十津川警部シリーズ34 寝台特急あさかぜ殺人事件 2005 TBS 原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

東京駅、ブルートレイン寝台特急あさかぜ、19時発下関行き 今年の二月で姿を消した
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十津川警部(渡瀬恒彦)、岩国へ、恩師の米寿の祝賀会参加、“三日間留守にする すごい美人が乗っている”と亀井(伊東四朗)へ電話


【警視庁捜査一課】
十津川警部、亀井、西本(堤大二郎)、安原(山村紅葉)、小西(中西良太)、村川(古川りか)、山下(山田アキラ)


女がロビーカーで泣いている 男が声をかける 笑い声、消えたと思ったら通路で話をしている
十津川、脳裏に様々な事件が浮かび眠れない 女が降りた


■下関で死体発見、あの男だった 十津川は予定を取りやめ東京に戻る


青酸中毒、自殺の線もあるが男のボストンバッグが紛失している 犯人が持ち去った可能性あり 連れの女は岡山で降りた 似顔絵を作成する


被害者は本山徳一郎(久保晶)63歳、被害者宅を訪ねる十津川と西本、嫁の冴子(早瀬久美)が対応する 

本山宅まえにあの女、十津川が話しかける 十津川はサラリーをもらっていると自己紹介


女は白井マユミ(山本未来)29歳、モデル、“あの男とはどんな関係”“行きずりの人”“彼の個室寝台に入ったでしょ”“おかしな人ね、臆面もなく、残念、あの人の部屋には入らなかった 東京駅で話しかけてきたの 一日20万円払うから三日間付き合ってくれないか、と言われた”“どうして岡山で降りた”“気まぐれ”


本山の死亡推定時刻は23-02時、名古屋-大阪間、ボストンバッグは岡山駅で発見された 現金は紛失


本山の息子 剛(丹波義隆)が警視庁へ
“父は女関係が派手だった 遺産どころか会社は崖っぷちの火の車、借金だらけ、生命保険には入っていない 殺してくれてありがたいほど”


ウイスキーにどこで毒が入れられたのか
西本から十津川に連絡、マユミが羽田で福岡行きの航空券を買ったので尾行する 博多のホテル、部屋はシングル、六時のモーニングコールを依頼、8:25発Lソニック号大分行乗車 車内電話をしている まかれた 中津で下車していた


■車内で殺人事件、被害者は駒田信二(小澤孝三)51歳、ガムに青酸カリ、デッキで女と立ち話していたところを目撃されている 女の似顔絵はマユミと違っているように見える
被害者は東京在住の経営者、二件ともマユミが途中下車している


マユミは銀行に勤めていたが一身上の都合で辞めている、と人事部長 この銀行はワンマン経営で有名だった 頭取 浅見猛(金田龍之介)が全て決済し、責任は支店長に転嫁し、支店長が二人自殺している 本山も駒田もこの銀行と取引があった しかも自殺した支店長の管轄だった 多額の融資をしていたが焦げ付いたため支店長に責任をとらせた


本山は五億円の保険に入っていた 災害特約役付きで三倍の十五億円になる 同じく駒田は一億円の災害特約付き、三億円の保険金が入る
マユミは浅見の秘書だった 本山を知っていた
借金を返す唯一の方法が保険金、自殺の可能性はあるのか、殺害を本人が依頼したのか、銀行の手先が殺したのか マユミはどんな事情があって事件に加担したのか、

その役割は 
ナビゲーター、と十津川と亀井


銀行の元管理部長 野田浩二(山田明郷)が本を出版し、妨害された 銀行の闇を暴く内容だった
“興信所をやっている久保寺侠次(高杉亘)が裏の実行部隊、浅見はマユミを久保寺にくれてやった”
十津川は久保寺に会いに行き、宣戦布告する


久保寺にはアリバイがあった 二回とも浅見とゴルフをしていた
 

マユミの両親 貞之(山下洵一郎)と治子(白川和子)は工場経営していたが、銀行の融資を受けていた 父親は入院中で、娘は人身御供か
殺害を実行した容疑者が浮かび上がる 元暴力団員の男と麻薬歴のある女だった


貞之・治子夫婦は六千万円ずつ、災害特約付きの生命保険に入っていた マユミはその事実を十恒彦から聞き愕然とする
 

十津川は一億円以上の融資を受け焦げ付きを出している企業を調べ七社リストアップする
工場経営者 島崎恭一(名取幸政)があさかぜに乗る “あさかぜ”の最終運行日だった マユミはのっていない 厳重に監視する亀井を除くメンバー
島崎がロビーカーに、名古屋、マユミが現れた 島崎は無事だ しかし男が刺殺されている
佐野武(林京介)、銀行の調査部長だった おそらく見届け監視役だったのだろう マユミが裏切った


《まとめ》マユミは九千万円の生命保険に入り、両親に証書を送り、伊豆高原の保養所で開催される創立五十周年記念パーティーに乗り込み、浅見を殺そうとする 十恒彦にラブレターメールを送って 十津川は間に合いマユミを救出する
《感想》いくらなんでもこんな殺人を繰り返す経営者いないだろう 最後は少し辟易した

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.05.23 配役名で書き換えた