おとり捜査官・北見志穂18 2014 テレ朝 原作:山田正紀 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

  登場人物
【警視庁捜査一課】北見志穂(松下由樹)、袴田刑事(蟹江敬三)、三上刑事(半田健人)、井原主任(小木茂光)
山梨県警警部補 大森貴子(東風万智子)
マダム・ルリコ 本名 本郷瑠璃(清水美沙)
三田村千絵(中島亜梨沙)…元警官・故人
片桐悟志(田中幸太朗)…カメラマン、千絵の婚約者
篠原祐子(柴田かよこ)…千絵の大学時代の同級生
山路康介(長谷川朝晴)…祐子の婚約者、片桐の友人
牧野梓(伴杏里)…千絵の大学時代の同級生、タレント
仲根益美(大谷みつほ)…ホステス
西条弥生(沢井美優)…千絵や祐子の大学時代の後輩
西条二郎(宇梶剛士)…弥生の父
マダム・ルリコの元運転手 染谷庄助(深水三章)…元警官、袴田の先輩
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赤い服の女が、団地の屋上のフェンスに逆Uの形で晒されている


捜査一課臨場、被害者は篠原祐子31歳、絞殺の扼痕
北見志穂は、顔と名前に覚えがあった “千絵の大学時代の友人です”、と志穂
ダイヤの指輪をしている “To YUKO from KOUSUKE” 婚約指輪
千絵の時と同じだった


三田村千絵は婦人警官だった 3年前、交番勤務の千絵は強盗殺人犯に拉致されかけたが志穂の活躍で救われた 刑事志望だった千絵は志穂に憧れていた
2012年秋、念願の刑事になった千絵は、間もなくカメラマンと婚約し警視庁を退職した 相手は片桐悟志、幸せそうだった
千絵は、ブライダルフェアに行っている時、公衆電話から着信があり、自分の車で山梨県本栖湖に出かけ、バンガローの爆発事故に巻き込まれて死亡した


志穂は、葬儀の時、篠原祐子と少し話をしている
捜査会議、篠原祐子31歳、死亡推定時刻は昨夜23時頃、死因は首を絞められたことによる窒息死、凶器は硬いひも状のもの 別場所で殺され、台車で運ばれてきた
被害者は長野県松本市出身、高校卒業後上京して私立大学へ 電機メーカーを先週退職したばかり 来月結婚予定だった


千絵の事件、山梨県警は、殺人を視野に入れている 爆発の原因となったプロパンガスのボンベは外部から持ち込まれた 持ち込んだのは仲根益美、スナックホステス、爆発の後、行方不明になっている 山梨県大月駅前の公衆電話からかけられた電話で千絵は現場に向かっている 真相をつかめぬまま1年が過ぎた


婚約者 山路康介の事情聴取、昨日、新婚旅行の件で品川駅前の旅行会社に二人で行った 17時半頃別れた 彼女はタクシーに乗った 個人タクシーだったと思う
商社勤務の山路、二人が知り合ったのは千絵の葬儀だった 片桐と山路は友人だった


祐子が向かったのは、白金のマダム・ルリコの館だった
袴田刑事と志穂が訪ねる ベールを被り、変声器を使って会話するマダム・ルリコ
赤い服、赤い下着が運気を上げる、とアドバイスしたことを認める


井原主任から連絡、祐子に、山梨県の喫茶店から電話がかかっていたことがわかる 相手は仲根益美だった
これで、1年前の事件と今回の事件がつながった 合同捜査本部を立ち上げる


大森警部補の報告、仲根益美の行方は現在もつかめていない 三田村千絵は、バンガローに向かう途中、篠原祐子に3回電話している
祐子は、携帯を家に忘れており出ることができなかった その日は友人の牧野梓と映画に言っていた 牧野梓も認めている


三上刑事の報告、祐子の部屋から見つかった写真、4人の女性が写っている 千絵、祐子、梓、そしてもう一人 “西条弥生ですね”、と大森
弥生は、3人の後輩だった 9年前、4人で丹沢で山登りした時、弥生が滑落し大怪我をした 腰と足を骨折し、手術を繰り返している 3人に対して恨みを持っている可能性がある


爆発事故の10日前、仲根益美の息子が小児ガンで亡くなっている


弥生宅を訪ねる袴田と志穂、父親の西条二郎がいた “何の用だ、娘は体調が悪い、帰れ”、けんもほろろの対応だった 電気工事をやっている西条、硬いひも状のものが志穂の目に入る 娘を不憫に思う西条がやったのではないか 二人は西条親子を張ることにする


西条が雑誌を破り燃やそうとしている 牧野梓の写真が載っていた 西条の事情聴取を行うことにした
西条は、祐子の遺体がさらされた団地のテレビアンテナ工事を請け負っていた 土地勘がある


片桐と山路は自動車教習所の合宿で相部屋になって知り合った
片桐は、滑落事故のことを知っていたが、山路は知らなかった
山路に電話、梓の恋人からだった 梓と連絡が取れない、とパニックになっている
■牧野梓が、黄色いワンピース、黄色い下着で、富士山の見える公園のベンチに晒されていた 絞殺されていた “マダム・ルリコのアドバイス” 袴田と志穂はマダム・ルリコの館へ、ベールを脱がせ話を聞く
二人は大学生の頃から館に通っていた、とルリコ その後来なくなったが、1年前から再び来るようになった
西条親子と仲根益美の写真を見せるが知らないと言う


梓の死亡推定時刻は昨夜の19時前後 梓にも、祐子に電話がかかってきた時間に、大月駅前の公衆電話から着信があったおそらく中根益美だろう


西条親子には監視が付いている 梓を殺すことは出来ない
仲根益美が怪しい 西条の意を受けているのかもしれない


北見志穂は、視点を変えて考えてみた 3人の女性に恨みを持っているのではなく、婚約者に恨みを持つもの 3人は免許取得の合宿で知り合った その時何か無かったか
片桐は少し気になっていたことがあった 一人は車種変更のため免許を持っていた 自由時間に3人で外出し、帰りを急いでいた時助けを求める男がいた しかし、門限に間に合わなくなるため救急車を呼んでくれと言って断った
念のため、調べたが意外なことがわかった 妻が切迫流産しそうになったが、助けてくれた人がいたと言う それがマダム・ルリコだった リムジン運転手が元警官の染谷さんだった 子供は無事生まれた
染谷は袴田の先輩だった いい刑事だったが、大物国会議員の後援会関係者の交通事故をもみ消していたことが明らかになり警察を辞めていた


マダム・ルリコは大物政治家の隠し子と言う噂もあった


牧野梓は、男をつなぎとめるために自殺騒ぎを繰り返していた


染谷は西条二郎を知っていた 西条の妻の死に関わっていた
マダム・ルリコ、本名本郷瑠璃は、15年前、自転車に乗った女性を撥ねた 瑠璃に過失があったが、示談金5000万円で交渉したのが染谷だった 西条の妻は1年後に死んだ


マダム・ルリコが、本名を出してファンションブランドを立ち上げることになった
メーカー側の責任者に脅迫電話がかかってきた “ルリコをショーに出したら殺す”


“私、おとりになります”、と北見志穂
西条が動き出した ショーの会場へ、襲い掛かった西条は逮捕され、娘の弥生は事情聴取される


《まとめ》脅迫電話をかけたのは弥生だった しかし、弥生は千絵に対する恨みなど無かった 親切にしてもらった 母を殺した本郷瑠璃を憎んでいたのは間違いないが、先輩達を殺してはいない 千絵は、祐子が自殺するのではないか、と案じていた 会社でいじめに遭っていた
1年前、息子を亡くした仲根益美は生きる希望を失くし、ネットで知り合った裕子と一緒に自殺しようとした そこに失恋した梓が加わった 祐子は千絵に別れの電話をした
3人は睡眠薬を飲み、プロパンガスを流した しかし、梓に男からメールが来た やり直そう 梓は死ぬのをやめた 後の二人も死ねなくなった ふらふらしながら外に出た その後バンガローが爆発し、千絵が倒れていた 損害賠償を求められる、3人は千絵を助けず逃げた
ふらふら歩いている3人を救ったのが、マダム・ルリコのリムジンだった
ルリコは祐子と梓は知っていた 失意の仲根益美には仕事を世話してくれた
益美は、恩人がファッションショーをやる晴れの舞台を見に来て大森に見つかった
片桐は、祐子と梓のひそひそ話を聞いてしまった 千絵の死に関する話だった
片桐は真相を聞き出すべく祐子を拉致し問い詰めた “千絵は運が悪かった”、と祐子 許せなかった

片桐は3人を許せなかったが仲根益美の行方が分からなかった マダム・ルリコが知っていると思い拉致したが、北見志穂だった 全てを話した片桐は志穂を殺そうとするがそこに袴田が現れる

エンディングは西条親子と本郷瑠璃の和解、お墓の前だった

瑠璃は、命日には欠かさず墓参りしていた