十津川警部シリーズ35 金沢加賀殺意の旅 2005 TBS 原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

警視庁捜査一課 十津川警部(渡瀬恒彦)に“加賀の女”から手紙が来る “六年前に出会った女、私のこと覚えていますか 覚えていればお出でください 思い出せないときは手紙を焼いてください” 友人の結婚式で出会った“加賀善”の娘、北川深雪(藤谷美紀)だ “加賀善”は加賀友禅の老舗 一体何があったのだろう、休暇を利用して金沢へ

“加賀善”は倒産していた 夜逃げ同然で消えてしまっていた しかし、上の娘は片山津にいることがわかった

深雪はホテルの若女将になっていた そこには妹の夏美(小島可奈子)も仲居として働いていた
ホテルのオーナーの市川(大木正司)が若女将を募集し、50人以上から深雪が選ばれた
カメラマンの湯浅(太田浩介)が夏美を撮影しているところを冷たい目で見つめる深雪 十津川はホテルに宿泊し、深雪と向き合う

【深雪の話】父は騙されたがその話はしたくない 手紙は出していない

■深夜、カメラマンの湯浅が、ホテルで銃殺される
十津川は西本(堤大二郎)を応援に呼び寄せる

【捜査一課】
十津川、亀井(伊東四朗)、小西(中西良太)、山下(山田アキラ)、安原(山村紅葉)、村川(古川りか)、西本、本多課長(小野ヤスシ)
【石川県警】吉田(井上高志)、矢野(青木伸輔)

■ホテルから10㎞離れた地点でオーナーの市川が射殺される 旋条痕が一致した 背中から二発撃たれている

十津川は寝ているとき名刺を一枚抜かれていた

“加賀善”の主人 北川善之助(石立鉄男)は自殺未遂で心を閉ざしてしまっていた 妻の志げ子(宇都宮雅代)も口を開かない 年商二億円、総資産八十億円がだまし取られた 善之助は、誰に騙されたのかを言おうとしなかった 

《十津川の推理》言おうとしないのは、相手を庇っているのではないか 例えば大恩人 大学教授の成田清司(花ケ前浩一)、代議士の江本将天(大出俊)、日本画家のミキケイザン ミキは亡くなっている

■東京で殺人事件発生 新宿でランニングしていた出版社社長の遠山敬和(永幡洋)54歳だった 遠山は十津川の名刺を持っていた 夕べ盗まれた一枚だった

出版社はエロティックな写真集を扱っていた そこに深雪が名前を変えてモデルとなっている雑誌もあった

【モデル仲間 里見まゆ(嘉門洋子)の証言】深雪は遠山とカメラマンにレイプされていたようだ 深雪は騙されてモデルになった 遠山と湯浅はグルだった 仕事を紹介したのは市川だった

《十津川の推理》深雪が復讐している しかし迷っており犯行を止めて欲しいために手紙を出したのではないか

東京での殺人事件、深雪にはアリバイがあった
 
■第四の殺人事件発生、大学教授の成田が殺される

【善之助の主治医の証言】善之助は脊椎を損傷しており歩けないだろう

ホテルのオーナーの市川は裏がある人物で仲居の田村ふさ江(大竹一重)にも手を出していた 若女将募集もカムフラージュだったのではないか

代議士 江本の調査をしていた亀井が重要な写真を手に入れる
代議士の別荘で撮った写真には殺された四人と去年亡くなった画家、そして代議士と甥の原田吉郎(片岡弘貴)が写っていた その別荘で雑誌の写真がとられていた

《まとめ》善之助が世話になってきた代議士、大学教授、日本画家など信頼してきた人々から加賀友禅発展のための事業に投資するよう勧められた しかし騙されたことに気付き、期限を切って告訴する計画だった しかし娘を凌辱する写真を撮り、送り付けて、告訴すれば写真をばらまくとの無言の脅しをかけてきた 善之助は絶望し自殺を図るが生き延びる 後は芝居を続けリハビリを隠れて行い、復讐の機会を待っていた 深雪にはためらいもあり十津川に助けを求めたが、カメラマンの湯浅がホテルに現れ、妹に手を出そうとした もう引き返せなくなってしまった
最後、代議士とその甥を呼び出し親子で銃撃する
代議士は生き延び、深雪は柴山潟で自殺する

《感想》何故十津川を呼んだのか、やはりためらいがあったのだろうか それとも見届けて欲しかったのだろうか ひどい目に遭う原因を作ったオーナーのホテルの若女将に応募しているのも理解しがたいところではある
 
 
2021.07.06 配役名で書き換えた この時、深雪役、藤谷美紀を中山忍と取り違えていることに気付いた