釣り刑事3 トランクルームに隠された秘密 2012 TBS | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約30年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2025年2月14日改訂

上弦の月、高尾刑務所、受刑者が格子窓から月を見ている


■殺人事件発生


東京奥多摩、鈴木五右衛門(中村梅雀)と稲田教授(中本賢)が釣り
元気がない五右衛門、釣りもスランプ


奥多摩湖、パトカー、城下(石川梨華)、八重樫(村田雄浩)臨場
被害者は榊喬太郎(寺田農)、一人暮らし、凶器が見つからない、保護司のバッジ、などと城下がまくしたてる “何を急いている”、と八重樫


五右衛門を訪ねて来た不動産屋と不動産鑑定士、いくらで売れるか見てもらおうとしている
そこにクリーニング屋店員の滝川沙依(原日出子)、真里奈(前島亜美)親子
五右衛門に、ペンションを畳もうとしていると言うのは本当かを尋ねる


五右衛門の妻 牧恵(益戸育江)が半年前、心筋梗塞で突然死した
五右衛門はやる気をなくしている “私には商売の才覚がないんだよね、あいつがいないと続ける意味はない”


城下と八重樫がやってきた 沙依に榊喬太郎のことを聞くが知らない、と答える
“榊の手帳に、あなたと会う予定が書いてあった、知らないとはおかしい”、と八重樫 沙依は連行される


青梅西署、五右衛門と真里奈が迎えに来た


八重樫は、沙依が連行されても何も言わない五右衛門が歯がゆくてしようがない
 

稲田が、老人ホームに五右衛門を連れて来た 釣り教室を開くので手伝え しぶしぶ付いてきた五右衛門、職員の湯島まどか(吉田羊)が二人を迎える
張り切っている稲田、しょんぼりしている五右衛門、それを見た八重樫が、五右衛門の椅子を蹴飛ばす 活を入れられた五右衛門、本来の姿を取り戻す ここで、父親が老人ホームに入居している魚住(蛍雪次朗)を紹介される


沙依が五右衛門を家に招く 先日の件、説明したい “私にも聞かせて”、と真里奈
沙依の話、弟の弘樹(土屋裕一)が4年前事件を起こした 強盗に入った 自首して盗んだお金1000万円を返したが、懲役4年で服役している もうすぐ仮釈放、榊は保護司になる予定だった 強盗に入った先の被害者は工場を経営しており、身元引受人になる、と申し出て来たため榊と相談しているところだった


沙依は苦しい胸の内を明かす 弟の所為で家庭を壊された もう二度と弟には会いたくない 沙依は離婚していた
 

魚住宅でガーデンパーティー、五右衛門も招待された そこで、魚住が、弘樹の身元引受人になろうとしていることを知る さらに、強盗が入った時、魚住は不在で妻の和代(根本りつ子)一人だったが、その時魚住は愛人のところにいたことも語った 今は反省していると言う
 

榊の腕時計をしていた金髪の男、城下と八重樫を見て逃げ出した 合気道四段の城下が逮捕 男の名は藤崎(倉貫匡弘)、仮釈放中の身、義務で保護司の榊を訪ねたら死んでいた 目についた時計、つい盗んでしまったと言う 殺害は否定する


五右衛門は、沙依に弟と会うよう説得する 会えるときに会っておくのが良い たった一人の弟 弘樹の仮出所、沙依は迎えに行く 五右衛門も車を出す


藤崎のアリバイが確認された また振り出し 榊の本業は税理士、顧客の線も調べることにする


弘樹は、狭いアパートに同居することになった 姉に感謝の言葉を述べる弘樹


沙依から五右衛門に電話、弘樹がいなくなった 明け方に出て行ったようだ 稲田や魚住もやってきた 手分けして探すことに 弘樹はキャッシュカードを持っていた 調べるとお金は下ろしていない しかし、服役中も引き落としされている相手先、“オウメストレージサービス”


弘樹が発見された 頭部強打、複雑骨折、低体温、助かる確率は五分五分、と医者
ひき逃げされたようだ、と城下、過失ではないかもしれない 現場にブレーキ痕がなかった


五右衛門は現場を見に行く ガードレールをこすった跡、坂を下ってきた車に撥ねられたようだ 坂の上には老人ホーム 見に行くと騒ぎが起こっていた 代議士の宮之原(大林丈史)に入居者や職員の湯島まどかが抗議している


弘樹を撥ねたのは、魚住の妻の和代だった 義父の見舞いに来た時、弘樹が湯島まどかと揉めていた その顔を見た和代は当時の恐怖心が蘇った 殺されそうになった恐怖。抑えて来たが駄目だった 魚住は和代を責める 和代は、あの時の夫の語った言葉を忘れていなかった 女の元から戻ってきた魚住は、妻を案じることなく金庫の金のことを聞いた 和代は怒りを爆発させる


まどかは、弘樹のことを知らないと言う 和代が嘘をつく理由はない
沙依は、何故、4年前、弟は大金を必要としたのかがわからなかった
五右衛門は沙依に調べることを約束する


“オウメストレージサービス”は貸倉庫(コンテナ)、城下に頼み、中を見せてもらう 家の模型が入っていた 先日、弘樹が鍵を失くしたと言ってやってきたと言う 弘樹はその時入院していた 何者かが中を見ようとした


弘樹が当時働いていたクラブ、魚住はそこの常連だった その愛人だったホステス(片岡明日香)から話を聞くことができた 弘樹には恋人がいた 湯島まどかではなく青山美紀(小松彩夏)、拡張型心筋症で心臓移植が必要だった 移植手術には大金が必要、そのホステスは、弘樹に入れ知恵した 金庫に脱税した金をため込んでいること、そして不在の日も 美紀のその後のことは知らないが、住所は知っていた


表札が青山ではなく長谷川になっていた 隣人から話を聞く 弘樹も訪ねて来たこと、青山家には母親と美紀、その姉がいたこと


美紀の姉がまどかだった 母親は認知症、まどかは家を売って母親を老人ホームに入れた 


《まとめ》魚住は、強盗の被害額を1000万円と証言した 脱税して貯め込んだ大金、表には出せない金だった 弘樹は新聞を読み1000万円だけ返した 実際は2億 魚住は、親切を装い、弘樹の周辺に張り付いた 沙依にもクリーニングを頼んだ
弘樹は、まどかに貸し倉庫の鍵を預け、移植手術に使うよう託けたが、美紀は同意しなかった 3年前、静かに息を引き取った
まどかは、この老人ホームを追い出そうとする宮之原が許せなかった 1億9千万を使い、贈収賄事件を仕掛け、逮捕されるよう導いていた
手当ての甲斐なく弘樹は息を引き取った 沙依は弟と会わせてくれた五右衛門に感謝する 五右衛門はペンション売却を取りやめる

 

《参考》シリーズのリスト