関東中央監察医務院：畑総一郎（金田明夫）、篠宮葉月（高島礼子）、城島一平（浅利陽介）
警視庁捜査一課：風間亮介（細川茂樹）、永瀬哲雄（六平直政） 五反田西署：大川隼人（掛田誠）
東京では、毎日50の変死体が出る
解剖医は、結果を、生きている人間のために役立てる
エアバッグ、鉄道ホームの白線等
葉月が大学の講師を勤めている 同じ大学の脳外科に元恋人の峰岸誠（鶴見辰吾）がいる
峰岸は准教授、教授選を控えている 同じ教室の山尾貴一朗（春田純一）と争う
葉月と峰岸がスナックで待ち合わせる 店名は文月、ママは中原優子（大空真弓）
店を出て歩く二人を盗撮するものがいる 教授選、相手を貶めようとする謀略ビラが出回る
■石段から転落死した男 本郷忠志（西興一朗）、死亡推定時刻は昨晩23時±1時間 捜査一課の風間と所轄の大川が担当する
左頬表皮剥脱、右ひじ皮膚変色、首の後ろに刺創幅2㎜、深さ5㎜、死因は脳挫傷
持っていたカメラ、葉月と峰岸が撮影されていた
本郷は元脳外科医、現在無職、髪結いの亭主で、妻は美由紀（矢部美穂） 美容師
妻が身元確認に来る ショルダーバッグがなくなっている
峰岸は本郷の恩師だった
本郷は22時半頃文月に来て、花屋の三好（丸岡奨司）に絡んだ
“俺がその気になればあいつは破滅する”と息巻いていた
コンビニにも立ち寄ったがかなり酔っていた この時ショルダーバッグを持っていた 本郷は峰岸に何度も電話している
峰岸の事情聴取、“電話の目的は大学に戻してくれ、家に一人でいたのでアリバイはない”
競争相手の山尾が本郷に200万円振り込んでいた
山尾は製薬会社のMR（medical representative）遠山彩（多岐川華子）とヨットでデート、そこに風間と大川 “素行調査を頼んだだけ、ビラを撒けなどとは言っていない” アリバイはないようだ
帰る刑事に彩が寄ってくる “あの日、23時から2時まで峰岸とホテルにいた”
峰岸に宅配、タナカイチロウから、峰岸、顔を顰める
文月のママ 中原優子が八幡神社に祈る
文月には大学関係者が来る 大学の噂が流れる 峰岸が彩とホテルにいたことも
保険会社員が本郷美由紀のところへ、まだ保険金はおりない 死因によって金額が変わる
峰岸が葉月のところに言い訳しに来る “何もなかった 日本の法律では献体を解剖の授業にしか使えない 学生に手術のトレーニングをさせたくてもできない 外国でトレーニングする便宜を図って欲しい、と依頼した”
教授選、峰岸が勝った 美由紀が祝いを言いに来るが、裏がありそうだ
■本郷の妻が自宅で死んでいる、と通報があった
首を吊っている 鑑識は自殺に間違いない、解剖は必要ないと言う
部屋に、失われていたショルダーバッグがあった バッグには刺された穴があった
美由紀は本郷に8,000万円の保険をかけていた 美由紀には愛人がいたこともわかる 通報したのはその男 丸山俊彦（斉藤悠）だった
風間は、美由紀は疑われてもいないのに何故自殺したのか釈然としなかった 葉月に相談する風間、首吊り写真を見た葉月、コードが外科結びされている 医者特有の結び方だった
葉月と峰岸が食事し、歩いている時、建材が倒れて来た
人影があり、車で逃げ去った 峰岸が軽い怪我をした
美由紀の解剖許可が下りた 広頚筋に扼殺痕が認められた 他殺だった
逃げ去った車は山尾のものだった “50㎝後ろを歩かされた”
しかし、殺害は否定する
さらに美由紀は本郷を殺してはいないことが確認された アリバイがあった
《まとめ》文月のママ 中原優子は峰岸の実の母親だった 17歳の時妊娠し、子供を引き取ってもらった 峰岸は、父親に連れられスナックに来たが、両親と優子と医者の4人だけの秘密だった 息子が教授選を控え、その邪魔をしようとするものがいる
我が子の邪魔をする人物を許せなかった 峰岸はかつて、献体を学生たちの脳手術のトレーニングに使った 本郷はその事実を公表することにより峰岸を破滅させようとした
宅配で峰岸に、書類の入ったショルダーバッグを送ったタナカイチロウは優子だった さらに優子は本郷から話を聞いていた美由紀の動きを封じるために殺した 峰岸は優子の犯行を知り、自殺に偽装した
《感想》解剖の授業と、学生の手術のトレーニングの違いがよくわからなかった 献体とは、の定義を読んでもやはりわからない
《参考》シリーズのリスト
2022.01.19 配役名で書き換えた