刑事 吉永誠一 涙の事件簿9 迷い骨 2012 テレ東 原作:黒川博行 | moris11のブログ

moris11のブログ

尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

吉永誠一(船越英一郎)、照子(中山忍)、菜摘(須藤菜々子)、3人家族の朝
学資保険の話、大学4年間で700万円必要、菜摘が水泳記録会に出場する話も

小沢(林泰文)から、非番の吉永に呼び出しの電話、みなと交番前に頭蓋骨が入った箱が置かれていた

【神奈川県警捜査一課】吉永誠一、玉田(山田純大)、木島(松尾諭)、牧村(河西健司)、小沢、片山班長(眞野あずさ)

頭蓋骨には下顎が無い “迷い骨”、の書置き

班長が遅れてやってきた
調査結果の報告、死後1年、後頭部に陥没、鈍器で殴打の可能性 30-50歳の男性
箱は10時から10時55分の間に置かれた、と巡査

失踪届の出ている人物、吉永と小沢が鎌倉へ
浜口慶子(田中美里)の話、“去年の4月8日に夫がいなくなった”
“兄貴は街金に交渉に行った”、と内川道夫(内田朝陽)
慶子の夫 善教(長谷川朝晴)は、町工場の社長の息子、内川は従業員だった

街金の取り立て屋がやってきて大声を出している

善教の父 剛(江良潤)は、倒産に追い込まれ自殺した 善教は連帯保証人になっており、借金を引き継いだ 街金からは、“殺す”、とか“海に沈める”、とか脅されている

かかり付けの歯医者を聞き、確認に行く 一発で歯型が一致した

何故事件を発覚させる必要があったのだろう

善教と慶子は3年前に結婚した 1年半前、大口の売掛先が倒産して連鎖倒産し、社長が自殺して保険金を従業員の退職金とした 工場は差し押さえられ、街金からの借金はそのまま残った

街金の取り立て屋から話を聞くが、大手の街金 風間勇一(相島一之)が絡んでいると言う

善教は保険に入っていた 5000万円、事情を聞きに行く

慶子は濃い化粧をしていた ホステスをやっていると言う
お金は手元に残らない、と慶子 善教は風間と念書を交わしており、保険金は借金返済に充てられる

玉田と木島が報告、高層ビル群建設計画の土地は、差し押さえられた工場の跡地だった 開発会社の代表も風間
吉永は風間に会いに行く 念書の話はせず、様子を見に行った

■風間が殺された 後頭部を殴られた後絞殺された 死亡推定時刻は22-24時 会社、自宅の家宅捜索を行ったが念書は見つからなかった 慶子が嘘を吐いた可能性が出て来た

慶子が働くクラブのママ ヤヨイ(今陽子)に話を聞く ママは慶子を誉める
善教と慶子はクラブで知り合い結婚したこと、二人とも真面目でお似合いであること
ホステスからも話を聞く 篠山(木下ほうか)とは親しかった、と言う 

一人のホステスの様子がおかしい 外で話を聞く

慶子と篠山が変な話をしていたと言う “善教を殺してくれたら一緒になれる” 1年前のことだった

玉田と木島が新しい情報を掴んできた 風間の会社は1年半前に倒産していた その後、財産を隠していたことが露見し、1年前に夜逃げした

《吉永の推理》慶子は念書が嘘であることがバレないように風間を殺したのではないか 慶子と篠山が組んでいるのではないか

吉永と小沢が慶子を監視する 慶子が出かけ、内川宅に入る 内川が帰ってきて、しばらくして慶子が帰る

小沢に慶子を付けさせ、吉永は内川を直撃する 慶子は何をしに来たのか
内川は吉永を招き入れる 内川の母親が寝たきりになっている 2年半前脳梗塞発症 痰の吸引、1日6回必要で、慶子に手伝ってもらっている 入院させたいが、3月すると退院を迫られるので家で看病することにしたと言う 保険を使っても月10万円持ちだしになっている

吉永は、民生委員に話を聞く 内川は心中することを口にしていたが、1年ほど前から言わなくなった

班長の片山は、吉永から話を聞き、実は、母親の介護問題を抱えている、と打ち明ける 先日遅刻したのもそのためだった 医者から、“自宅で介護を続けると母親を恨むようになる”、と言われ、施設に預けたと言う この話と3か月で追い出される話、整合性あるのか

篠山の倒産が善教の倒産を引き起こしたこと、篠山と風間はつながっていたことなどが明らかになった 善教の土地を手に入れるために、風間が計画した可能性が出て来た 吉永は、慶子への同情が強まった

疲れて帰る吉永、菜摘の出したなぞなぞでヒントを得る スイミング教室で、先生が名前を間違えた訳、答えは、別人のキャップを被っていたため
頭蓋骨に下顎がなかったことと併せて考えると、頭蓋骨は善教のものではなく、篠山のものではないか 《疑問》何故最初からスーパーインポーズで調べなかったのだろう 歯型が一致したことで確認を怠ったということか
善教の保険証を持った篠山に受診させ歯型の記録を残し、頭蓋骨の歯型が善教のものとされるようにした 下顎を隠したのは、ばれにくくするため

吉永と小沢は内川宅の監視を続け、痰の吸引を交互に行う記録を取り続けた ある時、時間になっても誰も来なかった 見に行くと、善教が吸引をやっていた そこに慶子が慌ててやってくる さらに内川も
説教する吉永に慶子が叫ぶ 警察は訴えても対応してくれなかった 風間と篠山の悪事を放置した 吉永は泣きながら説教する 涙の事件簿だった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.09.18 配役名で書き換えた