火曜サスペンス 当番弁護士2 1996 日テレ 原作:小杉健治 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

長井宅、迎車に乗る夫を見送る妻と息子
妻が息子を幼稚園に送り届け、銀行へ 50万円送金、強請られているようだ それを監視する男がいる


小料理「いしやま」、買い出しから帰る娘 “また来ている”
父親と長井の妻がいる


長井と愛人の氷見武子(神保美喜) “奥さんに不倫されている”、と武子 息子のことを口にされ怒る長井


■長井が転落死、傍らに黄色いスカーフ


園井・梶原法律事務所、梶原藤子(坂口良子)に娘の陽子(松下恵)から電話、当番、約束をキャンセルせざるを得ない


依頼、被疑者は長井吹江(沖直未)、夫殺害容疑、弁護士会からの派遣要請、所轄は世田谷北署
接見、被害者は長井礼次(仲恭司)37歳、5月2日22時頃、自宅近くの陸橋から転落、頭蓋骨骨折


藤子が世田谷北署へ、鳥飼刑事(宮内洋)から話を聞く
落ちていたスカーフは吹江のものだった 二人の間には離婚話が持ち上がり言い争いが絶えなかった アリバイもはっきりしない
吹江との接見、“私は殺していないので弁護士はいらない”
頑なな吹江、“私は何もしていない、警察も分かってくれると思う”
藤子は選任を断られる


世田谷北署に、小料理「いしやま」の主人 石山清文(北村和夫)がやってきた
調査員の高林(斉藤隆治)から藤子に連絡、吹江が釈放された、アリバイ証言が出た


長井宅、チャイム、名乗らない 氷見武子だった 線香をあげに来た しようがない 招き入れる しかし、持ってきた花、吹江が玄関に叩きつける


永見武子の経営するブティックに刑事、武子が連行される


永見武子から弁護の依頼が出ている 武子と長井が陸橋の上で激しく言い争っているところが目撃されていた 藤子が弁護を引き受ける


接見、“何故嘘をついた”、と藤子 黄色いスカーフが吹江のものであることを警察に告げたのは武子だった “長井は私のために3000万円の保険をかけていた それで疑われると思った”
“長井の奥さんは不倫しているのよ”、と武子 “相手も知っている”


武子の目撃証言者を鳥飼刑事に聞く藤子、平井和子(岩咲朱美)
一方、吹江のアリバイを証言したのは小料理屋の主人 石山だった
石山の娘の知鶴子(秋本奈緒美)と客の証言もとってある、と鳥飼


小料理「いしやま」へ藤子、石山に会い、吹江と不倫関係にあるのかを聞く 石山は笑い飛ばす 還暦を過ぎた男と社長夫人、あるはずがない 藤子もそう思うわざるを得なかった
それにしても吹江は何故アリバイを主張しなかったのか
その時吹江は黄色いスカーフを身に着けていたのか、はっきりしない
やってきた男の客と知鶴子が揉めている


高林が平井和子に会いに行く 何故永見武子だと分かったのか、刑事に写真を見せられた しかし、殺人行為を見たわけではない


“吹江は誰かに脅されていた”、と武子、藤子に告げ口する “何故そんなことを知っている”、と藤子、“探偵を雇って彼女のことを調べた” あきれる藤子


「いしやま」の客の証言者の名は飯島恒夫(川崎麻世)、藤子は思い出す 知鶴子と揉めていた客だった 飯島が店に入ってきた時の石山と知鶴子のよそよそしい反応


藤子と高林は飯島に会いに行く 事務所に客、居留守を使おうとする飯島、客が強引に入ってくる 明らかに借金取り、取り立て屋のようだ


■朝、世田谷の神社の境内で倒れている男、飯島だった
死後6-8時間、死亡推定時刻は昨晩22-24時


知鶴子が事情聴取を受けている 以前、二人は付き合っていた
さらに、飯島の手帳には長井宅の電話番号が書かれていた
しかし吹江は、飯島との関係を否定する


《藤子の推理》吹江は飯島に強請られていた 武子は、吹江が誰かに強請られていると言っていた そのネタは何だ


高林が掴んできた情報、石山親子は毎月19日、ランチタイムを休む 明後日が19日
親子を尾行する藤子と高林、墓参り、川村家 川村正造 昭和57年3月19日没 38歳 15年前のこと “ひき逃げされ即死、奥さんはその後病死し、娘さんが残された”、と住職


図書館で調べる高林、“大田区の路上でひき逃げされ死亡、三日後犯人逮捕、加害者は石山清文、川村の遺児の名は吹江”


吹江は石山との関係を認める 懲役3年、罪を償い、私に良くしてくれた わだかまりは無くなった


石山に会う “自首はもちろん考えた しかし女房は病弱、娘は中学生、勇気が無かった”


武子が藤子を呼びつける 思い出したことがあると言う 長井が死ぬ10日ほど前、慰謝料無しで離婚できるかもしれない、と言った そうなったら、桜が丘団地の香川啓子(影山依子)にいくらか包まなければならない、と言っていた


藤子が香川啓子を訪ねる 幼稚園のお便り、他の幼稚園のことも載っている そこに、高校時代仲の良かった友人が写っていた 調べた結果、長井吹江であることがわかった しかし、友人の名は石山知鶴子 長井宅に電話して確認した 夫が出た 驚いていた


石山知鶴子が長井吹江と名乗っている 被害者の娘と加害者の娘が入れ替わっているのか


藤子は吹江に会い確認する “その方、何か勘違いしている”、と吹江


ニュース、石山知鶴子30歳が自首、飯島殺し、金を持ち逃げされた 去年、突然店に来るようになった 父親が昔人を殺したことを言いふらす、と脅してきた


藤子が石山を訪ねる 調べた結果を伝える “一日だけ待ってください、明日の夜までに知鶴子が無実であることをはっきりさせます”


翌日、石山、吹江、子供の3人が遊園地で遊ぶ


藤子が知鶴子と接見している 何故入れ替わったのか 同棲していた飯島が会社の金を使い込みどうしようもなくなって石山からお金を貰った しかし飯島にお金を持ち逃げされ、途方に暮れている時、石山に拾われ、戸籍を取り替えた


石山は、二人の娘を愛した 戸籍を取り替え、殺人者の娘と言う重荷から解放してやり、飯島に捨てられた川村の娘を救った


しかし、長井は事実を知り、息子を置いて出ていけ、と迫った 石山は長井に詫び、思いとどまるよう懇願した そしてもみ合いとなり陸橋から転落させてしまった


飯島はどうしようもない奴だった 殺すしかなかった
石山は多摩川野上流で死のうとするが、孫の呼ぶ声で思いとどまる

 

《参考》シリーズのリスト