新潟地検 近松茂道（高橋英樹） 事務官 白石鈴子（渋谷飛鳥）
■新潟、開店準備中の小料理屋で殺人事件発生
凶器は花瓶、死後１日
被害者は元老舗料亭の板前 山下雅史（長谷川朝晴）
現場の指紋は凶器だけでなく水道蛇口や調理器具まで丁寧に拭き取られていた
第一発見者は経営者の香川百合子（藤谷美紀）及び老舗料亭の板前 大村征二（風見しんご）
新潟県警 馬渕一郎（榎木孝明） 畑野（木崎浩之）
現場検証の場に百合子の妹 高瀬千尋（宮本真希）とその夫 三生（遠山俊也）が現れ、千尋が百合子の頬を殴る
百合子は、牧場を経営する実家を捨て東京に出て、全てを妹に押し付けた ７年前父親が死んだとき一度帰ってきただけ
それが先日突然、山下を連れ、新潟で小料理屋を始めることを一方的に話していった
それが先日突然、山下を連れ、新潟で小料理屋を始めることを一方的に話していった
百合子のアリバイにはあいまいな点が残っている 新幹線に乗った時刻が、美容院で話した時刻と証言した時刻が異なっている
内装を請け負っていた業者 田中庄治（佐渡稔）は、山下が、百合子ではない女性と親しげにしていたことを証言する 似顔絵は、千尋そっくりだった
実は、千尋と山下は10年前に会っていた 佐渡旅行にきた山下と島の娘 千尋は恋に落ち、東京に出てきてほしいとも言われたが、父を置いて島を出ることができず、見合いで高瀬と結婚していた
千尋は、山下と二人きりになった時、新潟から出て行ってほしいと頼んだ 山下は、辞めた老舗料亭の板長 黒川嗣郎（寺田農）に東京に帰ると話していた
山下の心変わりを知り、百合子が殺したのではないか、山下の真意を確認しに来た大村は百合子を疑う
百合子が出頭し、自分がやった、と自供する しかし、妹と山下にも深い関係があったことを知った近松は、刑事 畑野とともに佐渡に渡る
妹夫婦に指紋採取を要請する畑野、高瀬は震えだし告白する
千尋が入浴中、山下からメールが来た 会いたいという内容だったので、メールを削除し、指定時刻、場所に高瀬が行き、事情を確認しようとした 嫉妬に襲われた高瀬は山下に掴みかかり、倒れた山下は意識を失う 殺してしまったと思った高瀬は逃げ出した
指紋を拭き取るなどの余裕はなかった
板長 黒川が新潟に現れる
目的は山下に託した包丁を取り戻すこと
近松は黒川から事情を聞く
大村を新潟に送り、山下の真意を確認させようとしたがそれは土曜日（犯行のあった日）だった しかし、土曜日の夜、具合が悪かったので明日出かける、と言ってきた さらに、山下が辞めたため後継者は大村にしようと思ったが、山下が戻ってくればやはり・・・
近松はすべてを理解する
《参考》シリーズのリスト
2022.05.25 配役名で書き換えた