と二階堂総合物産との間でトラブルがあった “注文を受けた”、と、“発注していない”
聡は泣き寝入り、会社に1000万円の損害を与えた上、取引を打ち切られてしまった 聡は会社を辞めた 誘拐事件はその一週間後に起きた 聡は疑われた


美奈は静江のアリバイを聞く “出釋迦寺に行っていた”、と静江 13時頃大女将に会い、伝えた
静江を疑う新太郎、殿山に怒る大女将、新太郎を出釋迦寺に行かせアリバイ確認させる
新太郎は、静江が14時半前まで奥の院にいたことを確認する 静江のアリバイ成立か


閑話休題、大女将試験、おもてなしのSの五原則、桃子が答える
誠実、親切、正確、スマイル、スピード 

“合格”、と仲居頭の小百合(山村紅葉)


高松中央署から連絡、新太郎が受ける、誘拐の共犯者がいた
身代金の受け渡しが行われた時間、竹内には会社にいたと言う完璧なアリバイがあった
竹内宅で見つかった500万円、毛髪が一本付着していた DNA鑑定の結果、太田聡と一致
静江は、竹内の偽装工作だ、と主張するが、実は、竹内から、誘拐は聡との共犯だ、と言われていた 豊稔池ダムにはタクシーを使い、15時頃着いた 聡が竹内の名を出さなかったのは、出せば犯行を認めることになるから
竹内はナイフを持っていた もみ合いとなり、静江が竹内を刺してしまった
聡と静江の思い出の場所に、1000万円と母への手紙が入っていた

 

《参考》シリーズのリスト