津軽海峡ミステリー航路8 2009 フジTV 原案:斎藤栄 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

青柳誠(村上弘明)
永瀬(大柴隼人)千明(菊池麻衣子)笹島信行(村野武範)
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青森駅前、窃盗常習犯の笠松(徳井優)を逮捕し虚しさを感じる青柳誠(村上弘明)
函館へ戻るフェリー、デッキでふらつく女性を介抱する

大町哲男(石倉三郎)が出所した あれから6年
買い物をして自分の店に入る大町


■大町が慌てて店から出てくる 背中に包丁が刺さった死体
被害者は早川智也(仲松秀規)26歳、頭におがくずのようなものが付着 鍋の支度をしている途中で大町はいなくなったようだ

解剖結果、失血死、死亡推定時刻は昨夜の19-20時、出刃包丁から出た指紋は大町のものだった

大町は6年前、女性のルポライター 草野洋子(今村恵子)を死なせた罪で服役していた

大町は海岸に居た
大町の話、“一昨日出所し札幌で一泊後函館に来て、入院中の内縁の妻 中田久江(沖直未)に会いに行った 市場で買い物し、料理をした 音がしたので店の裏口に行くと男が倒れていた 驚いて逃げ出した 俺はやっていない”

青柳の妹 千明(菊池麻衣子)がHミートの社長に面会を求めている 約束していたのに不在だと言う そこに大町春(中山エミリ)もやってくる ともに追い返される

青柳と永瀬(大柴隼人)が中田久江に会いに病院へ 久江の話、“大町は30分いなかった 商売道具の包丁で刺すなんて絶対ない”

大町には娘がいた 青柳は思い出す フェリーでふらついた女性、春だった

大町の話、“久江のアパートに居たら男から電話が来た 娘が店に会いに来る、という内容だった それで店に行って石狩鍋を作って待とうと思った あの時、クラクションの音が聞こえた”

第一発見者の中野(浅見小四郎)は、タクシーを見かけていた
タクシー会社の聞き込みの結果、店から男が飛び出してきた、との証言が得られた

春は、Hミートの広報室長 沢登雪彦(金子貴俊)に会おうとしていた 雪彦はHミートの専務 沢登敏彦(田中健)の息子だった 結婚を約束していた雪彦が東京から突然姿を消した 追いかけて函館にやってきた

週刊誌記者の千明は、Hミートの食品偽装を追っていた 兄から大町のことも春のことも聞いていた千明 春に、雪彦が洞爺湖工場にいるかもしれないことを教える

殺された早川は職を転々と変えていたが、一時期、Hミートの洞爺湖工場で働いていたことが分かる

大町が何者かに襲われて意識不明の重体となる 反撃せず、腕で頭を守ろうとしたようだ 頭蓋骨陥没

早川が、もうすぐ大金が入ると言っていたことがわかる
早川は6年前、暴行被害に遭った 加害者は雪彦、過剰防衛だったが不起訴となった 多額の見舞金を支払うなど父親が手をまわしたようだ

大町が久江のアパートにいるところに電話がかかった 何故その男は大町の居場所を知っていたのだろう 知っているのは娘の春 春は雪彦には父親のことも包み隠さず話していた 雪彦が、大町に罪を着せるためにやったのではないか、と青柳は考えた

6年前死んだ草野洋子はHミートの食品偽装を追っていた 洋子が死んだため、Hミートは安泰になった

Hミートの社長の田沼(谷本一)と専務の沢登は、接待に大町の店を使っていた 洋子を買収しようとして接待したのも大町の店だった
洋子は、大町から情報を得ようとして食い下がった 気の短い大町はかっとなって洋子を殴ってしまった
洋子の解剖所見を見直し、致命傷を負わせたのは大町ではなかった可能性が見えてきた

《まとめ》洋子に致命傷を負わせたのも、早川を殺したのも雪彦の父 沢登敏彦だった おがくずのようなものは、燻製に使う特殊なウッドチップだった
雪彦は、大町のことを父親に話していた 父親も雪彦に全てを話していた 自分が人を殺したことまですべて 雪彦は苦しんでいた 青柳は諭す “人は誰でも過ちを犯すが、逃げちゃいけない” 

早川は、食品偽装のことで雪彦を脅迫してきた 雪彦は父親に伝えた 父親は大町の出所を待ち、計画を実行した すべてを青柳に話した雪彦、父親は観念し自殺したようだ
《感想》中山エミリ、きれいだった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.12.30 配役名で書き換えた