西村京太郎トラベルミステリー44 特急「スーパー北斗1号」殺人事件 2005 テレ朝 第二版 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

レストラン、ワイングラス、甘い言葉の男、女が財布を出す
■浅草のマンションで男が殺されている
部屋にはブランド品の衣装が多数、ネームは湯江健幸、管理人には偽名を名乗っていた 湯江は大河内奈々子と親しかった 
【奈々子の友人 麻生真友子の証言】
奈々子は函館出身で五千万円の遺産を持っていたが、湯江に騙され全てを失った 湯江は女と逃げた
奈々子から事情聴取する
【警視庁捜査一課】

高橋英樹、愛川欽也、森本レオ、山村紅葉、井川晃一、佐藤正裕
【奈々子の話】
恨んでいないと言えば嘘になる 夕べはファミレスでアルバイトをしていた
■英樹は奈々子の目が気になった 死のうとしている
英樹は二課の赤塚真人に湯江のことを調べてもらう
■奈々子が消えた 函館の中丸新将に捜査を依頼する
奈々子はスーパー北斗1号で函館から札幌へ 車内で、トラベルライターの甲本雅裕に声をかけられる “三日間一緒に旅行してほしい 百万円、お礼です”
南千歳で降り、とかち3号で釧路へ 車内で偽名を名乗り合う
■奈々子は“タチバナメグミ”、甲本は“ハラダオサム”
“車内に顔を合わせたくない男がいる”と甲本、別車両へ その顔を合わせたくない男が奈々子に声をかけてくる 宝石商のBOB藤原 “手を見せろ”と握ってくるので逃げ出すところを車掌が目撃する 
幸福駅で一旦下車、スーパーおおぞらに乗り換える
■帯広郊外でKCNによる中毒死事件発生 被害者はBOB藤原 宝石商 缶コーヒーに奈々子の指紋
奈々子は感謝のメッセージと百万円を入れた封筒をフロントに預け、流氷に向かうが、警察に逮捕される 肺炎を起こし捻挫していた
湯江は寸借詐欺を繰り返していたことがわかるが訴えられたことはなかった BOB藤原は、今は結婚しておとなしくやっているが、昔は悪どいことをやっていたようだ
■奈々子は無実を主張し、甲本の名を出す 

“無実を証言してくれるはず”
【甲本の話】奈々子が声をかけてきた 百万円など渡していない 新聞に記事が出たので婚約者の青田典子と気まずくなっている 典子とは知床で一年前に出会った
■甲本の評判は良かった 正義感が強いとのエピソードもあった
■ホステスの姫小松まろが頭部を殴られた後、絞殺される まろは、湯江と一緒に逃げた女だった 寝室が荒らされているが、物取りに見せようとしているようだ
《奈々子と甲本の証言が異なる》一つは百万円、一つは偽名の使用、一つは幸福駅での空白時間、奈々子は10分といい。甲本は瞬時と言っている
偽名は瞬時に思いつくことは難しい 知人の名前を使っている可能性がある 英樹は二課の赤塚に“ハラダオサム”を問う
三人組の詐欺グループの主犯格の不動産屋だった 一人が湯江、一人がBOB藤原だった つながった
《三人組が起こした事件》10年前、鎌倉の資産家に一人娘がおり、旅先で出会った湯江と親しくなり、誠実そうな湯江を両親も気に入った 湯江は、不動産屋や宝石商を紹介し、騙した 父親は自殺し母は入院、娘は手首を切って自殺を図ったが生き延びた その娘が、姓を変えているが、青田典子だった
■甲本が奈々子のことをかぎまわっていたことがわかる
《英樹の推理》正義感の強い甲本が、典子の悲劇を聞き、同情して復讐を図った 罪を奈々子に被せるために近づいた
《まとめ》奈々子はどうでもよくなり自分がやったと言い出すが、英樹から、罪を擦り付けられたまま死んではいけない、と諭され目覚める 甲本と典子を呼び出し自首を勧める
姫小松まろは、甲本を脅してきたので殺したのだった
《感想》二回目の鑑賞だった 一回目にも書いたが、百万円は、フロントに封筒の厚みを聞けばはっきりするだろうと思うよ