おみやさんスペシャル第1弾 2016 テレ朝 原作:石ノ森章太郎 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

学生運動の嵐が吹き荒れた1960年代の終わり、京都の山中で足立タエ子(河合美智子)44歳の遺体が発見された 1984年、時効を迎えた

■男が追われている ナイフで刺される

朝、喫茶店でマスターのマサ(中西良太)とだべる神尾ちず(貫地谷しほり)、似顔絵を描いている

事件発生、捜査一課 堀内(長谷川朝晴)、柳原係長(菅原大吉)、横溝(加藤虎ノ介)、森(工藤俊作)、神尾ちず、鑑識 千場(小野寺丈)臨場

被害者はフリーライターの江藤竜三(深水三章)、鋭利な刃物で刺されている 死亡推定時刻は昨夜20-22時、内ポケットから半分に引き裂かれた赤いスカーフ 凶器は刃渡り7㎝程度

鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)が本庁に着任し、資料係を立ち上げることになった

鳥居は、引き裂かれた赤いスカーフに反応する

江藤の目撃証言、街中で若い女の子にしつこく絡んでいた、とバーテン 神尾ちずが似顔絵を描き、聞き込み、

“エリカじゃないかな”、とJK 名字は知らない、と言う
そこにエリカの知り合いのちんぴらがやってくる

志村大樹(戸塚純貴)、ラリッている

江藤の自宅、多数の密会写真が出て来た 強請を生業にしていたようだ さらに女物の傘、Mホテルへの発信記録が多数残されていた

係長の柳原は、ちずをお目付け役として資料係に送り込む

エリカの身元がわかる 岡本エリカ(荒川ちか)K旅館の娘だった
鳥居とちずは、K旅館を訪ね、女将の岡本佐知代(東ちづる)と会う 娘との関係は良好とはいえないようだ エリカはちずが電話しても出ようとしない 母親に電話してもらう

エリカと会うことができた “説教された”、と言う 突っ張っている娘、何か隠しているようだ

鳥居は、ちずに赤いスカーフの話をする
1969年、足立タエ子44歳、料亭の仲居が転落死させられた タエ子は引き裂かれた赤いスカーフを持っていた さらに進駐軍の兵隊と二人で撮られた写真を持っていた
オンリーだったようだ 赤いスカーフのリリーと呼ばれていた
タエ子には身寄りがなく、遺品は寺に引き取られていた

僧侶の平松勝己(石橋蓮司)に会う 元刑事、事件を担当していたが解決できず僧侶になった

タエ子の遺体が発見された経緯、ハイカーの夫婦が山中で怪しい男に出会った 近くでタエ子の遺体が発見され、男の似顔絵が作成された
遺品の引き裂かれたスカーフを借り、江藤が持っていたスカーフと合わせてみた 繊維の方向が違う 別物だった
江藤には恐喝の過去があった Mホテルに恐喝の相手がいたのではないか それが似顔絵の男なのだろうか

Mホテルの元名誉会長 小笠原歌子(多岐川裕美)の法事に集まった一族の事情聴取 江藤は、会長の小笠原純平(小野寺昭)に連絡を取ろうとしていたのではないか、との疑いがあった
鳥居は、一同に、1969年10月21日、国際反戦デー、何をしていたのかを問いかける 騒乱罪が適用された事件、多くの学生が逮捕された

岡本佐知代は小笠原歌子の実子だったが養子に出され、歌子は以降、佐知代に会おうとしなかった 佐知代は母を恨んだ 自分こそはいい母親になろうとしたが、娘とはうまくいっていない

志村大樹がエリカに絡んでいる そこに鳥居、さらに大樹の兄貴分 島哲也(北原雅樹)、島は鳥居をにらみ大樹を連れて行く

■志村大樹が撲殺された

エリカの話を聞く 江藤はエリカのことを知っていた 若者を見守るボランティアと名乗っていた 大樹からナイフを渡された 大樹の様子がおかしかった ナイフから、江藤の血液が検出された 大樹の部屋から危険ドラッグが出て来た

江藤の部屋にあった傘は、1968年生のビンテージ品だった 歌子の傘だった

小笠原純平は当時学生運動に嵌っていた 仲間に、現在、暴力団の№2になっている新庄亘(峰蘭太郎)がいた
エリカは、歌子に会いに行ったことがある 母を助けて欲しい 旅館の経営が苦しい しかし、私には娘も孫もいない、と突き放された “死ね、くそババア”、と悪態をついた

戦後、生きるために体を売った女性は子供達にまで蔑まれた 石も投げられた 織物工場の従業員の子供が結核になった ストレプトマイシンを飲めば治る 赤いスカーフのリリーは、進駐軍の兵隊から手に入れて渡してくれた 子供は回復した それが平松勝己だった 平松はリリーに石を投げつけ額に傷を負わせた少年だった 平松は、歌子がリリーであることを知った しかし恩人の歌子を逮捕することは出来なかった

歌子はその後タイピストとなり、旅館の息子と結婚した 夫の死後、歌子は手腕を発揮した ある日、料亭での会合、そこで昔の仲間の足立タエ子が仲居をやっていた 懐かしがるタエ子、しかし、歌子は怖かった 過去をばらされる タエ子は娘にも会おうとした

歌子はタエ子を突き落としてしまう それを目撃したのが江藤だった 江藤は手伝って死体を隠した 江藤と歌子の関係はわからない しかし、歌子の死後、江藤は後任の会長の小笠原純平に連絡をとってきた 小笠原は、新庄に、江藤殺害を依頼した 手下の大樹に殺させた 江藤は、“小笠原会長の命令か”、と言ってこと切れた 大樹は小笠原を探し出し罵った 小笠原は思わず大樹を殴り殺してしまった
佐知代は母を恨み続けて来た 鳥居は、歌子の思いを伝える ただ娘を守るために、殺人者の娘と言われないように縁を切ろうとしていたのだと

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.10.20 配役名で書き換えた

 

2022.12.09 「ストレプトマイシン」で、まざまざと思い出した