十津川警部シリーズ13 特急しなの21号殺人事件 1997 TBS 原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【警視庁捜査一課】十津川警部(渡瀬恒彦)、亀井(伊東四朗)、西本(堤大二郎)、日下(若山騎一郎)、安原(山村紅葉)、山下(山田アキラ)、本多課長(小野ヤスシ)

亀井宅、娘の誕生祝に十津川が参加している プレゼントを渡す亀井と十津川、娘は亀井に、ディズニーランド行を約束させる 亀井の妻 公子(あき竹城)は十津川に、“泊っていって、鯵の干物がある”、などと上機嫌

■タバコを喫う男、ナイフ、3回胸を刺される

朝、携帯が鳴る “殺し、善福寺公園”
一人で出掛けようとする十津川、亀井が追いかける ディズニーランドには行けそうもない

杉並区善福寺公園、被害者は河野久志(小瀬川理太)36歳、ナイフのようなもので胸を3回刺されている 胸に善光寺のおみくじ、“凶” 何故おみくじを持っている しかも“凶”

家宅捜索、12枚の名刺の他は住所録その他が無い
立派な家に住んでいる ポルシェに乗っている
銀座のクラブ、ホステスの名刺がある

河野は去年の夏初めて来た、とママのみどり(矢沢美樹) 今年の春、銀行を辞めてから生活が派手になったようだ ホステスの晴美(藤森夕子)、加奈子(松村歩)、みゆき(小林綾子)らがいる

■特急しなの、車内改札、女が死んでいる
長野駅で降ろす 長野県警 安木(そのまんま東)らが臨場、
 

被害者は牧原麻美(尾川真実) 善光寺のおみくじを持っている “凶” 
死亡推定時刻は15-16時、木曽福島-塩尻間で死亡した 青酸中毒だった 右肩に注射痕、23万円の現金を持っていた

警視庁に連絡、合同捜査へ
共通点は善光寺のおみくじ、しかも“凶”、
河野久志:北東に注意、胃病に注意 牧原麻美:北西に注意、低血圧に注意 二人に持病があったのだろうか
東京から長野、何故最短コースのあさまではなく名古屋を経由するしなのに乗ったのか 麻美の実家が名古屋だった なるほど

おみくじは偽物だったことがわかる 犯人が作って死体の傍に置いた
十津川は、長野県警捜査一課長 杉野(永田耕一)におみくじのことは伏せておこう、と提案する
早速犯人の反応があった マスコミに犯行声明と3枚目のおみくじを送りつけてきた 南東に注意、古傷に注意、とある

■第三の殺人、長野、渋温泉 被害者は堀永一(山上賢治)、死亡推定時刻は23時頃
旅館の女将(つちだりか)の話、“一昨日から明日まで宿泊予定だった 男から電話があり22時過ぎ出かけた”

堀は、現金500万円を持っていた 豪邸に住み経営コンサルタントと称し、秘書もいた しかし、経営コンサルタントとは名ばかり、と秘書 お飾りでパートで雇われていると言う

家も賃貸だった この春から借りている 大家は、銀行が来ていた、と証言する お金を持ってきたのだろう 
銀行で、担当の河合(飯田基祐)から話を聞く 3月25日に,ヤマダタロウから5000万円振り込まれている 春に急に金持ちになったようだ
1月23日には200万円の定期預金を解約している 上越市に喫茶店を開くと言っていた
上越市不動産屋の話、1月25日に契約した 奥さんと二人でやっていた しかし、2月19日、たった3週間で店をたたんだ

妻と名乗った女の似顔絵作成、クラブのホステス 晴美に似ていた
クラブで事情聴取、晴美はいなかった 堀もクラブの客だったが常連客ではなかったと言う 晴美は伊豆修善寺出身だった
田園調布に住む晴美、宝くじに当たったと言っていたと言う
3件の事件が載った新聞、そして屑籠におみくじがあった
“凶”、南東は危険、アレルギーに注意、待ち人来たらず
さらに、4800万円の預金を全て引き出していたことも分かる
晴美は怖くなって逃げ出したようだ

修善寺温泉、独鈷の湯、土産物屋をしている晴美の母親 中尾早苗(行友勝江)は語る “祐子(本名)が2000万円持ってきたので心配していた” そこに妹の由香(永住千夏)がやってきた 刑事と聞いて顔色を変える由香
“何か知っているんじゃないかな”、と十津川 “姉さんは危険、狙われている” “豊橋の叔母のところにいる”

一足遅かった 晴美は連れ去られた 犯人は十津川と由香の話を聞いていたのだろうか それにしてもパトカーより早くどうやって

犯人は救急車を奪い、セスナのパイロットも騙して、アレルギー症状を発している晴美だけ乗せて成田に向かわせる こんなことできるのか 都合がよすぎる そして時限爆弾まで仕掛けている いつ仕掛けた

十津川はパイロットに不時着を命じる
間一髪、間に合った しかし晴美は白状しない
 

仕掛けがわかってきた
銀行員だった河野が、ヤマダタロウ名義の口座を開いた 3月24日、宝不動産から2億円の振り込み、堀、麻美、晴美に5000万円ずつ送金し4人で分けていた
浅草の新潟料理の店を売った代金だった 代理人のヤマダタロウに振り込んだ、と不動産屋の筒井(草薙良一)、売り主の松山友一郎(田村元治)-ふみ子(関えつ子)夫妻は3月末に心中した 直江津の日本海に身を投げた
夫妻には息子の要介(大沢健)、娘のえりか(小林綾子)がいた

亀井の娘が誘拐された “晴美を渡せ”
いろいろあって要介を逮捕する そこにえりかから電話、十津川は取引を持ち掛ける “亀井の娘を解放すればえりかは逮捕しない”

亀井の娘は解放され、要介は死刑宣告後拘置所で自殺、えりかも自殺する

《感想》つっこみどころ満載だったが面白くはあった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.08.12 配役名で書き換えた

 

2023.11.02 救急車を奪い、飛行機をチャーターさせ、熱病を発症したと言う患者に付き添いもせず、のところで呆れた どんな国なんだ

 

2024.02.08 やはりセスナ機のパイロットのところで止めた

バカバカし過ぎる