タクシードライバーの推理日誌37 2015 テレ朝 原作:笹沢佐保 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

**東京~浜松 ドライブレコーダーが録画した二重殺人の謎**

人は一人では生きていけない 人にはパートナーと言うべき存在が必要である

■月夜、有明の公園で絞殺される女
被害者は高宮美希(瀬戸さおり)23歳、現金は抜かれていない
警視庁捜査一課、東山(風見しんご)、国代(小林健)及び世田谷西署の馬場(正名僕蔵)が臨場

美希がタクシー運転手を怒鳴っているところが目撃されていた
領収証があった タクシー会社、車番、夜明日出夫(渡瀬恒彦)の車両だった
しかし乗っていたのは相番の本橋(国広富之)だったことがわかる
タクシー運転手は、2人が交互に乗る その本橋と連絡が取れない
タクシー会社、係長の小林(徳井優)、運転手の野村(鶴田忍)、そして夜明

■静岡県警から電話連絡、本橋が浜松で殺された
夜明、野村、東山、国代の4人が浜松へ
静岡県警の土屋(渡辺哲)から説明を受ける
死亡推定時刻は昨日20-22時、果物ナイフを持ち、首が掻き切られている 自殺なのか、他殺なのか
本橋は、何故美希と揉めて、浜松で死ぬことになったのか

美希が殺された話を聞き、土屋が思い出す
6年前、いじめに遭って自殺した高校生の本橋茜(尾崎モモ)、当時17歳、その父親が本橋だった 美希と増井沙織(桜木梨奈)がいじめたとの噂がでたが、うやむやに終わった

美希の父 高宮昇一(田中健)は音大の准教授、東山、国代、そして夜明も話を聞く
“娘と会うのは年2,3回、娘は東京のアパレル会社に勤めている 美希は妻の連れ子で、小5の時に結婚した”

本橋は何故浜松に来たのか 本橋はまともな人だった 人を殺すような人じゃない、と夜明は思っている

美希の友人 沙織が勤めるクラブへ東山と国代
“有明の喫茶店で、17時半頃瓜生雅彦(窪塚俊介)と3人で話をし、2人は先に出た” “2人は付き合っている”、と瓜生 瓜生はクラブでピアノを弾いている 東山は沙織にいじめの噂を確認するが、沙織は強く否定する

本橋の葬儀、受付に、夜明の娘 あゆみ(林美穂)がいる
あゆみは、本橋の妻で料理研究家の芙美子(床嶋佳子)の料理本出版に関わっていた

これまでのところ、本橋が美希を殺した後、浜松で自殺した、と思われている

葬儀に高宮がやってきた “美希を返せ”、暴れる

芙美子が夜明に犯人捜しを手伝ってほしい、と依頼する あゆみから、夜明は元刑事であることを聞いていた 2人がいじめていたことは間違いない、と芙美子は思っている 夫が人を殺すような人ではない、とも思っている 夜明は、警察に任せましょうと説得する

美希は近々店を辞め独立しようと考えていたようだ 会社での評判は良かった

3人がいた喫茶店で、本橋は目撃されていない ドライブレコーダーで、タクシーに戻った時間、浜松に到着した時間を確認できた 本橋はその後に死んでいる

沙織を訪ねる芙美子 目撃する瓜生

■沙織が殺された 腹を刺されている
東山と国代は芙美子を訪ねる 沙織が殺された時間のアリバイを確認する 芙美子は、沙織と会っていたことを隠した

瓜生が高宮を訪ねる

東山と国代が夜明のタクシーで浜松へ 土屋から再度話を聞く
いじめの話、はっきりといじめを受けていた、との証言は得られなかった 茜、美希、沙織の3人は中学時代は仲が良かったという 高校生になって関係が変化したのだろうか 茜の手帳には、いじめのことが書いてあった

当時浜松では連続放火事件があった 茜が死んだ日、音大教授の佐々木ふみお(戸井勝海)宅が放火された その後犯人が逮捕されたが、佐々木宅の放火は否定した

佐々木を恨んでいたのが瓜生だった 瓜生の女に佐々木が手を出した、との噂が流れたがこれもはっきりしない

佐々木宅放火の日、茜が死んだ 自殺ではなく、放火犯を目撃したために殺されたのではないか 瓜生が茜を殺したのではないか
本橋のドライブレコーダーを再チェックする東山、本橋は瓜生の車を追っていたことがわかる さらに、瓜生が果物ナイフを購入していることも確認された

芙美子が夜明のタクシーで浜松へ、翌日、テレビ出演するという
ホテルに送り、お茶をともにする 芙美子は元調律師で、高宮とは仕事上のパートナーだったことを語る

■瓜生の死体があがる
鈍器で殴られているが、死因は窒息だった しかし扼殺の痕跡はない
瓜生の家宅捜索で、3000万円の現金が発見された
死亡推定時刻は一昨日の14時頃、13時から16時半頃まで、芙美子は夜明と行動を共にしていた

捜査一課長の神谷(平田満)は芙美子を疑っているが、夜明は芙美子を信じ切っている 女に弱い夜明の面目躍如

3000万円の出所は高宮だった

《まとめ》佐々木宅に放火したのは高宮だった 教授選で佐々木に負けたのが許せなかった 現場を茜に目撃され、腹部を蹴り気絶させ車で運び、絞殺後吊るした 
一方、茜のバッグに付けていたパンダのアップリケが父親の車に落ちていたことに気付いた美希、高宮を憎んだのは、高宮が芙美子の写真を持っていたからだった

美希は、沙織と瓜生に、茜を殺したのは高宮であることを打ち明ける 3人は共謀して高宮を強請った 本橋は喫茶店で3人の話を聞いていた
高宮は美希を殺し、沙織を殺した 瓜生は留学する費用が欲しかった 高宮を強請り、芙美子も強請った 瓜生は芙美子が沙織を殺したと思い込んでいた 芙美子は瓜生から、高宮が茜を殺し、瓜生が本橋を殺したことを聞いた 瓜生はパンダのアップリケをもっていた
芙美子は逆上し瓜生を鈍器で殴りつけ、床下収納庫で時間を掛けて窒息死させた
最後は芙美子が高宮を刺しに行くが、そこに夜明、東山、国代が現れる

《感想》いじめによる自殺ではなかった 何故他殺であることがわからなかったのか、腹部を蹴られているのに、監察医制度がない浜松だからなのか 大きな疑問が残る 美希の行動も、母が死んでいるのに何故怒ったのかが理解できなかった 茜の手帳にいじめのことを書いたのは高宮なのだろうか これも疑問が残る
 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.08.17 配役名で書き換えた