西村京太郎トラベルミステリー49 日光・鬼怒川殺人ルート 2008 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【警視庁捜査一課】十津川警部(高橋英樹)、亀井(愛川欽也)、西本(森本レオ)、北条(山村紅葉)、小林(天原まさみち)、清水(井川晃一)、日下(茂賢治)

浅草寺から地下鉄へ、亀井と西本 女性の悲鳴が聞こえる
下へ、コインロッカー、血のような液体が流れ落ちている
係員が鍵を開ける 骨箱、中に蓋に穴の開いたインク瓶、位牌、三猿の写真
位牌には、“前田誠33歳、平成19年10月24日”と記されている
1週間後だ 三猿の写真の裏に、“前田誠、この美しき景勝地で、死す”
手の込んだいたずらなのか、浅草西署はいたずらとみなしている

■10月24日、華厳の滝、中禅寺湖、戦場ヶ原 東京の人間が死んだ

被害者はウィリー誠(萩野崇)33歳、ミュージシャン、現金100万円と三猿の写真を持っていた

ウィリーのマンション、妹の前田有紀(岡あゆみ)がやってきた ウィリーの本名が前田誠であることが判明する 有紀は郵便物を届けに来たと言う 前田は住民票を移していなかった

前田には2年前に婚約を解消した相手がいたと言う ジャズシンガーの古山愛(中島宏海)

鬼怒川温泉のショーに出ている愛、ニュースで初めて本名を知ったと言う
自信満々で敵が多かったのも事実、人を人とも思わない言動で傷つけてしまうこともあった しかし、入谷のスナックの方がよく知っている、と愛

入谷の鬼子母神、スナックへ、ママの八木沢京子(有森也実)と3人の客がいた
2年前まではよく来ていたが、本名は知らなかったと言う

愛のアリバイが確認された 不倫相手と一緒だった

十津川はプロファイラー 佐伯千明(渋谷琴乃)の助けを得ることを決意する

“愉快犯ではない もっと切羽詰まったものを感じる 連続殺人の可能性がある”

コインロッカーから煙、お香のようだ 中に骨箱、位牌と香炉が入っていた “山田一郎42歳、平成19年11月16日没”、1週間後だった
香炉の裏に、上野発特急の絵が貼られていた

この日走る寝台特急は3本、カシオペアと北斗星1号と3号

十津川は記者会見して、山田一郎に名乗り出るよう呼びかけた しかし反応なし

16日、手分けして寝台特急に乗り込むこととする カシオペアには亀井と西本が乗車した
カシオペアには乗客153名、車中でも名乗り出るよう呼びかけるが反応なし 途中下車するものも途中から乗り込む客もなく、全員札幌へ向かう
ダイニングカーに有名人がいた サイコセラピストの坂西洋一郎(大浦龍宇一)だった

 

■その坂西が個室で殺されているところを、モーニングサービスを運んだ乗務員が発見した
現金200万円を持っていた 道警の調べでは、坂西はテレビ局のマキムラと待ち合わせしていた

残りの乗客152名と乗務員11名に怪しい者は見当たらない

坂西の弟 山田進(白井圭太)に会う 坂西の本名は山田一郎だった 何故呼びかけに応じなかったのか、二人で東南アジアに出かけていたので気が付かなかった、と言う

前田誠と山田一郎の共通点、ともに住民票が台東区、下谷と谷中 入谷のスナックが近い 再び八木沢京子に会う十津川と亀井 何か隠している、二人は思った
スナックへ愛がやってきて言い争いから揉み合いになる
愛とウィリーがスナックに来てから二人の仲がおかしくなった、と愛は言う

常連客の八百屋で話を聞く はんこ屋の主人は人から信頼され色々相談されて情報通だったが死んでしまった 息子が後を継いでいる 常連客の一人 東田昭(村田充)だった 十津川と亀井は東田からも話を聞く

京子に前科があることがわかった 2年前、スナックで暴れた男を殺してしまった しかし正当防衛が認められた 殺された男は手の付けられない男だったようだ

京子が動き出した 病院へ、木村恵(松嶋初音)を見舞う 恵は意識がない

京子を待ち伏せた十津川と亀井は、京子とウィリーには高校時代から接点があったことを掴んでいた 姉御肌の京子と、気ままなウィリー、京子は話し始めた
2年前の事件、実は、京子はウィリーの身代わりになっていたと言う しかしこのことは誰にも話していない、と京子

佐伯千明によるプロファイリング、秩序型の確信犯タイプ、歪んだ義務感、正義感、裏の顔が許せない、30代で真面目な男性、京子ではない はんこ屋の東田、十津川はピンときた

亀井が一人ではんこ屋へ、認め印を注文し雑談する
東田は聞いてもいないのに、アリバイを証明する写真を見せて来た あの日北斗星1号で車掌に撮ってもらった写真だった

犯人から心の悲鳴が聞こえる 犯行を止めてくれ

再び京子のもとへ、身代わりの件、本当に心当たりはないか、と十津川
思い出した ウィリーがお金を持ってきたことがあった 

“何のつもり”、と京子は怒った その時、酔った東田がトイレにいた 話を聞かれたのかも知れない

その後、ウィリーと坂西に脅迫状が来ていたことがわかった 坂西は木村恵をレイプしていた

東田のアリバイは車掌によって確認された 十津川と亀井は函館へ
カシオペアが函館を出発して5分後に北斗星1号が到着する

《十津川の推理》北斗星1号を大宮で降り羽田へタクシーで、新千歳からタクシーで函館へ、カシオペアに乗り込み坂西を殺した後、北斗星1号に乗り込む

東田を京子が尾行している 東武日光線で鬼怒川温泉駅へ
ロケをやっている

東田は主役の花井久美子(宝積有香)を見つめている
久美子の本名は井口加代、30歳 住民票は台東区だった
京子に声を掛ける十津川、“夕べ東田から電話があった 恵ちゃんを頼むと言っていた 東田は恵が好きだった 死ぬつもりではないか”

花井久美子の体調がすぐれず、午後のロケが中止になった マネージャーの原田絵里(舟木幸)に話を聞く
脅迫状が来なかったか、ファンレターが3通、2通は見た 十津川はもう1通を探すよう頼んだ なんとか探し出し、十津川に渡す 脅迫状だった 5年前、台東区で石原恭子(松本詩代)が死んだ事件、久美子が殺した、と書かれていた 十津川はマネージャーの絵里に久美子から目を離さないよう依頼する

警視庁に骨箱が届き、中に井口加代の位牌が入っていた 日付は今日だった

《まとめ》恵は坂西にレイプされ、東田に助けを求めて来た 裸足で彷徨う恵は車に撥ねられる 京子を身代わりにさせたウィリーも許せなかった 石原恭子が死んだ近くで、東田にぶつかったのが久美子だった 東田は久美子のファンだった 知らぬふりをする久美子が余計許せなかった

日光に久美子を呼び出した東田 そこに十津川らがやってきた 東田は久美子を殺そうとするが、恵の意識が戻った、と聞き正気を取り戻す

《感想》坂西が恵をアパートに連れ込む時、鍵が開いていた 坂西は施錠しない主義の男なのか 東田はカシオペアで坂西の客室に入った 朝4時半頃、10分間で、客室をどうやって特定しどうやって入ったのだろう

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.03.27 配役名で書き換えた

 

2023.11.07 本名がわかっていて、何故、突き止めることができないのだろう