西村京太郎トラベルミステリー66 釧路・帯広殺人ルート 2016 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

■東京、夜、雷雨、絞殺


朝、捜査一課臨場
十津川警部(高橋英樹)、亀井(高田純次)、西本(森本レオ)、松山(宇梶剛士)、北条(山村紅葉)、久保田(伴アンリ)、小林(佐藤正浩)


被害者は畑野宏(小宮孝泰)50歳、老舗アパレルメーカー「絵高エンタープライズ(絵高EP)」経理課長 5年前、妻を病気で亡くし一人暮らし
死因は絞殺・窒息死、死亡推定時刻は昨晩20-22時
玄関の鍵は開いていた


メールが入っている from 古谷愛美(東風万智子)、“明日、スーパーおおぞら5号で行きます” 「おおぞら」は札幌と釧路を結ぶ特急だった


14時21分、大きなリュックを背負った古谷愛美が帯広からスーパーおおぞら5号乗車、男が声をかける リュックには大金が入っているようだ
釧路駅、終点、おおぞら車内を点検する車掌、男が眠っているようだ


■胸に傷、死んでいる


古谷愛美も絵高EPの社員だった 所属は企画部
携帯が解約され、会社を無断で休んでいる


釧路で発生した殺人事件、被害者は中村祐樹(森山栄治)35歳、空路で羽田から千歳、札幌からスーパーおおぞら5号に乗車している
北海道警から警視庁に捜査協力依頼が来た


宿で、愛美が中村、畑野殺害のニュースを見ている


十津川と亀井が絵高EPへ、社長の絵高陽子(夏樹陽子)と頭が爆発している男、副社長の絵高良(堀内正美)、二人は姉と弟だった 畑野については人事部長の林(小木茂光)の方が詳しい、という


林は、絵高EPを、非上場だが由緒あるアパレル会社、と紹介、畑野が会社の金を不正に引き出していた形跡がある、と打ち明ける 横領、調査中だが間違いない わかっているだけで2億、メールの話を聞いて、“やっぱりそういう関係だったか”、と林
畑野の横領に関わっている可能性がある 古谷愛美は入社して12年の中堅のプランナー、出身は北海道の厚岸、釧路の隣町


釧路空港、松山を釧路中央署の羽田(梨本謙次郎)が迎える
松山に十津川から愛美に関する情報が入る


十津川と亀井は企画部の責任者、企画部長の日野佳代子(高橋ひとみ)に会う 横領の話を聞いて動揺する日野、初耳のようだが様子がおかしい


厚岸みなと食道、愛美の母 古谷花江(鷲尾真知子)が経営している
娘に電話するが契約切れになっている


古谷愛美の行方を追う松山と羽田、釧路駅では大きなリュックを背負った愛美の姿が目撃されていない 帯広・釧路間の停車駅は白糠と池田、どちらかで降りたようだ
池田で目撃されていた 乗車券のチェック、帯広―釧路の自由席特急券に血痕・指紋


畑野宏は5つの銀行に口座を持ち、各2千万、計1億持っていた
乗車券の血痕は中村祐樹と一致、中村と愛美の関係を洗うことになった 指紋についても調べる


ダウシュベツ川橋梁、糠平湖に愛実、男から電話、何故電話番号を知っているのか、新たに入手した携帯電話 不安が広がる 愛美を監視する車がいる ホテルに戻る


指紋が愛美と一致した 愛美と中村の接点は六本木のバーだった


ホテル、男から電話、“警察が来るので裏口から逃げろ” 外を見る
愛美はトラックに載せてもらう


松山から十津川、“共犯者がいるようだ、電話を受けていた”


愛美に電話、“港文館の駐車場、23時に来い サングラスの女に金を渡せ”
指定の場所、時間、女がやってきた 愛美はナイフで女を威嚇する
女は長田かおり(矢吹春奈)、“調査会社の岩瀬に頼まれた”、と口走る サーチライト、逃げる愛美


■港文館の駐車場に若い女の死体、リュックには古新聞


愛美は、ネットカフェで長田かおりが殺されたことを知る


西本と久保田がかおりの職場へ、上司の話、“4日休暇をとっていたが北海道のことは知らなかった 彼女はSNSで情報を発信している”


SNS、調査会社でアルバイトしていることが書かれており、写真から、岩瀬調査事務所が浮かぶ


古びたビルの一室、岩瀬調査事務所、十津川と亀井、留守のようだ 隣の事務所員から、かおりと岩瀬をダーツバーで見かけたことを聞き出す
ダーツバー、高得点者の写真が飾られ、かおりと岩瀬(高杉亘)が写っていた その後ろに絵高EPの人事部長 林がいた 林は偶然会っただけだと言う

日野が十津川を呼びとめ、折り入って話したいことがある、という 絵高EPには派閥争いがあること、林は社長派、林が言うことのすべてが事実ではない、と吹き込もうとする


林は日野の行動を咎め、副社長派は追い出されるだろう、と警告する


十津川と亀井はスーパーおおぞらに乗りに行くことにする
池田駅で降り糠平温泉へ、かおりはレンタカーでやってきたこと、レンタカーを借りたのも返しに来たのも岩瀬だったことを確認する


絵高EPの記者会見、絵高社長が、公式に、畑野と古谷が横領したことを発表する


厚岸みなと食堂へ十津川、亀井、松山、娘さんと連絡が取りたい、信じてください、と電話番号を渡す


逃げ回っている愛美、愛美を追う岩瀬、岩瀬の次のターゲットは愛美の向かう先、それは母親、食堂前には監視を置いている 羽田が電話するが出ない 食堂に急ぐ 刑事が襲われ、母親は拉致されていた
霧多布岬にいる岩瀬、愛美に電話、すぐ来い


愛美は、車を止め、必死に頼み込んで車を借りる(unbelievable)
愛美はここで十津川に連絡を取ったようだ 
霧多布岬で愛美と母親は救出され、岩瀬は逃亡する


愛美は犯行に至った経緯を隠さず話す
愛美のアイデアは、全て副社長の成果にされる 日野は盲目的な副社長のイエスマンだった 畑野は、副社長が女に貢ぐ(高級輸入家具販売会社への出資)金の横領に加担させられていた その金額20億円 畑野も愛美も嫌気がさしていた 2億の横領を計画し、二人で1億ずつ分けた


林が自殺を装い殺され、日野も殺されそうになる 殺人は岩瀬が実行していた 十津川は日野を監視し、岩瀬から救出する 日野はやっと目が覚める


再び絵高EPの記者会見、22億の横領を畑野と愛美に押し付けようとする そこに十津川、そして日野佳代子、姉弟の悪事を暴露する
姉は、馬鹿な弟が可愛かった 唾棄すべき姉弟、十津川は断罪する

 

《参考》シリーズのリスト