■5年前、房総、海岸に遺体、崖の上に靴が並べられている
万引き犯3人を追う御茶ノ水署生活安全課の梢田威（的場浩司）、1人に逃げられ2人を確保 そこに斉木斉（船越英一郎）、“証拠を押さえた”、と威張る
大豆イソフラボン、骨粗しょう症のサプリ、若者が飲むものではない
二人は、ゲーセンで声を掛けられ万引きしてしまった、と言う
スーパーで、万引きの現行犯が保安員に確保される
主婦 山田香（黒沢彩）の事情聴取する保安員の穂積亜矢（純名りさ）と保安の研修生 高山久志（内田朝陽） 店長の松野祐一（松澤一之）は、怒り心頭だ
そこに梢田と斉木、亜矢と梢田は旧知の仲、亜矢は元警察官だった
■学生の江藤弘之（藤間宇宙）が殺された 斉木が昨日スーパーで見た男だった
ローヤルゼリーを持っていた 万引きしたのだろう
刑事課のメンバーが出動する 辻村警部（赤坂泰彦）、川崎（大沢樹生）ら
斉木と梢田は、署長の一色（六平直政）から夜間パトロールを命じられる
万引きに加えて、最近、売春グループが管内で活動している
斉木は梢田におとり捜査を命じる コンビニで雑誌を読んでいる梢田に女が声をかける
田端布佐子（あべ静江）、二人はタクシーでホテルに向かおうとするが、運転手の富井（徳井優）が梢田に声をかけ台無しになる 布佐子は逃げ出そうとするが捕まる しかし布佐子はしたたかだった じゃんけんをしようと誘った、と言い張る
万引き犯には、組織的に動くグループと単独犯がいるようだ
殺された江藤は単独で動いており、組織の目の敵にされていたようだ
梢田は、亜矢の目を引こうと必死だった 組織の主犯格 岡部マコト（小橋川嘉人）を逮捕するために、ドラッグストアの集中的な聞き込みを開始する
斉木は、刑事課をも動かした 辻村は、斉木を目の敵にしているが、斉木は辻村の使い方を知っている
岡部を見つけた梢田、追いかけるが刑事課が逮捕してしまう
亜矢を訪ねて来た朝倉洋子（山下容莉枝）、洋子は亜矢に体調がすぐれないが病院に行くお金がない、と言う 亜矢は優しい言葉をかけ、お金を渡す 感謝する洋子
亜矢は単に優しいだけなのだろうか
スーパーの店長 松野が、万引き常習者 山田香の家に押しかけ暴力を振るい逮捕される 松野は、江藤殺害に関しても嫌疑をかけられる
亜矢が、朝倉洋子宅を訪ね、健康状態を尋ねる 部屋に入る
■派手な服装をした洋子が殺された
同業者の布佐子は語る “亜矢は世間知らずで洋子に騙されていた 数百万騙し取られていた 亜矢にも、何か弱みがあったようだ”
アオイ（北村魚）、売春グループの元締めだった
斉木は、係員の暮林ヒトミ（上原さくら）に、亜矢が警察を辞めた経緯を調べさせる
斉木は梢田を連れ、富井のタクシーで内房へ
内房署の喜多川（山上賢治）から話を聞く
“5年前、本屋で万引きが多発し、店主の金沢（鈴木ヒロミツ）はノイローゼ気味だった ある日、高校生 朝倉克也（河野弘樹）が万引きし、金沢が追いかけ、亜矢に捕まえるよう頼んだ 少年は屋上に追い詰められ、転落死してしまう 克也は洋子の息子だった 万引き仲間だった江藤は、たかが万引きで少年を死なせた、と金沢を攻撃し嫌がらせを続けた 金沢は追い詰められ自殺してしまう（冒頭のシーン）
亜矢は責任を感じ警察を辞めた
金沢には、別れた妻と男の子がいた 妻は息子を連れて再婚した 嫁いだ先の名字は高山だった
《まとめ》犯罪者を捕まえ更生させようとする亜矢、東京でも、江藤を捕まえ更生させようとしていた 高山は留学から日本に帰り、父に起こった悲劇を知った 誰が父を死に至らしめたのか、そして江藤を殺し、亜矢を騙して売春する洋子を殺した こんな女の息子だから万引きに走った 父の敵だった 亜矢は高山に自首するよう求めるが、高山は亜矢も殺そうとする “亜矢さん、あんたは誰が救いたいんだよ”
斉木の名言、“警察の使命は犯罪者を捕まえることではなく、犯罪を犯させないようにすること”
《参考》シリーズのリスト
2022.10.18 配役名で書き換えた