金沢のコロンボ1 呪いの黒百合伝説 2014 テレ東 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

■10年前、雨、殺人事件


金沢市、前田家14代の城下町
石川県警捜査一課警部補 前田勝利(三宅裕司)がお見合い
母の光江(野際陽子)は必死だが
二人になり、観察眼の鋭さに恐怖を感じる見合い相手に早々に断られてしまう


ホテルで開かれた和菓子協会のパーティー、出席した光江が老舗和菓子店「よしたか」の吉岡友春(伊藤洋三郎)と詩乃(川島なお美)と挨拶 遅れて勝利も会場へ、和菓子プロデューサーの久保(松田賢二)にサインを求める
吉岡は不動産業の若林(清水章吾)と白梅旅館女将の梅田まゆみ(小野麻亜矢)のところへ
会場に慌てて入ってきたのはフリーの和菓子職人 新家梨花(加藤夏希)、勝利とぶつかるが気付かない
司会者のアナウンス、吉岡のスピーチ、何か重大な発表がある


■ふらついて出て来た吉岡が倒れる
悲鳴を聞いた上野雅(浅野ゆう子)が会場へ、勝利は犯人を追うが見失う 勝利と雅、“警察です” 雅は、警察庁から石川県警に短期特別視察にやってきたキャリアだった


捜査会議、山本政之(山崎大輔)捜査一課長、刈谷哲司(吉満涼太)警部補、若田部敦(秋山真太郎)警部補、そして前田勝利警部補
 

被害者は吉岡友春51歳、失血性ショック死、何者かに背後から刺された 凶器は見つかっていない
パーティー会場にはおよそ100人いた 参加者のリスト作成中
遺体のスーツのポケットに黒百合が入っていた 犯人のメッセージかもしれない
雅は、金沢のコロンボとの噂を聞いていた勝利と組んで捜査することを申し出る


勝利と雅は「よしたか」へ 若林が来ていた “何もこんな時に”、捨て台詞を吐いて去る
恨まれていたようなこと、重大発表の内容など聞くが何も知らない、と言う 女性関係については、5年前、浮気の気配があった
雅は、黒百合の花言葉を調べていた 呪い、佐々成政と呪いの黒百合伝説


勝利は、雅を和菓子店「今江」に誘う おいしい落雁、そこに職人の沢井(大鶴義丹)、“失敗作なので取り換えたい”、と詫びる 手違いで出されてしまった しかしおいしかったのに、と勝利と雅


フリーの和菓子職人の新家梨花は講習会の最中、勝利と雅も参加することに 落雁づくりの体験、梨花はあの日欠席予定だったのに遅れてやってきた訳を聞く 梨花は5年前、「よしたか」を辞めている


次に久保を訪ねる 久保も「よしたか」を辞めている その後和菓子職人からプロデューサーに転身した 久保は昔左利きだったが今は右手でサインしている
5年前、久保は吉岡にデザインを盗まれ、揉み合った時に怪我、左手に障害が残ってしまった。と言う


「今江」の主人 今江雄一郎(田上ひろし)は、20年前、沢井と「よしたか」にいた 沢井のことを聞かれると口ごもる


沢井には前があった、と若田部、殺し、2か月前出所した
沢井のアリバイ、そこに新家梨花が入ってきてアリバイを証言する


夜、金沢のご馳走、始めは酒を断っていた雅、飲むと人が変わる
目が覚めるとそこは前田邸だった 光江は、30年ぶりに女性を連れて来た勝利が誇らしい 光江と雅は意気投合する


■橋の上に女性の刺殺体、白梅旅館 女将の梅田まゆみだった
胸に黒百合、右手を上にあげ欄干にもたれかかるような姿、防御創あり 勝利は川を浚い、雅は旅館の聞き込みへ


仲居の話、5年前吉岡と不倫、吉岡の死後様子がおかしかった
部屋に黒百合が飾ってあった 客の沢田和子が渡してくれと言った
顔を隠していた 宿帳に書いた住所、そこは、金沢スクエアビルが建設中だった


梅田まゆみの死亡推定時刻は23時前後、黒百合のDNAが一致
雅が突然、“犯人は吉岡詩乃”、と言い出す
さらに、詩乃が管理している倉庫から凶器の繰り小刀が発見された 詩乃が連行される しかし、勝利は納得していなかった 誰かが凶器を隠し見つかるようにした作為の跡があった


沢田和子が書いた住所、そこにはかつて和菓子屋「橘花堂」があった 女将の越田順子(牛尾田恭代)は、5年前自殺した その土地を手に入れたのが吉岡だった 当時、吉岡にはアリバイがあった
越田順子は几帳面な性格で、会った人物を記録していた しかし、最後に会った人物については判じ物のようになっていた 3名、加賀宝生、春告花、種ものや


加賀宝生=(吉岡)友春、春告花=梅、種ものや=和菓子材料を取り扱うもの 二人は殺された 残された“種ものや”は久保なのか
そして、越田順子の娘が新家梨花であることがわかった
不動産屋の若林は3年前まで和菓子材料を扱っていたことがわかった
金沢スクエアビルオーナー懇親会、若林がいる そして新家梨花も来ている


その頃、勝利は鑑識の報告を受けていた 川を浚って見つけた品から決定的な証拠 犯人は沢井だった


《まとめ》冒頭の殺人事件、沢井が自首し、服役したが、実は、越田順子の身代わりになっていた 順子は暴漢に襲われ抵抗して殺してしまった 沢井は順子の店で働いていた 順子に恩義を感じていた 店を潰したくない 秘められた恋心もあったようだ
5年前、借金に苦しみながらも、沢井の帰りを待つ順子は店を手放すことなど出来なかった
吉岡は救いの手を差し伸べ借金の肩代わりをしたが、すぐに本性を現し返済を迫った それでも店を手放そうとしない順子を殺してしまう アリバイは若林が偽証した
出所した沢井は真相を見抜き復讐を開始した 梨花は沢井を止めようとするが間に合わなかった 沢井を救うために凶器を隠すなどの工作もした
真相を見抜いた勝利は、梨花の気持ちを伝え沢井を止める
雅は、勝利が優秀な刑事であることを再認識する

 

《参考》シリーズのリスト