再捜査刑事・片岡悠介 4 2012 テレ朝 | moris11のブログ

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フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
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悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【警視庁特命捜査対策室】

片岡悠介(寺島進)、奥村澪(原沙知絵)
【警視庁捜査一課】本田勇藏(不破万作)、榎本香織(南果歩)、手塚高志(杉本哲太)
浅野直樹(金子貴俊)(あきる野署)、一二三祐希(吉田羊)(科捜研)

1989年6月、金融業 山崎忠臣(木之内頼仁)55歳が殺された事件
被疑者の工芸品店主 尾高隆二(磯部勉)51歳は犯行を否認したが、現場にあった返済延長願いのメモと尾高の筆跡が同一と鑑定されたこと、家宅捜索で凶器と思われる血痕のついた硯が発見されたこと、アリバイがはっきりしなかったことから有罪とされ、懲役18年、拘置所内で病死した

捜査一課長の木下譲(大和田伸也)が、特命捜査対策室に、この23年前の事件の再捜査を命じた

カメラマンの山本有紀(宮地真緒)と高校教師の井上絵里(上野なつひ)が、男をとったとられたで喧嘩している

■山本有紀が殺された 第一発見者は久保田啓太(藤間宇宙)27歳
榎本香織、本田勇藏らが臨場している

助手の久保田は、有紀が仕事に来ないので迎えに来た 合鍵を持っていた 有紀は男性関係が派手で、合鍵を持っているのは自分だけではない、と久保田 久保田は有紀と肉体関係があった 久保田は有紀に惚れていたが有紀は遊びだった

23年前の事件、筆跡鑑定は2度なされていた
1度目は科捜研の筆跡鑑定第一人者だった山本博康(酒向芳)、2度目は弁護側鑑定人の佐光真一(橋爪淳) 

ともに筆跡が一致と鑑定されていた

科捜研の一二三祐希に再鑑定を依頼する

現代の技術でどう鑑定されるか

一つ新しい視点が出た 墨継の跡の有無、即ち毛筆か筆ペンか
尾高はいつも毛筆で書類を書いていた

一方、現場にあったメモは筆ペンで書かれていた

現場には人毛が落ちていた 江戸時代の髢(かもじ)、漆用刷毛に使われるものだった

尾高の店でも漆用刷毛は売られていた 
被疑者には、尾高の他、山崎から借金していた漆用刷毛職人の大橋義治(江藤漢斉)、漆工芸作家の坂井光葉(江藤潤)がいたが、ともにアリバイがあった 二人とも、昔のことなど思い出したくない、と言う

当時の捜査員 斎藤善次郎(佐藤仁哉)は、当時の捜査に自信を持っていた

カメラマンの有紀は、書道アーチストの末永仁美(清水美沙)の作品を紹介し、仁美は感謝していた

■多摩川の川岸で、井上絵里が殺された
絵里の父親は、23年前の事件で国選弁護人だった井上義男(加門良)の娘であり、先に殺された有紀の父親は、同じく23年前の事件で筆跡鑑定を行った山本博康の娘だったことがわかった

今回の連続殺人と、23年前の事件がつながった
捜査一課と特命対策室は、合同捜査を行うことを機の木下に申し出る
木下は、23年前の事件を斎藤の下で担当していた 冤罪だった場合、微妙な立場になる木下、しかし、木下は合同捜査を許可する

覚悟はできている 真実を知りたい

尾高には妻子がいた 殺人犯とされた尾高、妻の美智子(川島美津子)と娘の華子(秋月三佳)は店を閉じ、実家の美濃市に移住した 美智子の父親は和紙職人だった 既に死亡し、弟子の杉原和義(伊藤洋三郎)が後を継いでいる 杉原は二人を引き取ったが、美智子は1年後死亡、華子は高校を出ると杉原の元を去った

華子は杉原に、父親と面会して聞いた言葉を残していた

“あいつはハツガマに行っていたと言うが嘘だ、あいつが犯人に違いない” 初釜ではない 事件は6月に起きた

華子は東京のディスコで働いていたことが確認された 当時の黒服はカラオケ店の店長をやっていた 当時住んでいたアパートに行くと、そこは更地になっていた
火事で20歳の娘が焼け死んだと言う 遺体は黒焦げだった 住人が華子だった

ディスコが流行っていた時代、榎本香織も通っていたと言う
雑誌に、当時のディスコクイーン 丸山明恵(岡千江)がのっていた 榎本と片岡は、明恵に会いに行く
明恵の横で踊っているもう一人のディスコクイーン、名前は思い出せないが、華子と親しかったと言う しかしぷっつりと店に来なくなった
明恵が思い出して榎本に連絡してきた 末永仁美、しかし写真の女性と仁美は別人、と一二三祐希 骨格と耳の形が違う

《まとめ》アパートの火事で死んだのは尾高の娘ではなくディスコクイーンだった
父親が大事にしていた中国古代の漆器があった 漆工芸作家の坂井光葉は、それを盗作して評価され有名になった 尾高は盗作を指摘したが、表沙汰にしなかった “ハツガマ”、は初鎌だった 6月に採取する漆のことだった 
仁美(華子の成人)は、誤った鑑定をした科捜研の山本博康の娘と、弁護を尽くさなかった国選弁護人 井上義男の娘を殺した 身内を奪われる辛さを思い知らせるためだった
坂井光葉は、仁美の書道アートギャラリーに展示されている中国古代漆器を見て気付いた 仁美が尾高の娘であることを 仁美と光葉は美濃で落ちあい、対峙する
光葉は仁美を殺そうとする そこに片岡、奥村、浅野がやってくる
木下は、誤認逮捕の責任を取り辞職する

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.06.04 配役名で書き換えた