山村美紗サスペンス 赤い霊柩車4 二つの墓標 1995 フジTV | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

ヤマダシズコの告別式、老女が蹲っている 介抱する女性、休ませ背中をさする 介抱した女性が去る
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【葬儀社】石原明子(片平なぎさ)、秋山隆男(大村崑)、内田良恵(山村紅葉)
【京都府警】狩矢警部(若林豪)、橋口(斉藤隆治)

石原明子のマンションに電話、秋山からだった
“日舞家元が亡くなった 琵琶湖グランドホテルにワゴンで来て欲しい”


家元の若水寿鳳(佐原健二)が腹上死し、若い女から妻の怜子(佳那晃子)に連絡があった 妻がホテルに駆け付け、知り合いの医者イワモトに診てもらっていた 先日、老女を介抱していた女性が家元の妻だった


女にはお金を渡し帰らせたという 医者の診断は脳溢血とのこと 妻の希望は、家元の名誉を守り世間体を保つため遺体を自宅に移し、自宅で死んだことにしたい、移送をやって欲しい 死亡診断書は主治医に書いてもらうという
秋山は喜んで引き受けようとするが、明子はためらいながらも結局応諾する ダンボール箱に詰めて移送し、自宅に安置し、一旦葬儀社に戻る


怜子から連絡が来た 死亡診断書も主治医に出してもらっていた
 

怜子は後妻だった 若水と先妻との間には二人の子供がいた ミュージシャンでアメリカ留学中の英夫(海津亮介)と妹の女子大生 由美子(吉野真弓)
由美子が帰ってきた 若水にすがって泣き、怜子を罵る “怜子が殺した”とまで言う
相談役の尾形啓介(中尾彬)も由美子を弁護する 怜子は、“警察を呼べばいい”と開き直る


京都府警 狩矢警部と部下の橋口が、監察医を連れてやってくる
監察医の診断結果も病死だった


明子の恋人 黒沢春彦(神田正輝)がやってきた 二人は明子のマンションへ 腹上死と聞いて“男にとっては最も良い死に方”と春彦


怜子と由美子は埋葬法についても揉める 由美子は、故人の遺志は琵琶湖畔に土葬だと言う 相談役も口を出す
お手伝いの光代(工藤明子)の話では、由美子は跡を継ぐ気はあったが、後妻が家に入ったので傷つき家を出た 二人の折り合いは最初から悪かったという


兄の英夫もアメリカから帰ってきた
結局、火葬の上、分骨することで折り合ったが、兄妹は怜子に“相続を放棄しろ”と迫る


葬儀に狩矢が現れ、明子に、“遺体をホテルから運んだのではないか”と質問する 警察に密告電話があった お手伝いの光代だった
春彦と狩矢らは琵琶湖グランドホテルに向かう
仲居に確認する春彦、あの部屋には東京のタナカという男が一週間宿泊していた


《まとめ》怜子には恋人 西木雅也(下塚誠)がいたが、家元に強引に奪われた 家元は怜子を、自分を飾る持ち物だ、と考えており怜子にそう宣告した 三年ぶりに西木に会った怜子は逢引きするようになる それを、家元の弟に目撃され、脅迫されるようになる 弟は、日舞の才能では兄より上と評されていたが、身を持ち崩していた 弟は乗っ取りを図ろうともしていた 英夫は、二人は双子のようにそっくりだという 
怜子は西木と共謀し、一挙に二人の抹殺を図った 弟をホテルで毒殺し、偽医者に扮した西木が明子を騙した 自宅に移送後、家元の病死体と入れ替えた 弟の遺体は琵琶湖畔の墓地に埋めていた

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.10.31 配役名で書き換えた