マンション、血痕、ナイフが落ちている
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犬が逃げ、沢村舞子(沢口靖子)が現行犯逮捕する 分駐所へ出勤
Episode: 班メンバー 佐藤守(斉藤祥太)の祖母が振り込め詐欺に引っ掛かり、お金を払う寸前まで行く 佐藤が痴漢をした、という嘘を信じたためだった 佐藤は皆にからかわれる
【班メンバー】
沢村舞子、金子洋平(赤井英和)、富田康介(松尾諭)、佐藤守、矢島所長(モト冬樹)
振り込め詐欺グループの幹部 桑野将太(兼松若人)が出し子の荒井良樹(植田靖比呂)に活を入れATMに向かわせる パスワードが一致せず、慌てているところに警備員の大林(斉藤暁)が声をかけると荒井は逆上してナイフを取り出し妊婦の望月富美子(高樹マリア)を人質にとる
機動捜査隊が現場へ 荒井を現行犯逮捕するまで、行内にいたTVディレクターの菊池綾子(小沢真珠)が一部始終を撮影する 警備の大林は腕を負傷し、妊婦はショックで蹲る 銀行の外では人材派遣会社社長の鯉沼洋一(渡辺大)が冷たい目で見つめている 沢村舞子は犯人を渋谷中央署強行犯係の鈴木(岡雅史)に引き渡す
■恵比寿のマンションで住人が応答しないという不審事案発生
先ほど人質事件が発生した銀行の支店長 早瀬秀雄(国枝量平)、要請したのは行員の柴田正志(佐藤正和) 管理人立会いで部屋に入る 支店長が腹を刺され死んでいる 死後半日 捜査一課川崎(佐久間哲)がでかい態度で引き取り、機捜メンバーを追い返す
人質事件発生時見かけた不審車に遭遇し追尾する ビルの前で鼻と口にピアスをした男が降り、ビル内へ エレベーターの行き先階を確認し、舞子と金子は部屋の中へ 富田と佐藤は裏口へ そこは振り込め詐欺グループの事務所だった 七人を逮捕するが、リーダーの桑野は逃がしてしまう
事務所には70歳以上で預金額一千万円以上の預金者のリストがあった これも同じ銀行だった
記者の土居(西村雅彦)、鯉沼に取材を申し入れるが断られる
殺された支店長の電話には、鯉沼との交信記録があった
捜査一課 川崎と本田(草野康太)が鯉沼の事情聴取を行う
【鯉沼の証言】支店長へ200万円振り込んだのは銀行への派遣を受け入れてもらったことに対する謝礼であり賄賂
支店長には愛人がいるという噂をつかみ、派遣行員の伊原愛美(三倉茉奈)から事情聴取する川崎
【愛美の証言】支店長が、派遣から契約社員へ格上げしても良い、との口実で関係を迫られている それが噂につながっているのではないか
川崎は愛美にお茶を出させ、茶碗から指紋を採取する 支店長の部屋のドアノブに着いた指紋と一致した
鯉沼と愛美は掛川の同じ児童養護施設の出身だった
逃亡した桑野は、行き場に困り、親玉の“西”に助けを求めるが無視される “西”は鯉沼だった 桑野は、愛美と“西”の関係を知っていた
桑野はついに愛美を誘拐し、“西”の正体を暴き助けを得ようとする
誘拐事件の通報があり、コンビニの防犯ビデオから愛美が誘拐されたことがわかる さらに、付近の捜査で発見されたネックレスから、犯人は桑野であることがわかる
《まとめ》桑野は愛美を水攻めにし、刻々と写真を送り付けるが、鯉沼は無視し続ける 桑野も遂に諦め、水を出したまま逃げようとするが、そこに舞子と金子
桑野の職業履歴等からボーリング場を捜査対象に入れていた
大林と愛美は仲が良かった 愛美が支店長から言い寄られている現場も目撃していた 大林はついに支店長のマンションに行き、愛美を困らせないよう要求する 毎日顔を合わせているはずの支店長は大林を知らなかった さらに、支店長は、愛美が誘惑してきた、預金者リストを持ち出したなど中傷を始めた 大林は許せなかった ナイフで刺してしまった
愛美は大林が心配だった 支店長の部屋へ行き、渡されていた鍵で部屋に入ると支店長は死んでおり、凶器と思われる見慣れたナイフが落ちていた 愛美はナイフを持ち帰った
《感想》渡辺大が印象的だった 小沢真珠も少しは人間らしくなった
大林が鉛筆を落としたことに着目し、ナイフで削っている、犯人だ、というのは名探偵すぎる 愛美と大林の親密さから推理したんだろうね
《参考》シリーズのリスト
2021.02.27 配役名で書き換えた
2022.09.13 何度見ても面白い
伊原愛美役の三倉茉奈さん、適役